①の続きです。
小学校低学年に見られる困難さ
●見通しのつかなさによる困難さと支援方法
自閉症スペクトラム障害の特徴の1つに、ルーティンや習慣へのこだわりがあります。
例えば、家からどこかへ行くときは必ず同じ道順を歩くことや、毎朝の支度を同じやり方や時間ですることにこだわりがある子どももいます。
どうしても学校ではイレギュラーな時間割があったり、授業中、いつまで聞いていたら良いのか、その次は何をするのか、など見通しのつかない場面が多くあります。
そのため、自閉症スペクトラムのあるお子さまの中には、このような見通しのつかない状況に過度に不安を感じる子どもがたくさんいます。
見通しがつかなく、不安が募ると、お子さまによってはパニック状態に陥るときもあります。
そのため、特に同じルーティンにこだわりがあったり、新しい環境が苦手だったりするお子さまの場合は、学校においても細かくスケジュールを立てるなど、見通しが立つ支援が有効といわれています。
また、行事などで普段の時間割が変更する場合は、早めにご本人と予定が変化することを確認しておくことをおすすめします。
③へ続きます
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小学校低学年における自閉症の子どもへの支援②
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21/03/06 15:26