満足そうな顔で帰ってきた長男
私は長男が「無事に帰って来ますように」と、ひたすら祈っていました。心配症で(笑)。先生が保護者にアプリを通じて、頻繁に修学旅行の様子や写真を送ってくれたのはありがたかったです。
私は長男が宿泊先から家に電話できるように、小銭とテレホンカードと電話番号を書いたメモを渡しておきましたが、電話はありませんでした(長男談「旅館に着いてからも忙しくて電話する暇がなかった。それに誰も電話してなかった」)。
解散場所にお迎えに行くと、長男はお友達のとなりで満足そうな顔をしていました。ああ楽しかったんだなと一目で分かり、私は涙が出そうになりました。みんなケガもなく無事に戻ってきてくれて、先生やお友達には感謝の気持ちでいっぱいでした。
あらためて、長男は登校渋りや欠席をするけれど、好きな給食や好きな授業、楽しいことが待っている日は行くんだなと思った出来事でした。
私は長男が宿泊先から家に電話できるように、小銭とテレホンカードと電話番号を書いたメモを渡しておきましたが、電話はありませんでした(長男談「旅館に着いてからも忙しくて電話する暇がなかった。それに誰も電話してなかった」)。
解散場所にお迎えに行くと、長男はお友達のとなりで満足そうな顔をしていました。ああ楽しかったんだなと一目で分かり、私は涙が出そうになりました。みんなケガもなく無事に戻ってきてくれて、先生やお友達には感謝の気持ちでいっぱいでした。
あらためて、長男は登校渋りや欠席をするけれど、好きな給食や好きな授業、楽しいことが待っている日は行くんだなと思った出来事でした。
執筆/星河ばよ
(監修:初川先生より)
長男君が無事に修学旅行に参加できたエピソードをありがとうございます。
親元を離れて数日とはいえ集団生活をする。これは親にとっても子にとってもなかなかどきどきするイベントですね。幼少期に親なしで外泊させてみたもののうまくいかなかった歴史をお持ちならなおのことと思います。
長男くんが修学旅行を楽しみにできる心持ちと、共に過ごしたくなるようなお友達、先生方がいて本当によかったなと思います。あっという間の小学校生活、入学したと思ったらすぐに高学年で修学旅行や宿泊の移動教室などが来ますね。保護者の立場からすると、子どもたちが子どもたちなりに成長していることを改めて感じさせてくれるイベントだと感じます。
もちろんお子さんによっては、そうした非日常が苦手であったり、日帰りならまだしも泊まるとなるとつらく感じてしまったりする子もいます。そうした場合はそうした場合で、行きたい気持ちとあんまり行きたくない気持ちと本人なりに一生懸命考えていることと思います。行くか行かないかも大事ですが、そうして考えることも成長の一つですね。
そばで見守る保護者からするとひやひやと心配になりますが、本人たちが納得できる決断をできることが大事だろうと感じます。
(監修:初川先生より)
長男君が無事に修学旅行に参加できたエピソードをありがとうございます。
親元を離れて数日とはいえ集団生活をする。これは親にとっても子にとってもなかなかどきどきするイベントですね。幼少期に親なしで外泊させてみたもののうまくいかなかった歴史をお持ちならなおのことと思います。
長男くんが修学旅行を楽しみにできる心持ちと、共に過ごしたくなるようなお友達、先生方がいて本当によかったなと思います。あっという間の小学校生活、入学したと思ったらすぐに高学年で修学旅行や宿泊の移動教室などが来ますね。保護者の立場からすると、子どもたちが子どもたちなりに成長していることを改めて感じさせてくれるイベントだと感じます。
もちろんお子さんによっては、そうした非日常が苦手であったり、日帰りならまだしも泊まるとなるとつらく感じてしまったりする子もいます。そうした場合はそうした場合で、行きたい気持ちとあんまり行きたくない気持ちと本人なりに一生懸命考えていることと思います。行くか行かないかも大事ですが、そうして考えることも成長の一つですね。
そばで見守る保護者からするとひやひやと心配になりますが、本人たちが納得できる決断をできることが大事だろうと感じます。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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