前回も少し明記したのですが、
生徒が組み立てていたジェンガを4台使ったタワーです。
こちらのタワーは土台にジェンガを円形に並べたモノを上に積んでいくモノなのですが、隙間が均一にあけられているんですね。
この隙間が製作者の美意識なのだと思いますが
オリジナリティと言いますか、即興で組み立てる美意識が積み立てるだけの行為の中に見えてとても美しかったんですね。
遊びですし、意味や意義のないモノを組み上げるのでしょうけど、
自由さしかない中に統一されたデザインが垣間見れるのは
まるで、自然の中でみる光の美しさに近いものがあるなと思いました。
要は本人(自然)は意図していない美しさ、意味を持たない美しさを人間は持っているんだな、と思うわけです。
日々、学校や実生活、社会など様々な場面で
行動の理由を求められて生活する中で
子供は自由に、意味を持たず美を求める一瞬が生活のなかにあって、
そんな一瞬を大切にしてあげたいなと思います。
積み上げる
教室の毎日
23/09/30 11:44