「この福祉サービス知らなかった…!」発達障害があるわが子と家族を支える福祉サービスとは?

ライター:LITALICOライフ
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LITALICOライフ
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発達障害のあるお子さまを持つご家庭においては、お金の面や生活面において将来わが子が一人で生活していけるのかが心配、というご家庭も多いようです。LITALICOライフの無料で参加できる勉強会「子どものうちから考える福祉サービス」では、発達障害のある子どもの自立に向けて、今から利用できるものに加えて、将来受けられる福祉サービスについて解説します。

わが子が利用できる福祉サービスって...?

LITALICOライフの勉強会について、ある高校2年生と小学6年生のお子さんのお母さまの体験ストーリー仕立てでご紹介します。

わが家には、高校2年生の息子と小学6年生の娘がいます。
兄はASD(自閉スペクトラム症)と軽度知的障害の診断を受けており、高校生になった今も生活や学習の面でサポートの必要な場面が多くあります。

金銭面においても共働きで家計を支えてはいるものの、生活費や教育費で何かと支出が多くなってしまう日々……。特に、息子の将来や自分の老後のために少しずつでも貯蓄しておかなければとは思うものの、なかなか思うようにいかず不安になることがあります。
わが子と家族の将来について考えているイメージ
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日々の生活を成り立たせることに加えて、将来への不安も募る中、たまたまネットで高校卒業後にも受けられる「福祉サービス」はいくつもあるらしいということを知りました。特に金銭面でのサポートについては興味があり、将来受けられるサービスはできるだけ広く把握しておきたい……。

ただ、ネットで調べてみても一人で理解するには難しい内容も多く、結局わが子は「どの」サービスを受けられるのか、また「いつから」受けることができるのかが分かったようで分からず……。

あれこれネットで情報を集めていたある日、『子どものうちから考える「福祉サービス」』という勉強会を目にしました。発達障害に特化して主要な福祉サービスについて網羅的に解説する勉強会らしく、ちょうど興味がある内容です。

無料で、オンラインで気軽に参加できるようだったので、実際に勉強会に参加してみることにしました。

わが子が利用できる福祉サービスが分かる!

勉強会ではまず金銭面でのサポートとして、20歳未満の場合に受給できる可能性がある「特別児童扶養手当」や、20歳以降に受給できる可能性がある「障害基礎年金」について分かりやすく解説されました。

さらにその後、私の今一番の関心ごとでもある、金銭的な負担に大きく関わる高校卒業後の「仕事」「住まい」「暮らし」などで活用できる福祉サービスについて深く説明がありました。

例えば働き方については、「就労継続支援A型・B型」や「就労移行支援」などの詳しい解説がありました。働くことに関する福祉サービスの存在はこれまでもなんとなく知ってはいたものの、それぞれの違いは良く分かっていませんでした。
今回の勉強会で改めてそれぞれのメリット・デメリットを把握できたことで、今後の進路選択に大いに役立ちそうです。

息子の就職についてはまさにこれから考えなければならない時期になってくるので、将来の働き方から逆算して残りの高校生活を過ごすことが大切だと感じました。

また、住まいに関する福祉サービスの解説では、わが子が将来自立して生活していくことができるイメージがこれまで以上に湧くようになったことも良い変化でした。
わが子が受けられる福祉サービスについて考えるイメージ
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勉強会で学んだことを活かし、わが子の将来を見据えて今からでもできる準備を少しずつ始めようと思います。
厚生労働省|特別児童扶養手当について
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/huyou.html

発達障害のある子どもの「福祉サービス」に特化して分かる!

LITALICOライフでは保護者さま向けの無料オンライン勉強会「子どものうちから考える『福祉サービス』」を開催中です。ぜひ気軽にご参加ください。
わが子が受けられる福祉サービスについて考えるイメージ
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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