こんにちは。
8月も半ば、セミがないてすっかり夏らしくなりましたね。暑い日も多いですが、水分補給をしながら楽しく毎日を過ごしましょう!
今回は、子どもたちの要求の出し方についてお話しします。
子供たちは、日々生活している中で成長していくにつれて様々な要求が出てきます。
「~が欲しい」「~で遊びたい」「~を取ってほしい」「~やって」「~とって」「~かして」等、大人やお友達との関りの中で出てくることがありますよね。
しかし、子どもにとってその要求が自然に出てくることが難しい場合もあります。
座っている子どもの目の前に、いきなり1つおもちゃを置いてみても、反応があまり無いこともありますよね。
退屈そうに遊びはするものの・・・というようでは中々要求が出てきません。
そんな時、私達は、まず子どもの興味のあるもの、ジャンル、おもちゃを
探していきます。
子どもの目の前で、大人がおもちゃで遊んでみます。全く見向きもしなければどんどんおもちゃを変えていきます。
すると、子どもの好きな物の傾向が掴めてきます。
例えば、子どもの興味のあるおもちゃがおままごとだったとしましょう。
与えられたもので遊ぶことが出来るようになったら、野菜を持っている子どもの近くで包丁を持ち待っておきます。すると子供はその包丁を欲しがります。
ここで「かしてほしいな・・・」という子どもの要求が生まれます。
この時に、その子に応じて、要求をこちら側に伝えられるように促していきます。
子どもの次の行動を予測して、要求を作り出す環境づくりをしていきます。
要求が出ることで、発語にも繋がっていきます。
要求を伝え、通ることでおもちゃの遊び方や興味も広がり、強化子(以前ブログでお話ししています)として使っていきます。
このように、子どもの要求を待つだけでなく、作り出していくことも大事にしていきいと考えています。
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てらぴぁぽけっと 新宮中央駅教室
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20/08/12 09:06