教員の専門性向上と制度改革:子どもたちの未来を支えるために

現在、通常の学級にも支援が必要なお子さんが多く在籍しています。すべての子どもに適切なサポートを届けるためには、教員一人ひとりの「専門性」をいかに育み、支えるかが重要です。日本LD学会理事長を務める海津先生らが参加されたシンポジウム、すぐそこの未来へ―発達障害教育に関わる免許の実現に向けて―では、支援職のキャリアと未来に深く関わる教員免許制度改革の動向を詳しく解説していただきました。
すぐそこの未来へ―発達障害教育に関わる免許の実現に向けて―
すぐそこの未来へ―発達障害教育に関わる免許の実現に向けて―
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諸外国における特別支援教育の現状や、日本の大学における「教職課程コアカリキュラム」の課題、教育・医療・福祉の連携における欧米との比較など、教員免許制度改革の意義や課題、展望について重要な示唆がありました。
すぐそこの未来へ―発達障害教育に関わる免許の実現に向けて―
すぐそこの未来へ―発達障害教育に関わる免許の実現に向けて―
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子どもたちの未来を支える力へと変えるために、今私たちになにができるのか。第一線の研究者による具体的な提言から、「すぐそこの未来」へつながるヒントを、ぜひ見つけてみてください。

シンポジウムの内容は、アーカイブでも視聴ができます。
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・シンポジウム概要
すぐそこの未来へ―発達障害教育に関わる免許の実現に向けて―
司会者・企画者: 涌井 恵1
司会者: 佐藤 克敏2
話題提供者: 是永 かな子3 、田中 裕一4 、齋藤 卓弥5 、大塚 晃6, 7
指定討論者: 吉利 宗久8 、海津 亜希子9
(1. 白百合女子大学、2. 京都教育大学、3. 高知大学、4. 神戸女子大学、5. 北海道大学病院 子どものこころと発達センター、6. JDDネット副理事長、7. 上智大学総合人間科学部社会福祉学科 名誉教授、 8. 岡山大学、9. 明治学院大学)

ご紹介する講演やシンポジウムでは、発達に特性のある子どもたちの支援について理解を深めるための重要な視点と、実践に役立つヒントが得られることと思います。専門家による最新の研究や実践事例をぜひご覧いただき、明日からの支援にお役立てください。

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
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