多くの子どもは生まれてから数年で、流暢に言葉を話すようになりますが、文法を教えて覚えさせているわけではありませんよね。
それなのに、何もないところから言葉を習得していくのです。
それは、幼児には、まわりの環境からたくさんの事実を吸収し、論理に転換する力があるためだと考えられています。
言葉の遅れの原因はさまざまですが、発達障害の子どもは、「環境から事実を学ぶ」という入り口に難しさがあることが考えられます。
言葉を事実として環境から学ぶために必要なスキルを考えてみましょう。
・大人の発する言葉を、周りの音と区別し、適切に聞き取る
・それが何を示しているのか、大人の目線や表情から理解する
・その時の口の動きを観察する
非常に複雑な情報処理が瞬時に求められますが、発達障害(特に自閉症スペクトラム)の子どもは、そのすべてに難しさを抱えている可能性があります。
では、何が大切なのか、次回のコラムに続きます。
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言葉の遅れ①
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21/04/04 14:38