今日はジェスチャーゲームについて書こうと思います。
9/8(水)に行った「ジェスチャーゲーム」というのは、
それぞれのチームに与えられたお題の生き物等をジェスチャーで演じ、
何が演じられているかを見ている人が当てるゲームです。
今日は、「ワニ」「カラス」「カマキリ」「ロボット」で行いました。
結構難しいと思ったのですが、すぐに当てる子がいて驚きました。
ジェスチャーをする側は、「模倣」と言い換えることができます。
「模倣」は保育、教育、療育などの場で多く用いられます。
そこには、日頃からの観察や、観察したことの記憶の想起、
そして、再現能力が求められます。
観察という行為は、観察対象の全体像や細かい特徴などを捉えることであり、
これらの見る力や気づく力は、
日常的な注意力や好奇心などから育まれるのではないでしょうか。
そうだとすれば、これらは、
いろいろなことにつながる大切な能力と言えるのではないでしょうか。
そういった意味から、子どもたちの行うジェスチャーを見て、
その子にもっと身に付けさせたい力や、
伸ばしたい力を考えることも、意味のあることだと考えます。
一方、見ている子は、集中力や観察力が問われます。
単に正答できるかどうかだけではなく、
どこに着目してその答えを導き出したのか、
何を勘違いして間違えたのか、
更に、見ているときの真剣な眼差し等に留意して、
今後の関わり方の参考にしていこうと考えています。
ジェスチャーゲーム
教室の毎日
21/09/14 12:57