強いこだわり。ワンオペ限界!「癇癪のなぜ?」を一緒に分析、夕方のわが家が激変

ライター:発達ナビPLUS
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発達障害のあるお子さんの中には、ささいなことで興奮し、癇癪に繋がりやすいお子さんもいます。
また、強い「こだわり」が癇癪のきっかけになることもあり、対応に苦慮されるご家庭も多いようです。
保護者(Aさん)も、ワンオペでの子育てとお子さんの激しい癇癪に悩んでいました。
今回は、保護者(Aさん)の癇癪への対応とお子さんの変化を、ストーリー仕立てでご紹介します。

目次

保護者にとってもつらい……。癇癪への対応

保護者にとってもつらい……。癇癪への対応
保護者にとってもつらい……。癇癪への対応
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お子さんの癇癪や「こだわり」にお悩みを抱えているご家庭も多いのではないでしょうか。

例えば、
・数字や食材など、特定のものに強いこだわりがある
・自分の思い通りにいかないないと激しく怒る
・見通しが崩れるとパニックになり、なかなか落ち着けない など

お子さんによって、さまざまな困りごとがあるかと思います。

癇癪や「こだわり」への対応は、保護者にとってもエネルギーを削られるものです。
特に「こだわり」によってなかなか日々の生活が前に進まない、外出先でも癇癪がある、といった場合は、家族への影響も大きいかもしれません。

今回、お子さんの癇癪に対する悩みが軽減したとお話ししてくださったAさんも、以前は深く悩んでいた一人。

Aさんがどのようなサポートをしたのか、ストーリー仕立てでご紹介します。

ワンオペで限界のなか、相談して見えてきた「子どもなりの癇癪の理由」

●Aさん(仮名)
<お子さん>
・3歳
・ASD(自閉スペクトラム症)の疑いあり

<Aさんのお悩み>
・お子さんの強いこだわり
・お子さんが思い通りにいかないと泣き叫ぶことがつらい
・夫に相談しても理解を得られない

家では長時間の癇癪も、園では問題なし?家族の理解も得られずワンオペに疲れ果てた

うちの子はこだわりが強く、幼稚園から帰ると、おやつを食べる→ブロックで遊ぶ→17時に好きなテレビアニメを見る、というルーティンを守らないと気が済みません。
少しでも予定が崩れると激しく怒り、特にアニメの放送がお休みになったときなどは、2時間ほど泣き叫ぶこともありました……。

加えて、負けや失敗を受け入れることができず、ゲームで負けそうになると「もうやらない!」と怒ったり、工作でうまくできないとぐちゃぐちゃにしたりすることも多く、園生活は大丈夫なのかと心配になるほどでした。
なぜ負けが許せない?
なぜ負けが許せない?
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しかし、園ではとても大人しいらしく、先生から見て対応に困るような場面はないようです。
また、夫は普段は深夜に帰宅し、出張も多いので癇癪を目の当たりにすることが少なく「子どもってそんなものじゃない?」と取り合わない態度でした。

小児科で相談してみたこともありましたが、医師からは「ASD(自閉スペクトラム症)かもしれませんが、一旦年長さんになるまで様子をみましょう」という言葉のみでした。

診断も確定せず、家族に頼れる人もおらず、一人で子どもの癇癪と向き合わざるを得ない毎日で、途方に暮れていました
時に限界だと感じることもある子育て
時に限界だと感じることもある子育て
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専門家の相談で見えてきた「子どもなりの癇癪の理由」

そんな時に、専門家に自分の子どものことを相談できる「発達ナビPLUS」を知りました。

こだわりと癇癪を何とかしたい一心で「専門家への相談」サービスで相談を送ったところ、

・うちの子ならではの癇癪の理由の分析
・家で私ができそうな手立てと改善の見通し
・園との連携のコツ

などが詳しく盛り込まれた回答が届いて驚きました。

私は「どうにかして癇癪をやめさせたい」とばかり考えてしまっていたのですが、 「なぜこだわるのか?」理由を探ることが大事という指摘に、なるほど!と思いました。

ほかにも、
・聴覚と触覚の感覚過敏の可能性があるので、園での負担が大人の想像以上に大きい可能性がある
・園でとても頑張っているので、家では求めるハードルを下げるほうが良い
という見立てや、子どもの興味・関心を活かした目からウロコな切り替え方法も複数記載されていました。
親子ともに無理のない癇癪対応
親子ともに無理のない癇癪対応
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「一人じゃない」と思え、気持ちがちょっとラクになった

何度か相談を続けるうちに、癇癪・こだわりのなかにもいろいろな理由があることを知りました。回答を読み返しながら「私一人ではこんなところまで気づけなかったな」「一緒に子どものことを考えてくれるってありがたいな」と感じました。

また、何かと叱ってしまうことが多く、子どもの自己肯定感の低さが心配だったので、「自己肯定感を育む関わり方」のライブ配信にも参加しました。
事前質問や当日もチャットで質問できるので、他の参加者の悩みも聞くことができ「一人ではないんだ」と思え、また参考になることも多かったです。

子どもも、癇癪が全てなくなったわけではありませんが、少しずつ活動を切り替えられることや、状況に応じて相手の言うことを受け入れられる場面が出てきたように感じます。

遊び方もバリエーションが広がってきて、先日「ブロックでこんなの作れるかな?」とさりげなくリクエストしたら、応えてくれました。
幼稚園から帰ってからのルーティンも、アドバイスの実践でだいぶ楽になってきています。

発達ナビPLUSを利用することで少しずつ見通しが立ってきて、気持ちがちょっとラクになりました。
今後は小学校に向けた準備や、入学後に出てくるであろう困りごとを引き続き相談させてもらいたいと思います。
どんな𠮟り方が自己肯定感を下げる?
どんな𠮟り方が自己肯定感を下げる?
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発達支援の専門家に相談できる「発達ナビPLUS」

ここまで、発達ナビPLUSを利用するAさんの体験談を、ストーリー仕立てでご紹介しました。

子育ては、ご家庭だけで抱え込まず、第三者に相談することがとても大切です。周囲には言いにくいことや理解してもらいにくいことでも、発達の専門家に相談することで、対応の見通しが立つことや心の負担がぐっと軽くなることもあります。

発達ナビPLUSは、お子さまのサポートだけでなく、保護者の子育てに関するストレスについても寄り添います。
「どう対応したらいいか?」「子どもの将来の不安を吐き出したい」といったお悩みや、子どもの理解を深めてより良い関わり方をしたい方にもおすすめです。

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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