実際に持って行った結果…

最初は「本当に持って行っていいの…?」という感じでしたが、キーホルダーなら…ということで持って行ってくれました。
そして、キーホルダーと共にトイレに行ってみた結果…
母の絵入りキーホルダーを持たせると、場面緘黙(選択性緘黙)のある次女から「学校のトイレ行けたよー」という報告があった
Upload By まりまり
「今日トイレ行けたよ~!」と報告があったのでした!

成長に伴って難しさが出てくる

その後、4年生進級時には「キーホルダーの絵新しくして~」という要望があり、5年生では慣れてきたのもあり、自分でなんとか頑張って学校のトイレに行けるようになっています。
成長と共に、特にトイレの問題などでは、担任の先生の協力を得たりすることを次女が恥ずかしく思ったりと、難しくなってくることを実感しました。
その都度、子どもの成長に合わせて親も考えていかなくてはいけないなと思った出来事でした。

執筆/まりまり
(監修:鈴木先生より)
昔からトイレは家の中心にはなく、部屋から出た廊下の隅に孤立してあるのが普通です。今は明るくなっていて芳香剤もありますが、昔は薄暗く臭いもあった印象があります。そして、昔も今も「トイレ」という非日常の場所へ行く不安が強く、行けてもドアを開けっぱなしにする子どももいます。また、家のトイレは行けても、学校や外出先の連なっているトイレには行けないという子どももいます。家のトイレなら、その子どもの好きなキャラクターのポスターを貼ったり、ぬいぐるみを置いたりして安心できる工夫をするのがいいでしょう。トイレだけでなく、入学式や冠婚葬祭など初めての場所に行くときにも、今回のキーホルダーのような、ポケットに入る大きさでお子さんの好きな物を入れていくような工夫があると、不安を軽減できることがあります。
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