明日は暦の上では二十四節気の「立春」に当たります。その前の日に季節の変わり目として節分が行われていました。「ガリレオ」でも「生命力と魔除けの力」
があるという穀物(大豆)を鬼に扮した指導員に「一年の無行息災」を願いながら「鬼は外・福は内」の掛け声で楽しくも、意味がある時間を過ごすことが出来ました。昨今では昔ながらの風習や伝統が軽んじられているようですが、「ガリレオ」では日本の良き風習を継承できる子供たちを育成したいと考えています。また、もう一つの行事として「恵方巻き」つくりをしました。恵方巻きの由来はご存知とは思いますが(諸説あり)江戸時代から明治にかけ大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったのが始まりと言われています。
本来ならば七福神にちなんで7種類の具材をまいて「恵方」※その年の福徳を司る神様がいる方向を向いて無口で自分の心のなかで願い事を考え・思いながら食する行事ですが、その成り立ちや意味を児童に説明した後におこないました。日頃はあまり話を聞くことが苦手なA君も神妙に聞き役割分担に則して食材を切ったり、ご飯を炊いたり等日ごろでは見られない雰囲気の中で恵方まき
行事は終わりました。また、トピックスとして挙げなければならない事があります。それは、以前は「仲良し二人組み」を歌っていたB君とC君の仲がギクシャクしているこの頃ですが、何とC君は自分の恵方巻きを作った後に欠席をしているB君の恵方巻きを何も言わず作り「これB君の恵方巻き」と指導員に渡していました。それを受け取った指導員はビックリ。そして、感激のあまり涙する場面がありました。(少し大げさですが)
子供たちは、大人の知らないところで大きな成長をしていることを感じさせられた一日でした。今日の「節分」「豆まき」「恵方巻き作り」で「ガリレオ」の
児童にも大きな幸せが来ることを祈っています。
「ガリレオ」にも福が来ました。
教室の毎日
19/02/03 18:58