子どもの自己肯定感を下げない叱り方とは?【公認心理師・井上雅彦先生にきく】

ライター:発達障害のキホン
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「子どもの𠮟り方が分からない」「自己肯定感を下げない叱り方って?」──そんなことを知りたいとき、専門の先生の解説があると心強いですね。ここでは「子どもへの叱り方」について、鳥取大学 大学院教授で発達障害を専門とする井上雅彦先生が分かりやすく教えてくれます。(取材/LITALICO発達ナビ編集部)

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監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。

Q:子どもの𠮟り方が分かりません。自己肯定感を下げない叱り方など知りたいです。

A:子ども自身の人格を否定しないで行動に対して叱ること、怒りの感情のみを子どもにそのままぶつけるような叱り方をしないことが大切です。
回答:井上 雅彦先生(鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授)
回答:井上 雅彦先生(鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授)
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子ども自身の人格を否定しないで行動に対して叱ること、怒りの感情のみを子どもにそのままぶつけるような叱り方をしないことが大切です。子どもは何を叱られているのか分からない場合があります。どうしてその行動がよくなかったのか理由が分かるように伝え、代わりにどうすればいいのか教えられるとよいでしょう。

また、子どもが興奮しているときに伝えるのではなく、少し落ち着いてから納得するように伝えることも大切です。
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