怒りも悲しみも原動力に。すべての過去が今につながっている

簡単に私の経歴を紹介してきました。自身の特性や家庭環境、それに時代も複雑に絡み合っているなと感じます。振り返ってみるといろんな感情が浮かんできます。怒りも恨みも悲しみも喜びも感謝も。その思いが私の原動力になっています。

就職でつまずいたから就労支援を、誰かのために仕事をしてきた反動でフリーランスに、学校に馴染めなかった経験から居場所カフェのスタッフを。そして今後はもっと若者支援に関わりたいので資格勉強もしています。

といっても全肯定しているわけではありません。嫌な思いもたくさんありました。それが今の私を形作っていることは確かですが、同時に次の世代に同じ思いをさせないためにどうしたらいいのかを考えるようにしています。

そのためにも、自分が困ったこと、その原因と対策をしっかりと言語化していきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします!

執筆/くろまる
(監修:鈴木先生より)
私のクリニックには、くろまるさんのような方が大勢相談に来られています。神経発達症の診断は専門的な視点が必要なため難しく、子どもの病気ととらえられる傾向にあるため、くろまるさんのようにうつ病や双極性障害と診断されているケースが多くみられています。くろまるさんの小学生からの特性の偏りや生きづらさを考えると、ベースに神経発達症の傾向がある可能性も考えられます。神経発達症を特性と考え、その特性を生かした仕事に就ければいいのではないでしょうか。

また、少しユニークな視点ですが、私は「猫の習性は自閉スペクトラム症の特性とよく似ている」と感じることがあります。ルーティーンを好み、感覚に敏感で、同じ動作を繰り返し、塀の上など高い所を好む。以前は犬を飼っている家庭が多かったのですが、最近は猫が逆転して増えています。もしかすると、現代には猫のような特性を持つ方や、その感性に共感する方が増えていて、お互いに相性が良いパートナーになれているのかもしれません。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

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