こんにちは！
てらぴあぽけっと大倉山教室です😊

自国語を「話す」という能力について、今回はお話ししたいと思います。
言葉の理解のルートは意外と複雑で、知覚、運動、認知といろいろな能力が要求されます。

たとえば、「どんな動物が好き？」と聞かれたとき。

①「ドンナドウブツガスキ？」を耳で受け取ります。
②「ドンナドウブツガスキ？」をリズムや区切りを含めた音の情報として知覚します。
③「どんな　どうぶつ　が　すき？」を知っている言葉（語彙）と照会します。
④好きな動物の種類を聞かれたことを理解します。
⑤知っている動物の種類を思い浮かべ、自分の好きなものを選択。返答として用意します。
⑥口や舌、喉などの、発声に必要な筋肉の運動を企画、神経を通して筋肉に指令を発します。
⑦「うさぎが好き」と話します。

①②は知覚機能
③④⑤知識や思考などの認知機能
⑥⑦は神経・運動の機能を使います。

沢山の経路、能力が必要なため、聞くー答える　という行為は難しいのです。

てらぴぁぽけっと大倉山教室には言語聴覚士が2名在籍しております。
言葉が出ない。言葉が少ない。周りのお子様に比べて、コミュニケーションが幼いなど、悩み事のご相談も承っております。

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