病院通いは大変でも、かかりつけ医がいる安心感は大きい!

「発達障害かもしれない」から始まった、次女と病院の長いお付き合い。発達障害の診断があったことで、学校にも合理的配慮をお願いしやすかったですし、話し合いもスムーズでした(もちろん理解ある先生方に恵まれたことも大きいのですが)。ADHD(注意欠如多動症)の投薬治療のために定期的に病院に通うのは大変なこともありますが、そのおかげで次女の成長障害にもいち早く気づいていただき、治療を開始することができました。

子どもにかかりつけ医がいることは、とてもありがたく、心強いものです。どんな小さな違和感であっても、お子さんに何か気になることがあるならば、かかりつけ医に相談することで次の道に繋がることもあります。たとえ一度の受診で問題ないと言われたことがあったとしても、別の病院では診断が変わるということもありえますし、信頼できる病院探しから始めてみるのも良いのではないかと思います。
執筆/ゆたかちひろ

(監修:鈴木先生より)
診断に関しては医師のセンス(知識と経験)が問われます。小児科医はそれぞれ専門分野があるため、いつの日か自分の専門領域だけしか診なくなる傾向が否めません。小児科医の基本は小児全般を診ることにあります。その中で気になる所見があれば、専門外来へ紹介するシステムになっています。例えば今回のように低身長があるなら内分泌外来へ、貧血がひどければ血液外来へ、血尿やむくみがあれば腎臓外来へ、心雑音や不整脈があれば循環器外来へ、等々です。診断の引き出しが多ければ多いほど、それぞれの専門のドクターとはパイプがありすぐに紹介してもらえるのですが、そうでない場合もあります。親御さんがお子さんのちょっとしたサインに気づいたら遠慮なくまずはかかりつけ医に相談してみることが必要です。相談しても不安が解消されない場合には、ぜひ別のクリニックで相談してみてください。
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https://h-navi.jp/column/article/35030731
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
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