こんにちは☆


今日は以前ブログでちらっと話題に出した、「じゃんけん」の支援について
ご紹介します✋✨


鬼ごっこや、かくれんぼ、トランプ遊びなど　様々なルール遊びがありますが
ほぼ、全ての遊びにおいて登場するのが　「じゃんけん」　！


順番決めや、ルール遊びやごっこ遊びの配役決めなどでたくさん登場すると思います。大人になっても、時々「じゃんけん」はしますよね。

そんな　「じゃんけん」　大きくなったと同時に誰しも自然とできるわけではありません。。じゃんけんにもルールがあります！


・じゃんけんポン！　「ポン」　のタイミングでグー・チョキ・パーのいずれかを選択して出す
・組み合わせによって、勝ち、負け、あいこ　がある


特に難しいのが　勝ち・負け・あいこ　の理解です。

グー×パー　＝　パーの勝ち
グー×チョキ＝グーの勝ち
グー×グー＝あいこ

人数が増えると・・・
グー×チョキ×パー＝あいこ

など少なくても４パターンの組み合わせを理解しなければ成立しません。


じゃんけんの理解の支援は、特に一人ひとり　支援方法が変わってきます。


①とにかく実践を重ねて、組み合わせを記憶して理解する子
②じゃんけんの勝ち負けあいこの理由を理解してから、実践をするとできるようになる子


てらぴぁではこの２つに分かれています。
①は、記載通り　とにかく「じゃんけんポン！」と実践を繰り返していきます。
職員と一対一で、何度も取り組むことで自然と「勝ち・負け・あいこ」を覚えていきます。できるようになってきたら職員の人数を増やして二人以外でのじゃんけんのパターンを覚えていきます。



②は、勝ち・負け・あいこ　の理由を説明します。
写真に載せているイラスト・もしくは実物のハサミ・石・紙　を見せて
どうしてグーが勝ちなのか？負けなのか？　を言葉で説明or実際にやってみせて伝えます。

何度か説明をしたとこで、　手前にあるじゃんけんカードを使って
じゃんけんをし、「これはどっちの勝ち？」「どうして？」と理由も尋ねます。
「石は・・・ハサミ切れないから、ハサミの勝ち」　と徐々に伝えられるようになってきたら、実践です✨

実際に「じゃんけんポン！」　実践し、その中でも理由を尋ねます。
理由も理解し、勝ち負けの判定もできるようになったらお友達と実際に取り組んでいきます。


このように、２つの支援方法でじゃんけんは練習をしています。
お友達と実践する前に、一対一でじっくりと伝えることが出来るのは個別支援の強みです✊❣　先に練習をすることで、子どもたちも安心・自信をもって実際の場面でできるようになります♬


時々、「ポン」のタイミングで出すのが難しいことがありますが、
相手が何を出すのか相手の手元をじっくり見る＆勝ちたい気持ちゆえにタイミングがずれてしまう理由であれば、一旦目を閉じて「ポン！」で出す練習を繰り返します。タイミングが合ってきたら、目を開けて「ポン！」　タイミングよく出すことが出来たら、「上手～～～！！！！！ポンで出せたね✨」としっかりと褒めて強化していきます！


また、じゃんけんは　相手とタイミングを合わせて出します。
相手と掛け声・目合わせしたり、手元を見て「ポン！」「あいこでしょ！」と出すのでコミュニケーションの基礎のひとつでもあります😊


子どもたちが、子どもたちの世界の中で少しでもスムーズにコミュニケーションがとれるように、楽しめますように子どもたちの目線・世界に合ったルール遊びの支援など　今後も取り組んでいきます♬子どもたちのお話や行動からもヒントを得ることがたくさんありますので、日々アンテナを張ってセラピーをしてまいります☆


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