今回はプログラムで実施している新聞キャッチについてご紹介致します。
この日はお天気が良かったのでシェルフの前の公園で行いました。
新聞キャッチは認知機能トレーニングの一つで、
新聞紙を丸めて棒状にしたものを投げ合うトレーニングです。
新聞キャッチでは、息を合わせ、相手が取りやすい位置に、
相手が取りやすいように力を加減して投げなければなりません。
投げると同時に相手から飛んできた新聞をキャッチするので、
慣れないと難しいものです。
このトレーニングでは、
相手との距離感を練習することができます。
また、相手との距離感=相手に向けて話す声のちょうど良い大きさ
の感覚を身につけることにもつながります。
シェルフでは何度もやっているので、子ども達は慣れたものです。
「せーのッ!」と声を掛け合いながら投げ合うと上手くいきます。
2人組で上手くできるようになったら、
4人グループで、
その次は6人グループで、
最後は全員で輪になって
「せーのッ!」と声を合わせて
みんなで気持ちを合わせてグルグルと投げていきます。
右に向けて投げると同時に
左から飛んでくる棒をキャッチするので
これは、けっこう難しいです。
全員が成功すると「わーっ!」「やったーッ!」と歓声が上がります。
みんなで達成感を感じることもできるトレーニングです。
シェルフかごはら第2教室では、定期的にこの新聞キャッチに取り組んでいます。
「ここに通う子たちは、仲が良いですね」と
初めて来られた方に言われることが多いのですが、
みんなと息を合わせてこのようなトレーニングに取り組むことで、
仲間意識も育っているのではないかと感じています。
人との距離感を身につける新聞キャッチ
教室の毎日
22/04/01 13:20