一般的に1歳頃に「社会的参照」が形成される準備がととのいます。
社会的参照とは、社会にとって良いか悪いかを知ることです。
この頃の子どもが何か行動しようとする時には、お母さんを見て「これをしても、大丈夫?」といった顔をします。
そのときに、お母さんが「大丈夫だよ」「駄目だよ」というふうなサインを出してあげることで、社会にとっての「良いこと」「悪いこと」を学んでいきます。
発達障害のある子どもは、生まれながらにもっている本人の素質などが原因となり、この年齢が遅れる傾向があります。
一般的な子どもは、お店に欲しいものが並んでいたとしても、まず盗もうとは思いません。
盗もうとすると、何か妙な感じがするからやめるという、原始的な判断がはたらいているからです。
まだ言語が育たないうちに感じることができます。
この社会的参照が育たなければ、後々、犯罪などの反社会的な行為をしてしまう原因にもなるかもしれません。
そのために親ができるサポートは、子どもに対して「良いこと」「悪いこと」のサインを出すことです。
親に社会的判断を求めてきた子どもに対しては、はっきりと「良いこと」、「悪いこと」のサインを伝えてあげることが大切です。
出来ればなぜなのか、こどもの立場でわかるように説明してあげましょう。
見学のお申し込み、質問等も受け付けていますので
是非「空き確認・見学予約」のオレンジボタンを押して
気軽に質問してみましょう!!
社会的参照
タメになる情報
21/03/21 17:27