境界性パーソナリティ障害（ボーダーラインパーソナリティ症）の症状は多岐にわたって存在し、本人をはじめ周囲の人たちも悩まされます。しかし決して個人の性格の問題ではなく、症状がそうさせているということです。これらは適切な治療を受けることによって、少しずつではありますが落ち着いていきます。

境界性パーソナリティ障害（ボーダーラインパーソナリティ症）がある人を支えることは大変なことだと思います。ですが、本人も自身の言動や思考をコントロールできず苦しんでいます。本人や家族だけで解決しようとするのではなく、専門家の支援も受けながら、お互いに適切な距離を取りつつ、また一方で支え合いながら付き合っていくことが大切です。