児童発達支援や放課後等デイサービス、いつから、どう探す?経験者のチェックポイントや体験談も
ライター:発達ナビ編集部
新年を迎え、次年度お子さんが通うための発達支援施設を探していらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」ってどんなところ? いつから、どうやって探せばいいの? と疑問に思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
今回は、発達ナビ連載ライターの皆さんの施設探しの体験コラムをまとめました。
「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」、いつから、どうやって探す?
新年を迎え、障害があったり、発達特性があるお子さんの保護者の皆さんの中には、次年度お子さんが通うための発達支援施設を探していらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
また、そもそも「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」ってどんなところ? いつから、どうやって探せばいいの? と疑問に思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
また、そもそも「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」ってどんなところ? いつから、どうやって探せばいいの? と疑問に思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
児童発達支援・放課後等デイサービスとは?
児童発達支援とは、障害児通所支援の一つで、小学校就学前の6歳までの障害のある子どもが通い、支援を受けるための制度です。日常生活の自立支援や機能訓練を行ったり、保育園や幼稚園のように遊びや学びの場が提供されます。
児童発達支援とは?サービスや費用、手続きの流れなど【専門家監修】
放課後等デイサービスとは、障害のある6~18歳の就学児童(小学生・中学生・高校生)が学校の授業終了後や長期休暇中に通え、生活力向上のためのさまざまなプログラムが行われています。学校や自宅までの送迎がある施設もあります。
放課後等デイサービス(放デイ)とは?利用方法、費用など【専門家監修】
発達ナビの連載ライターの施設探しリアルエッセイ
発達ナビ連載ライターの皆さんの施設探しの体験談をまとめてご紹介します。
ASD息子の「放デイ探し」チェックポイントは?
発達に心配のあるお子さんを預かってもらう施設を探す際には、さまざまな不安があると思います。知的発達症を伴うASD(自閉スペクトラム症)のある息子さん・ほぺろう君の就学にあたり、放課後等デイサービス探しを経験したぼさ子さんに、利用可能日、送迎の有無、発達支援内容など、施設探しのチェックポイントを教えていただきました。
自閉症息子の「放デイ探し」チェックポイントは?利用可能日、送迎の有無、発達支援内容…納得の選択のためにできること
障害がある息子は学童に通える?「放課後等デイサービス」という選択肢を知って
「障害のある子どもを長時間預かってくれる場所はあるの?」「仕事をやめないといけないの?」と不安に思っている方も多いと思います。ASD(自閉スペクトラム症)のある太郎君の母・まゆんさんは、太郎君が保育園を卒園した後、学童に入れるのかと不安でした。そんな時知った「放課後等デイサービス」。発達支援のための福祉サービスですが、働く保護者の強い味方になる場合も多いのです。まゆんさんに6年間通ってみて思うことを教えていただきました。
働く母の大問題!ASD息子は学童に通える?保育園の先生への相談で知った「放課後等デイサービス」という選択肢。6年間通わせた今、思うこと
「療育」って何? 3タイプの発達支援施設に通ってみて
ゆきみさんのご長男・けんと君は発語がゆっくり、運動が苦手、周りに興味を示さないなど、発達に気になる点がありました。けんと君との関わり方に悩んでいたゆきみさんですが、2歳から療育に通いはじめ、お子さんの特性を少しずつ理解していくことができたそうです。
1歳半健診で指摘、不安の中で知った「療育」とは?3タイプの発達支援施設、そこで感じた親子の成長
2歳ASD息子は療育を全力拒否!「通う意味ある?」と思っていたけれど
まるさんの息子さん・リュウ君は2歳頃から療育に通い始めました。しかし全力で嫌がるリュウ君の様子に「通う意味はあるの?」と思っていたまるさん。通い出して1年半、どのように成長したのでしょうか?
「通う意味ある?」2歳で始めた療育、全力拒否!「無理強いしない」1年半を経て、ASD息子のいま
さいごに
施設によって、支援のスタイルも千差万別です。お子さんやご家族のニーズに合った「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」を見つけられるように、ぜひ参考にしてみてください。
そのほかの施設探し関連コラムはこちら!
発達年齢は「10ヶ月」。1歳10ヶ月の息子の自閉症疑いから診断、療育探しに奔走…体もメンタルも限界だったけれど
年長からでは遅い?放課後等デイサービス探しの厳しい現実!自閉症息子の放課後の居場所は家族の死活問題
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。