言葉に遅れがある場合、「刺激が届きにくい」という子どもの状態が考えられます。
特に発達障害の子どもたちは、耳から入った音を適切に選別できなかったり、大人の意図を共有できなかったりするために、適切なインプットにつながっていないことがあります。
そこで大切なのが、"共同注意"と"擬音語を使ったやりとり"です。
◎共同注意
相手の注意がどこに向けられているかを理解するスキルです。
どこに注意が向けられているか、を理解していないと、大人が自然とかけた言葉がなにを示しているのかピンと来ず、頭にも入りづらい状態になります。
理解してもらうためには、子供の注意が向きやすいおもちゃなどを使い、目線や指差しで注意を共有している体験を促します。
自然と興味を向けている対象があるので、刺激が入りやすい状態になっています。
◎擬音語を使ったやりとり
子供に声がけをする時に、擬音語を使うように意識します。
例えば、
「ここに入れて」→「ここにポットンして」
「水を出して手を洗って」→「水をジャーして手をゴシゴシして」
など、日常的に擬音語を使うとより伝わりやすく刺激になります。
無理に言葉を言わせようとするのではなく、自然なやりとりから引き出すことが大切です。
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言葉の遅れ③
タメになる情報
21/03/30 17:34