こんにちは!
個別トレーニングを担当しています、言語聴覚士のEです。
今回はフォーマット遊びについてお話します。
フォーマット遊びとは「こうして、ああして、こうなる」といった遊びの流れを単純化したものです。
フォーマット遊びのいいところは
①遊びの始まりとおわりがはっきりして、遊びが続きやすい
②要求行動や共感行動がでやすい
③行動を擬音やことばにしやすい
ところです。
例えばコップにお茶をいれる(ジャー)→乾杯(カンパーイ)→飲む(ゴクゴク)→おいしい(オイシー)といったように子どもが真似しやすい音やことばに置き換えることができます。繰り返し遊ぶことができ、相手と視線を合わせたり、相手がいると楽しいという人への関心を向けることにつながります。「もういっかい」の言葉が出なくても、視線を向けたり、指でもう一回のサインを見せてくれる子もいます。
今日は保育園に通う年少のお友だちと果物のおもちゃを使ってフォーマット遊びをしました。果物の皮をむく「ムキムキ」→半分にわける「ハンブンコ」→食べる「アムアム」→おいしい「オイシー」のやりとりで遊びました。果物を切ったり、たねを取ったりの動作を加えてみたり、また味についても「おいしい」以外に「あまい」「すっぱい」など、いろんな音やことば、動作を考えながら表現することができ、相手の表情や反応を見ながら真似をしたりして、楽しく遊ぶことができました。
フォーマット遊び
個別トレーニング
25/04/30 13:22
