こんにちは☺️
ナーシング有松校です。
本日は、言語聴覚士が伝える、
「オウム返しの原因・対応法」についてお話しします☺️
自閉症の子どもたちでオウム返しになってしまう子が時折みられます。
例えば、「おかえり」と大人が言ったのに対して
「おかえり」と真似をして答えたりします。
なぜ、オウム返しが起きるのか。
様々な原因があるとは思いますが、原因として、
・相手の言っていることが理解できない
・どうやって返答すればいいか分からない
といった理由があります。
私たち大人は当たり前に使っている言葉でも
子どもにとったらどのように返答すればよいか分からないなど
療育場面でも感じるものがあります。
オウム返しはことばが発達することで解消すると言われております。
対応方法としては、大人などがモデルを示してあげます。
例えば、「おかえり」に対して「おかえり」と言ってしまう場合には、
大人が「おかえり」「ただいま」という場面のやりとりをモデルとして
実施します。
また「何か食べる?」と聞いた時に、「何か食べる?」と
オウム返しになった場合はどのようにすればよいのでしょうか。
そのような場合は、「りんご」と「いちご」の選択肢を見せながら
選んでもらうとよいです。
理解できていないと感じたら、イラストなどの視覚的な情報を併用して
伝えてあげましょう。
子どもに言いたいことを代弁してあげることで
「自分がやっていること・感じている気持ちは、
そうやって表現すればいいのか!』という気づきをあたえることができ、
それが、言葉の成長にも繋がってきます。
本日は、言語聴覚士が伝えるオウム返しの原因・対応法です。
ナーシング有松校では、現在、言語聴覚士および作業療法士など
リハビリテーション専門職も複数名おります。
こういった専門知識もお伝えしていければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
言語聴覚士が伝えるオウム返しの原因・対応法
教室の毎日
22/06/16 12:32
