ワーキングメモリの機能は成長と共に発達するものの、その度合いには個人差があります。では、ワーキングメモリの機能が弱かったり、発達が遅れたりするとどのような困りごとが生じるのでしょうか。
・記憶が苦手な場合
情報を脳内に書き留めておくことが苦手なため、必要なことを忘れてしまいやすくなります。例えば、先生の指示をすぐ忘れたり、黒板をノートに書き写すのが遅くなったりします。忘れ物や失くし物が多くなる場合もあります。
・整理が苦手な場合
情報の整理が苦手だと、入ってきた情報の中で何に注意すればよいのかがわからず混乱してしまう、場違いな言動をしてしまうこと等があります。
例えば、会話の受け答えがちぐはぐになる、どの順番で体を動かすのかわからず運動が苦手になる、といった困りごとが起こりえます。
・記憶の削除が苦手な場合
記憶の削除が苦手な場合は、新しい情報を取り入れにくく、行動の切り替えや連続的に会話を続けることが難しくなります。授業時間が変わっても次の科目に移ろうとしない、前の会話の内容を話し続ける、といった困りごとが起こりえます。
上に挙げた行動は一例にすぎず、また、ワーキングメモリの機能が弱いからといって全ての困りごとが現れるとも限りません。
見学のお申し込み、質問等も受け付けていますので
是非「空き確認・見学予約」のオレンジボタンを押して
気軽に質問してみましょう!!
ワーキングメモリが足りない?対処法をご紹介!②
タメになる情報
21/06/22 09:11