勇気を出して3歳児健診に行ったママ友は

そして、果敢にも!? 3歳児健診に行ったダウン症のある子のママ友の話では
「勇気を出して行ってみたが、うちの子が注目されることなんてなかった……。というか、障害があっても、なくても3歳というと手がかかりまくる時期だから、どこの親も自分の子を見るのに必死で、他所の子にまで目を配る余裕もなかったみたい……」とのことでした。

たしかにそうかもしれませんね(笑)。
障害があってもなくても、3歳児は大変……。どこの親も自分の子で精一杯!
障害があってもなくても、3歳児は大変……。どこの親も自分の子で精一杯!
Upload By 星きのこ
皆さまの3歳児健診が無事に終わりますように!!
執筆/星きのこ

(監修:鈴木先生より)
そもそも健診の目的は親御さんが日頃困っていることを相談したり、お子さんの心身の隠れた問題点を指摘したりすることにあります。
ダウン症も含めてすでに診断を受けているお子さんや親御さんも、周囲の目を気にせずに日頃の困っていることを気軽に何でも相談できる健診の雰囲気づくりが重要だと私は思います。もし親御さんが周囲の目が気になるような場合は、別日を設けるなどの配慮もあるといいですね。
今回の星きのこさんのような訴えを、もっと自治体に知ってもらうためにも遠慮せず声を出すことで障害があるお子さんやそのご家族が過ごしやすい環境が整えられるきっかけになるのかもしれません。
我々医師も応援しますので、地域みんなで助け支えあえるようなコミュニティを実現していきましょう。
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https://h-navi.jp/column/article/35029844

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

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