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園での指摘を就学前の成長へ!集団生活のつまずきを補う療育

「おしゃべりは上手だし、知能面での遅れもない。けれど、お友達との距離感が少し近すぎたり、相手の嫌がるタイミングが分からずに突き進んでしまう」✨ 年中・年長さん頃になり、園の先生からこのような「ちょっとしたお友達関係のつまずき」を指摘され、どうしたらいいか悩んでしまう親御様は少なくありません。「小学校に上がったらトラブルになってしまうのでは……」と不安が膨らんでしまうこともありますよね。 今回は、言葉のきめ細やかなコミュニケーションに課題を持っていた年長児のTくんが、場面に合った関わり方を身につけ、自信を持って就学を迎えられるようになるまでのストーリーをご紹介します。 ■1. 「おしゃべりが上手」だからこそ見えにくいつまずき 入室当初のTくんは、大好きな恐竜のことなら大人顔負けの語彙力でたくさんお話ししてくれる、とても人懐っこい男の子でした。 しかし、いざ小集団の場に入ると、お友達が別のおもちゃで遊んでいる最中でも「ねえ見て!」と自分の世界にグイグイ巻き込んでしまったり、お友達が困った顔をしていても気づかずに話し続けてしまう場面が見られました。 Tくんには悪気は一切なく、「お友達が大好きで関わりたい!」という純粋な意欲に溢れていました。ただ、「相手の表情や様子を観察し、その場にふさわしい言葉を選ぶスキル」が、まだ未熟な状態だったのです。😊 ■2. 「相手のサイン」に気づく、小さなクイズあそび そこで私たちは、Tくんの優れた言語力を活かしながら、マンツーマンの個別支援のなかで「相手をよく見る」スモールステップを開始しました。 ◎感情のクイズ セラピストが様々な表情が描かれた絵カードを見せながら、「このお友達は今、どんな気持ちかな?」とクイズを出します。 ◎具体的なセリフの練習 さらに「こんな『困った顔』をしているお友達には、なんて声をかけてあげたら優しいかな?」と、具体的な代替行動を一緒に考えていきました。🌟言葉でルールを理解するのが得意なTくんは、「相手がこんなお顔の時は、一度お話をストップするんだな」ということを、楽しく確実に脳内にインプットしていきました。 ■3. 「個別」で学んだルールを「集団」で実践する 個別支援でルールをマスターしたTくんは、次のお取り組みとして、お友達が1〜2人いる共同療育(ソーシャルセラピー)の場へと進みました。 大好きなおもちゃを共有する場面で、お友達が少し名残惜しそうな顔をしたら、すかさずセラピストが「お友達のお顔を見てごらん。どうかな?」と小さなヒント(プロンプト)を出します。 するとTくんはハッと気づき、覚えたてのセリフを使って、 「お友達、まだ使いたかった?じゃあ、タイマーが鳴ったら交代しよう!」 と、自分からお友達に歩み寄り、折り合いをつけることができたのです。 ■就学前の不安を、楽しみに変えていくために 現在のTくんは、園の先生からも「お友達の様子をよく見て、進んでおもちゃを譲ったり、優しい言葉をかけられる場面がすごく増えました!」と、驚きと喜びの報告をいただけるほどに成長しています。 「言葉は出ているけれど、集団のなかでなんとなく浮いてしまうかもしれない……」 そんな、周囲には少し分かりにくい就学前のモヤモヤとした不安を抱えていらっしゃる親御様はとても多いです。 しかし、コミュニケーションの空気の読み方や言葉の選び方も、適切なアプローチを行えば、子どもたちは必ずスキルとして身につけていくことができます。小学校という新しい大きな世界へ、お子様が笑顔で飛び込んでいけるよう、私たちはこれからもオーダーメイドのサポートを大切に届けていきます。

【空きあり/ご見学随時受付中】てらぴぁぽけっと三郷駅前教室/園での指摘を就学前の成長へ!集団生活のつまずきを補う療育
教室の毎日
26/06/06 11:36 公開
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相手の気持ちを読み取る!声色で感情を当てるミニゲームのコツ

「お友達の言葉をそのまま真に受けて怒ってしまう」 「相手が嫌そうな顔をしているのに、自分の話をずっと続けてしまう」✨ 言葉でのやり取りが上手になってきた年中〜年長さんのお子様を持つ親御様から、こうしたご相談をいただくことがあります。 私たちが普段行うコミュニケーションでは、言葉の意味そのものだけでなく、相手の「声のトーン(声色)」や「表情」といった情報をキャッチして感情を推測しています。てらぴぁぽけっとでは、親子で楽しく遊べる「感情当てミニゲーム」を通してこの力を育んでいきます。今回は、お家ですぐに実践できるステップをご紹介します。 ■1. 「どんな気持ちか当ててねクイズ」 言葉の意味に頼らず、「声のトーン」と「表情」に注目させる一番おすすめのゲームです。 ◎やり方 お母さんやお父さんが、あえて短い一言(例:「あ〜あ」や「お弁当」など)を、声色や表情を変えて発信します。 ◎バリエーション がっかりした声で「あ〜あ……」(悲しい・残念) 怒った顔と尖った声で「あ〜あ!」(イライラ・怒り) 笑顔できらきらした声で「あ〜あ✨」(嬉しい・楽しい) ◎ポイント 「今のはどんな気持ちだったでしょうか?」とお子様にクイズを出します。正解できたら「大正解!ママのお顔をよく見ててくれたんだね!」と全力で褒めます。😊 ■2. 「役割交代」で表現力を磨く クイズに慣れてきたら、次はお子様が「出題者」になる番です。 ◎やり方 「次は〇〇くんが、怒った『お弁当』をやってみて!ママが当てるね」と交代します。 ◎効果 自分が表現する立場になることで、「こういう気持ちの時は、こういう声や顔になるんだ」という自分の内側の感情と、外側への表現が結びつくようになります。🌟 ■3. コミュニケーションを支える土台は「大人の傾聴」 こうしたゲームと同時に、日常の会話のなかでお子様が「自分の話を聞いてもらえた!」という安心感を味わえていることが、相手への興味を育てる大前提になります。 お子様が何かをお話ししてくれた時は、一瞬だけ手を止め、体をお子様の方に向けて「へえー!それからどうなったの?」と、大人が全身で興味を示して聞いてあげる(傾聴する)。この「聞いてもらえた喜び」の貯金が、やがて「お友達の話も聞いてみよう」という相手への思いやりへと繋がっていきます。 ■相手をよく見るお稽古 お子様の成長はすべて「楽しい!もっとやりたい!」という意欲から始まります。声色クイズや日常の丁寧な傾聴を通して、「相手の表情や声を観察するのって面白いな」という感覚が育っていくと、園生活でもお友達のサインに自然と気づける場面が増えていきます。 当教室では、これまでにも「体験を通して他者視点を育むスモールステップ」や「悪気のない煽り言葉の言い換え方法」など、社会性を伸ばす療育のヒントをたくさんご紹介してきました。今回のクイズもその一環です。まずは今日のご飯のあとやお風呂の中での「3分間の感情クイズ」、ぜひ親子で笑いながら試してみてくださいね!

【空きあり/ご見学随時受付中】てらぴぁぽけっと三郷駅前教室/相手の気持ちを読み取る!声色で感情を当てるミニゲームのコツ
教室の毎日
26/06/05 11:13 公開
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同じ遊びばかり?タイプ別・子どもの遊びの幅を広げるコツ

「ミニカーをずっと一列に並べるだけで、走らせて遊ばない」 「お気に入りのアニメの特定のシーンだけを、何度も繰り返し見ている」 ✨ 前編(26/04/24公開)の記事では、お子様のこだわりを否定せず、今の興味に新しい要素を「トッピング」していく、プレゼント選びのような考え方の基本をお伝えしました。 今回はその【後編】として、お家での遊びがマンネリ化してしまった時にすぐ試せる、さらに具体的な「タイプ別の広げ方(実践編)」をご紹介します! ■1. 感覚刺激を好むタイプ(ひらひら、キラキラなど) 手を目の前でひらひらさせたり、おもちゃを目の横で回して見つめたりする行動は、視覚などの感覚刺激を自ら楽しんでいる状態です。 ◎広げ方のコツ その「揺れる」「風が起きる」という感覚そのものを、別の遊びにスライドさせます。 ◎お家での工夫 手をひらひらさせていたら、大人がうちわを持ってきて「風がくるよ、涼しいね〜!」とあおいでみたり、風船を上に向かってポンと飛ばして、落ちてくる動きを一緒に目で追う遊びに誘ってみます。「感覚を味わう」という目的はそのままに、「大人と関わって遊ぶ楽しさ」へと繋げていきます。😊 ■2. 特定のモチーフ(数字やキャラクター)を好むタイプ 「数字のカードしか触りたくない」「特定のキャラクター以外は受け付けない」という、強いこだわりを持つお子様です。 ◎広げ方のコツ まったく新しいおもちゃを買い与えるのではなく、「今大好きなもの」の中に、新しい学び(要素)を混ぜ込みます。 ◎お家での工夫 数字が大好きなお子様なら、時計やタイマー、計算機をおもちゃとして渡してみたり、数字の入った塗り絵(1番は赤、2番は青で塗ろう、など)を用意してみます。大好きなキャラクターのフィギュアを使って数を数えるお稽古に発展させるのもおすすめです。🌟 ■3. プレゼントを選ぶように、遊びを仕掛ける 新しい遊びを提案するときは、まるで「内緒のプレゼント」を選ぶようにお子様の好みの色や手触り、音の好みをリサーチして仕掛けます。 「お勉強」として教え込むのではなく、「これ、あなたの好きな色でしょ?おもしろいよ!」と、お子様の「好き」に100%乗っかることが、失敗しない最大のポイントです。 ■楽しさの掛け算で、世界を広げよう 三郷駅前教室の療育でも、例えば電車へのこだわりが強いお子様に対して、電車の模型をカードの上に走らせながら課題をクリアしていくなど、特性をエネルギーに変えるアプローチを常に実践しています。 まずは「同じ遊びでつまらない」と思わず、「この感覚が好きなんだね!」と一緒の目線で楽しむことから始めてみませんか?お家で遊びの幅がちょっと広がった瞬間があれば、ぜひ教えてくださいね。

【空きあり/ご見学随時受付中】てらぴぁぽけっと三郷駅前教室/同じ遊びばかり?タイプ別・子どもの遊びの幅を広げるコツ
教室の毎日
26/06/03 09:33 公開
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思いやりの心を育てる!他者視点を身につける3つの遊びのヒント

「お友達の気持ちになって考えてみて」 子育ての中で、つい使ってしまうこのセリフ。✨ しかし、3歳〜5歳頃のお子様にとって、目に見えない「相手の心」を頭の中で想像することは高度なジャンプです。てらぴぁぽけっとでは、言葉だけで教え込むのではなく、楽しい「体験」の積み重ねによって自然と他者視点を育んでいきます。今回は、お家でも簡単にできる練習のヒントをご紹介します。 ■1. 大人が「困ったふり」をしてみる 相手の状況に気づく(共同注意)ための、一番簡単な仕掛けです。 ◎やり方 お子様の目の前で、お母さんやお父さんが「あれ?ハサミがないな、困ったな……」と、あえて少し大きめの声で独り言を言ってみます。 ◎効果 お子様が気づいて持ってきてくれたら大成功!「ありがとう、ママとっても助かったよ!」と全力で感謝を返します。「自分の行動で大好きな人が笑顔になった!」という強烈な成功体験が、相手を観察するスイッチを入れます。😊 ■2. 「もらって嬉しいもの」を想像するクイズ おうちでの塗り絵や工作の時間を、ちょっとした他者視点のお稽古に変えてみます。 ◎やり方 「この塗り絵、おばあちゃんにプレゼントしよう!おばあちゃんは何色が好きかな?赤と青、どっちで塗ったら喜んでくれると思う?」と声をかけます。 ◎効果 「自分が好きな色」ではなく「相手が喜ぶ色」に一瞬だけ自分の外側に視線を向けさせる、非常に良い練習になります。🌟 ■3. ミニゲームで「声色」や「表情」を当てる 言葉の意味だけでなく、相手の様子から感情を読み取る練習です。 ◎やり方 対面で「今からママが『あ〜あ』って言うから、どんな気持ちか当ててみてね」とクイズを出します。がっかりした顔、怒った顔、笑った顔などを見せます。 ◎ポイント 「正解!」と盛り上がりながら、今度はお子様にも「嬉しい『あ〜あ』をやってみて!」と役割を交代して遊びます。 ■「共感」は、小さな成功体験から育ちます 他者視点の発達は、決して急ぐ必要はありません。「周りの様子に気づく」→「相手が喜ぶ姿を体験する」→「相手の気持ちを想像する」という階段を一つずつ登っていくことで、思いやりの芽が着実に育っていきます。 三郷駅前教室でのソーシャルセラピー(共同療育)でも、先生がわざとお椅子を足りなくして「困ったな」と言うと、お子様が「どうぞ!」と椅子を運んでくれるような、素敵な気づきの仕掛けをたくさん用意しています。まずは日常の中で、親御様の「ありがとう!」の笑顔をお子様にたくさんプレゼントすることから始めてみませんか?

【空きあり/ご見学随時受付中】てらぴぁぽけっと三郷駅前教室/思いやりの心を育てる!他者視点を身につける3つの遊びのヒント
教室の毎日
26/06/02 10:11 公開
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