場面緘黙症で典型的なのは、家庭では普通に言葉を話せるのに、幼稚園などでは話せないという症状です。
場面緘黙への対応の基本は「無理に話させる」のは、マイナスになる可能性が高いということです。
自分は話さなくても、その場にいて人の話を聞くことを楽しむのも、十分豊かなコミュニケーションです。
例えば、先生がお母さんと子供に「昨日は夕飯は何を食べたの?」と聞きます。
お母さんには、「昨日はハンバーグを作りました」と自然な会話を続けてもらいます。
「◯◯君もたくさん食べたの?」と、とお子様のことも会話に登場させますが、「そうなんです、おかわりして食べたんです」「わー、おいしかったんだね!」と、笑顔で声をかけながら、また自然な会話を続けます。
お子様は心の中で、「お母さん、私がたくさん食べたことを先生に話してくれた」「先生がほめてくれた」と思っているかもしれません。
「ハンバーグだけじゃなくて、野菜も食べたって言いたいな」と思っているかもしれません。
それが自然と口をついて出ることが、会話を楽しむことではないでしょうか。
「自分は話すのが上手じゃない」とマイナスのイメージを育てず、大人ができるサポートを考えたいと思います。
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場面緘黙症について
タメになる情報
21/03/23 10:36