「1番がいい!」と子どもが泣くのは、なぜ?よくある3つの理由

2016/09/10 更新
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アナログゲーム療育アドバイザー松本太一です。 集団遊びや競技で、頑張って2番や3番を取れても、「どうしても1番じゃなきゃヤダ!!」と泣いたり暴れたりしてしまうのはなぜなのでしょう。考えられる原因と対策をまとめました。

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松本太一
アナログゲーム療育アドバイザー
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「1番じゃなきゃヤダ!!」一体何が原因?

ゲームや競争で負けて、悔しい思いをすることは、誰にでもあると思います。

しかし、勝敗や順位にこだわり、1番でなければ泣いて大騒ぎする子どももいます。中には1番になりたくてズルをしたり、1番になれないとわかると、ゲームや競争への参加を、拒否したりする子どももいます。

なぜここまで、子ども達は1番にこだわるのでしょうか?

頑張って2番や3番を取れても、「どうしても1番じゃなきゃヤダ!!」となってしまうのには、理由があります。

原因① 数概念が発達していない

幼児~小学校低学年で「1番病」があるお子さんは、数を扱う認知能力が、充分発達していない場合が多いです。

例えば4人でゲームを遊んでいて、2番だったときに、「4人の中で2番は『半分より上』だから、どちらかといえば優れた成績だ」ということが理解できないことがあります。

そのため、わかりやすい1番に常にこだわってしまう、と考えられます。

原因② 最初から不安いっぱいで参加している

競争やゲームが始まる前から、不安な気持ちで参加し、1番になれなかったことがきっかけで、その気持ちが爆発してしまうことがあります。

この場合、原因は1番になれなかったというよりも、不安なまま参加してしまったことが大きいです。

例えば、よく知らない人たちに混じって、今までやったこともないような、競技やゲームに参加させられたら、お子さんは先の見通しがつかず、強い不安を持つことになります。

原因③ 競争や勝負の経験が少ない

他者への関心が薄く、1人で過ごすことが多いお子さんの場合、そもそも他の子と競争や勝負をする経験が少なく、勝ったり負けたりすることに慣れていないことがあります。

また、過去にお子さんがトラブルを起こしたのを見て、親御さんが「ウチの子には勝負事をさせない」という方針でいるため、他の子と競った経験が少ない場合もあります。

こうしたお子さんの場合、年齢に関わらず、悔しい気持ちの処理の仕方を学んでおらず、泣いたり暴れたりする形でしか、自分の気持ちを表せないことがあります。

そんな時はどうすればいい?お友達と遊ぶ前に、まずは親子で楽しむこと

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上に挙げたような原因で「1番病」が起こっている、と考えられる場合、安心できる環境で、勝ち負けを繰り返し経験できることが大切です。

1つの方法として、簡単なゲームを親子で楽しむことから、始めてみると良いでしょう。数の理解に困難のあるお子さんの場合、その中で数を扱う練習ができると、なお良いですね。
例えば、「雲の上のユニコーン」は、幼児から小学校低学年のお子さんまでが、ゲームを楽しみながら数の扱いを学ぶのに最適です。
基本のルールは、すごろくと同じですが、先にゴールしたら勝ちという訳ではなく、途中でもらえる宝石を、たくさん集めた人が勝ちです。

宝石は、ピンク色の宝石コマに止まったとき、宝石の数を決めるサイコロを振り、出た目の数だけもらえます。

このとき、「いくつ宝石をもらえるかな?」と問いかけて、正しい数の宝石をとってもらうことが、数の練習になります。
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ピンク色のコマにとまるとサイコロを振た目の数だけ宝石がもらえる。
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親子で楽しめたら、友達も呼んでトライしてみよう

こうしたシンプルなゲームを、まずは親子2人で楽しみ、慣れてきたら友達も交え、遊べるようになると良いでしょう。

お子さんが何度もプレイして、よく知っているゲームであれば、先の見通しが立ちやすく安心してプレイできます。

そのため、1番になれなかったとしても、泣いたり暴れたりすることは少なくなるはずです。
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