発達障害の子どもは、失敗を受け入れるのが、特に苦手なときがあります。
先のことを見通して「失敗してもやり直せる」というとらえ方ができないのです。
幼児期の子どもは、誰しも上手ではありませんが、経験を重ねていくうちに、だんだんできるようになっていきます。
もちろん、発達障害の子どもであっても、ゆっくりと成長していきます。
ですから、失敗してパニックになっても、温かく見守って、成長を待ってあげる姿勢が基本です。
でも、パニックになって困っている子どもに、どうにかして「大丈夫」なことを伝えてあげたいと思いますね。
そんなとき、便利な魔法の言葉は「まきもどし!」です。
例えば、バスの時間に遅れて、パニックになってしまった、というとき。
「まきもどし!時間を巻き戻そう!」と、家までの道をもう一度戻り、次のバスにちょうど良い時間にバス停に着くように、再度家の前から出発します。
大人にとってはなかなか面倒ですが「それで落ち着いてくれるなら…」と考えてみるのも一案ではないでしょうか?
そして、そんな風に「まきもどし」を繰り返しているうちに、”失敗してもやり直せる”ことをわかりやすく経験し、理解できるようになります。
お菓子など、他のものでごまかしてもいいのですが、失敗を克服した経験になりにくく、不満足が残ります。
子どもを育てるのは、時間と手間がかかります。
「いつもそうしないと…」とがんばりすぎる必要はありませんが、「そんな考え方もあるんだな。」と感じていただけたらと思います。
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便利な魔法の言葉「まきもどし」
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21/04/04 14:38