以前の私は文句たれであった。「どうして~なのだろう」が口ぐせであった。
大学時から親元を離れ一人暮らしをさせてもらっていたときは母親に愚痴や不安ごとを報告しては聞いてもらって安心していた。
30代になってからは1/3は母親、もう1/3は保健師さん、残りは自分で消化するようになった。私は38歳でわが子を出産してわが子が生後8か月で私は産後うつになった。毎日の育児がつらくて、でも逃げられなくて行き場のない気持ちはママ友に時々話していたが、子どもの相手で今は忙しいのでは…とか考えてしまうタイプだったのでなかなか気軽に自分の思いを吐き出せなかった。
私の産後うつの症状としては歯を食いしばるようなイライラが常時であった。
わが子がなぜ泣いているのかわからず、なかなか泣き止まないことに怒鳴ることもしょっちゅうであった。そんな自分に嫌気がさしていた。そんなときに気軽に相談できたのが、当時住んでいた市の保健師さんであった。知識のある保健師さんから具体的な解決策を提案してくれたのが私にはあっていた。私は寄り添われることより、男性的な思考で解決する方法がほしいタイプなのでその保健師さんはぴったりだった。
保健師さんにひたすら話すことでいつもすっきりした気持ちになった。私がひとしきり話おわってすっきりすると「山口さんはまた自分で解決されましたね」と話の最後にいつも言ってくれていた。
そうか、人と話すことは解決するための方法を自分でまとめていくこともつながるのだと学んだ。
40歳を過ぎた私は愚痴をあまりこぼさなくなった。
子育てを経験したことでできることとできないことへのいい意味でのあきらめの潔さが早くなったことが大きいと思う。
あとは愚痴を吐いたところで状況は変わらない、ではその中でどうすべきか自分は何ができるかを考えられるようになった。人への怒りや不安ではなく自分に集中する。
これから愚痴になるようなことがあったとしても人には絶対話すまいとさえ今は思っている。なぜなら自分の愚痴を相手が聞いたところで相手はハッピーにはならないし、私にとっては愚痴になるようなことがむしろ自分の糧になるヒントになると思っている。だからその気持ちを大切にしています。
私は人の愚痴を聞いてもプラスに返せる経験をこれまでどうやらしてきたようなので私でよかったら遠慮なくお聞かせください。話すことで自分の思いがまとめられることもありますよ。以前の私のように。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・ご相談専用TEL⇒ 【050-1808-1250】
アンフニでは1週間を通した活動になります。
運動や工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
「愚痴不平不満」児発・放デイ アンフィニ
教室の毎日
24/04/06 20:24