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LUMO（ルーモ）西宮江上校です。

イギリス発の子ども向け人気番組、機関車トーマス。昨年９月に登場した新キャラクターは、ブルーノ。

ブルーノは自閉症。楽しくてダジャレ好き、地域の路線がどこにつながっているのかをよく知っていて、時刻表が大好き！

製作会社のプレリリースの中で、
彼にとって最高の１日は、
「ありのままの彼を愛し、尊重してくれる友人たちと過ごすこと」と紹介されました。

担当する声優も、実際に自閉症の子が担当しています。英国では９歳のエリオット・ガルシア君。

また、アメリカの子ども番組「セサミストリート」では2018年に自閉症の特性のあるキャラクター、ジュリアが登場しています。この番組ではほかにもいろいろな事情のある配役が設定されていてその点はアメリカのふところの広さなのでしょう。

脚本を手掛けるクリスティーナ・フェラーロさんは、
「世の中の子どもたちが自閉症のことを少しでも知ってくれて、自閉症の子どもとも友達になれることを分かってほしい」と語っています。

TV番組を通して、いろいろな特性のある人がいること、違いがある中でともに生活していることが伝えられているのですね。様々な人種が一緒に暮らす欧米では、違っていることを認め合い、個人の自由、権利を尊重するのでしょう。日本の子ども番組でもこうした取り組みが始まるかもしれませんね。

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