ペーパーランタン
紙で作った提灯を先週は作りました。
紙の紐と半紙と画用紙で作るランタンなのですが、
何かを作る時、何パターかあるのですが
そのうち基本的なのは組み立てること。
土台を基礎に組み立てるのですが、もしその土台がない場合はどうしたらいいのでしょうか?
空気の上にペイントすることはほぼ不可能です。
なのでその空気に何かを纏わせてみてはどうでしょうか。
風船などがいい例ですね。
空気の形をかたどるために風船に空気を入れると
薄いゴムが空気を纏って膨らんでくれます。
今回のペーパーランタンは空気にゴムを纏わせ、
それを土台に、のりをふくんだ水に浸かった紐をまき
芯を作り、その上にさらに半紙を貼っていきより強固な側をつくってゆきます。
あとはランタンが固まった後に中の風船を割ってしまえば、中には空間が残されます。
生活の中に多く存在する、ウチとソトの関係。
教室の中や家の中。はたまた、風船や提灯のようなものにもウチとソトがあります。
風船を見た時に、ほとんどのこどもが風船としか認識しないと思います。それに対して、空間を閉じ込めておく手段という見方が増えると、教室や家みたいな別の空間に行った時に、そこがただの空間であって、嫌なことをする場所や、安心する場所などとラベリングせずに自由に過ごせる発見に繋がってもいいのかな、と
提灯作りをしてみました。
ラベリングをしないということは、どこにいてもそこが楽しい場所にすることも可能ですし、服や椅子など閉じていないものでも、最小単位の纏っているものだけで自分の気持ちをリフレッシュできるきっかけ作りにもなると思います。
paper lanternづくり
教室の毎日
23/09/12 13:45