こんにちは。
もうすぐ10月になりますね。日中はまだ暑い日もありますが、朝晩は涼しくなって、子供たちにとっても過ごしやすい気候になってきましたね！


今回は見通しを立てることについてお話しします。
生活の中で、「～しましょう」という大人の指示に対して子供が「いやだ」「しない」と返事をすることがあると思います。

ここからは教室での年中さんの事例です。おもちゃで遊んでいる子供に「トイレに行こう」と言うと、「行かない」と言った時。今は子どもはおもちゃで遊んでいる最中で、気持ちの切り替えが出来ていない状態です。
そんな時、声掛けで見通しを立ててみました。
「帰りの会が終わったらトイレに行こうね。」と声を掛けると「うん」と頷きます。
その後、帰りの会の後に、自ら「トイレに行く」と言うことが出来ました。

また、時計使って見通しを立てる方法もあります。
例えば「お部屋に入るよ。」と言う指示をすぐに聞くことが難しい子供に対して、事前に時計を見せて「長い針が6になったらお部屋に入ります」と声掛けをしました。時間になったら「時計を見て。長い針はどこかな？」と聞いてみると「6」と子供が言うので「お部屋に入ろうね。」と伝えると、きちんとお部屋に入ることが出来ました。

このようにして、見通を立てて、少しずつこちらの指示に対応できるようにしていき、徐々にイレギュラーなことにも対応できるようスモールステップで促していきます。
最初は教室での個別の指示から始めて、幼稚園、保育園で行っている集団での一斉指示に繋げていければよいなと考えております。


教室について見学してみたいなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。

てらぴぁぽけっと　新宮中央駅教室
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