たぶんこれが一番大変……

夏休み中、食事の準備が本当に大変です。特にお昼ごはんが大変です。給食のありがたみを感じています。

そこで、曜日ごとに献立を決めてしまうことにしました。例えば、月曜日は納豆、火曜日はうどんといった感じです。忘れがちな曜日の感覚も保てますし、昼ごはんの献立を考える手間も省けるので、とても助かります。
曜日ごとに献立を決定!
曜日ごとに献立を決定!
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チートデイ(のようなもの)を設けます

工夫して過ごしていても、子どもたちに付き合って遊んだり、宿題の丸付けをしたり……と、正直なところ大人もかなり疲れます。そのため、時々「今日1日、好きなことを好きなだけやっていい日」という、ダイエットのチートデイのような日を設けることにしています。この日は食事もデリバリーを利用することがあります。

規則正しく過ごしたい長女はあまり参加しませんが、長男や次女はここぞとばかりに長編の映画を見たり、好きなだけゴロゴロしたり、大好きな絵や工作に没頭してリフレッシュすることもあります。
リフレッシュも忘れずに……
リフレッシュも忘れずに……
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いかがだったでしょうか。これはスパ山家流の過ごし方ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。残りの夏休みも無理なく、楽しく、ぼちぼち過ごしていきたいですね。

執筆/スパ山
(監修:初川先生より)
スパ山家の夏休みの過ごし方のシェアをありがとうございます。とても具体的で、参考にしたくなる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
夏休み、暑いし長いし、昼ご飯問題もあって、保護者にとっては全然“休み”じゃない時期ですね。スパ山さんのお子さん方は、予定に沿うのが好きなお子さんが2人いらして、「お家の時間割」がとても有効だったとのこと、特性を活かした工夫として素晴らしいですね。ゆるめに時間割を組んでそこに縛られないようにするとか、チートデイを設定するなど、ストレスになりづらい工夫も通底していてとても参考になります。
夏休みとなると、何か子どもにいい経験をさせたいとか、長い期間あるからこそだらだら過ごしているだけではダメだと決意される保護者の方は多いと思います。だからこそ、うまくいかない日が続くとイライラしたり、がっくりきたりすることもあるのではと感じます。特別なことももちろん大事ですが、淡々とした日常を刻み続けることも大切なことだと感じます。そういう意味で肩に力の入りすぎない「お家の時間割」は参考にしたいと感じました。
前の記事はこちら
https://h-navi.jp/column/article/35030029
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
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