学びの森の放課後等デイサービスでは、子どもの興味・関心から生まれる学びの経験を大切にしています。
今回も2名の子どもが、自分の興味・関心のあるテーマでプレゼンをしてくれました。
トップバッターは前回のブログでご紹介した、中学生のプレゼンに感化された小学生の男の子。
彼は自分の好きな漫画(アニメ)『鬼滅の刃』の紹介をしてくれました。
ストーリー、登場人物、見どころ・・・。自分の考えを、自分のことばで語ってくれました。
大トリは写真中央の中学生。プレゼンをするのは今回で2回目です。
前回は、自分が話す内容(セリフ)を一言一句文字に起こしていました。
しかし今回は、「アドリブでやってみたい」と言い出したのです。
ホンマにできんのかいな?と思いましたが、僕が浅はかでした。
その子は自分の伝えたいことだけでなく、その場の雰囲気や、聞いている人の反応を伺いながら、場をつくっていったのです。
面白いなと思うのは、そんな彼に反応して、聞いていた人がその場に「参加」し始めたことでした。
ある子はコメントを、またある子は質問を投げかけます。プレゼンをしている子が知らないことを補足する子まで現れました。
僕たち大人の側は、正直何もしていませんでした。していたことといえば、それを面白がって眺めることくらいです。
自分の興味・関心のあることを伝える。たったそれだけのことで、子どもたちが学び合う場がつくりあげられていく面白さって何なんでしょう?
見ているこっちが学ばせられる場でした。
今回のプレゼンを通して、また新しい動きが出てきそうです。
楽しいなぁ、学びの森放課後等デイサービス。
これをご覧の皆さまのお問い合わせ、お待ちしています。
では、失礼いたします。
「学び」が生まれる場
教室の毎日
20/07/29 16:12