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(23件)
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今日の「できた」より、その先の「大丈夫」

お迎えのときに「今日はこれができました」とお伝えすると、保護者さまの表情がふっとゆるみます。 私たちも、その瞬間がうれしいです。 ただ、「できた」には二つの種類があると考えています。 ひとつは、その場でできたこと。 大人が声をかけ、手順を整え、うまくいくように場を用意すれば、多くの子は「できた」にたどり着けます。 もうひとつは、大人がいなくなっても残るもの。 「困ったら人に言えばいい」「失敗しても、やり直せる」——そうした感覚です。すぐに形にはならないし、記録にも書きにくい。でも、この子の10年後を支えるのは、こちらのほうです。 たとえば、椅子に座っていること。 「座りなさい」と言われて座っているのと、自分で気持ちを立て直して座っていられるのとでは、見た目が同じでも中身がまったく違います。 前者は、指示してくれる大人がいなくなると続きません。思春期になって「どうして従わないといけないの」と感じたとき、崩れてしまうこともあります。 思春期に入ると、子どもは自分で決める場面が一気に増えます。 そのときに支えになるのは、大人に従ってきた経験ではなく、 ・自分の気持ちに気づける ・困ったときに人を頼れる ・うまくいかなくても、もう一度立て直せる ・「自分は大丈夫」と思える ——こうした、内側から動く力です。 だからkids iでは、できる形を早く作ることを目指していません。 時間がかかっても、子どもが自分で考え、自分で選ぶ場面を大切にします。すぐに成果として見えにくいところですが、ここを飛ばすと、後から積み直すのが難しくなるからです。 「今日はこれができました」だけでなく、「今日はこんなふうに考えていました」「自分から助けてと言えました」。 そんな小さな変化も、同じくらい大切にお伝えしていきたいと思っています。 今日の「できた」は、もちろん一緒に喜びます。 そのうえで私たちが届けたいのは、この先ずっとその子の中に残る「大丈夫」です。

 kids i ひきみず【申し込み受付中!!】/今日の「できた」より、その先の「大丈夫」
日々のサポート
26/09/17 17:19 公開
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10年後から、今を考える

「小学校に入るまでに、これができるようになってほしい」。 そんな願いをお聞きすることがよくあります。就学はひとつの節目ですから、自然なお気持ちだと思います。 ただ、kids iが支援を考えるときは、もう少し先を見ています。 その子が10歳になったとき、15歳になったとき、大人になったとき——どんな姿でいてほしいか。そこから逆算して、今の関わりを決めています。 今すぐ形になる「できた」と、その先まで残る力は、同じではないからです。 たとえば、椅子に座っていられるようにすること。 指示に従えるようにすること。順番を守れるようにすること。 どれも大切に見えますし、練習すればできるようになることもあります。 でも、「言われたから座っている」と「自分で気持ちを立て直して座っていられる」は、見た目が同じでも中身がまったく違います。 前者は、指示する大人がいなくなると続きません。思春期になって「どうして従わないといけないの」と感じたとき、崩れてしまうこともあります。 思春期に入ると、子どもは自分で決める場面が一気に増えます。 そのときに支えになるのは、大人に従ってきた経験ではなく、 ・自分の気持ちに気づける ・困ったときに人を頼れる ・うまくいかなくても、もう一度立て直せる ・「自分は大丈夫」と思える ——こうした、内側から動く力です。 だからkids iでは、できる形を早く作ることを目指していません。 時間がかかっても、子どもが自分で考え、自分で選ぶ場面を大切にします。すぐに成果として見えにくいところですが、ここを飛ばすと、後から積み直すのが難しくなるからです。 今日の「できた」も、もちろん一緒に喜びます。 でも私たちが本当に届けたいのは、10年後のその子が、自分の人生を自分で選んでいけることです。 育ちは、今日だけの話ではありません。 少し先を一緒に見ながら、今できる関わりを考えていきます。

 kids i ひきみず【申し込み受付中!!】/10年後から、今を考える
日々のサポート
26/09/14 17:09 公開

「ひとりでできる」より、「助けて」が言える

「お友だちとうまく遊べない」「トラブルばかりで心配」「輪に入っていけない」。 人との関わりは、保護者さまからのご相談でいちばん多いテーマです。 こうしたとき、私たち大人はつい「ごめんねって言おう」「貸してって言おう」と、正しい言い方を教えたくなります。もちろん、それが役に立つ場面もあります。 でも、言い方を覚えれば関われるようになるかというと、そう単純ではありません。 人と関わる力は、いくつもの力が重なってできています。 ・相手の様子や表情に気づく ・自分の気持ちを、相手に伝える ・困ったときに「助けて」と言える ・うまくいかなかったとき、もう一度やり直す どこでつまずいているかは、子どもによって違います。 だから「ごめんねの言い方」だけを練習しても、その子の困りごとには届かないことがあるのです。 そのなかで、kids iがいちばん大切にしているのは「助けて」が言えることです。 ひとりでできることを増やすのは、たしかに大事です。 でも人は誰でも、ひとりではどうにもならない場面に出会います。そのときに「手伝って」「わからない」と言えるかどうかは、この先ずっと、その子を支える力になります。 だから私たちは、こんな場面を大切にしています。 ・「できない」と言えたことを、まず認める ・子ども同士のやりとりに、すぐ答えを出さない ・仲直りの場面に大人が入りすぎず、まず見守る ・うまくいかなかった経験を、責めずに一緒に振り返る トラブルは、なくすべきものではなく、学ぶ機会でもあります。 安心できる場所で、失敗しても大丈夫という前提があるからこそ、子どもは人との関わりを何度でも試すことができます。 ひとりでできる子に育てるのではなく、人とつながれる子に育っていく。 安心 → 挑戦 → つながり。kids iが見ているのは、その先にいる「困ったときに人を頼れる大人」の姿です。

 kids i ひきみず【申し込み受付中!!】/「ひとりでできる」より、「助けて」が言える
日々のサポート
26/09/09 17:25 公開

「直す」のではなく、「育てる」

子育てや療育の中で、「すぐ怒る」「お友だちを叩いてしまう」「集団に入れない」といった行動に、頭を悩ませることはありませんか。 こうした行動を前にすると、私たち大人はつい「やめさせなきゃ」「直さなきゃ」と考えます。注意する、ルールを決める、できたら褒める——もちろん、それで落ち着くこともあります。 でも、叱っても叱っても同じことが繰り返される。そんなとき、kids iでは少し立ち止まって、こう考えます。 「この行動の"奥"で、この子の中に何が起きていたんだろう?」 たとえば、お友だちを叩いてしまった子がいたとします。表に見えるのは「叩いた」という行動です。 でもその裏には、 ・おもちゃを取られて、悲しかった・悔しかった(感情) ・「わざと取られた」と感じた(出来事の受け取り方) ・でも、その気持ちをうまく言葉にできなかった(伝える力) ・落ち着く方法を、まだ持っていなかった(整える力) ——こんなプロセスが隠れているかもしれません。 行動は、結果です。 そして同時に、その子からの「サイン」でもあります。「今、こんなことで困っているよ」という、内側からのメッセージです。 だから私たちは、行動そのものを抑え込むのではなく、その背景にある「気持ち」や「受け取り方」「人との関わり方」に目を向けます。背景が変われば、行動は自然と変わっていく。そう考えているからです。 「直す」のではなく、「育てる」。 kids iが大切にしている、いちばんの土台となる考え方です。 お子さまの行動に困ったとき、「どうしてだろう?」と一緒に考えてみませんか。 その"なぜ"の中に、きっと支援のヒントがあります。

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26/07/18 12:59 公開

冬休みの生活リズムの乱れと癇癪の関係

【今日からできる対策】 冬休み明けに「癇癪が増えた」「朝起きない」「支度が進まない」などの相談が一気に増えます。 これは“わがまま”ではなく、生活リズムの乱れから起きる自然な反応です。冬休みの生活習慣と癇癪の関係、そして今日からできる実践的なサポートをまとめます。 1. 冬休みはなぜ生活リズムが乱れやすい? ① 夜更かし・朝寝坊が増える 帰省・イベント・家族との時間で生活が不規則になりやすい時期です。 ② 食事時間・内容が乱れやすい 特別な食事や外食が増えると、血糖値の乱れにより情緒が不安定になりやすくなります。 ③ 刺激過多で脳が疲れている 人混み、親戚の集まり、長距離移動など、普段より刺激が多く脳の疲れが溜まりやすくなります。 2. 生活リズムの乱れが癇癪につながる理由 ① 自律神経が乱れるため 睡眠と食事は自律神経に直結しています。乱れると感情調整が難しくなります。 ② 切り替え力が低下するため 脳の疲れは「遊び→支度」「テレビ→ごはん」などの切り替えを困難にします。 ③ 不快感に耐える力が弱くなるため 音・光・衣服の刺激に敏感になり、癇癪につながることがあります。 3. 冬休み明けに見られやすいサイン - 朝の支度で怒りっぽい - 園で泣くことが増える - 友だちと関わりたがらない - 眠そうにしている - 食欲にムラがある - 切り替えが極端に難しい これらは“生活リズムが戻っていないサイン”です。 4. 今日からできる“リズム改善 × 癇癪予防”の対策 ① 就寝時間を“15分ずつ”戻す 急な1時間前倒しは逆効果。15分刻みなら成功しやすいです。 ② 朝の光を浴びる 体内時計が整い、気持ちの安定に効果があります。 ③ 食事時間を固定する 朝・昼・夕の時間を整えるだけで情緒が安定します。 ④ 支度は“3ステップ化”で見える化 長い説明は逆効果。視覚情報が理解を助けます。 ⑤ 小さな成功体験を毎日1つつくる 「5分早く起きた」「自分で靴を履こうとした」などの積み重ねが安定につながります。 5. 園でできる支援(kids i の取り組み) ・冬休み明けは活動量を調整して無理をさせない ・成功体験を多く拾う声かけを意識 ・切り替え支援として“先に見通し”を伝える ・気持ちの代弁で感情の負担を軽減 ・疲れやすい子には安心スペースを確保 これらは癇癪予防に大きな効果があります。 6. まとめ:冬休み明けの不安定さは“自然な適応反応” 生活リズムの乱れは、休みを楽しく過ごした証拠でもあります。大切なのは、ゆっくりリズムを戻し、成功体験を積ませること。気になることがあれば、いつでもkids i にご相談ください。

 kids i ひきみず【申し込み受付中!!】/冬休みの生活リズムの乱れと癇癪の関係
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25/12/30 14:33 公開
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