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横浜市認証指定事業所 FORTUNA(ふぉるとぅな)中川教室のブログ一覧

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都筑区放デイFORTUNA「対人行動における問題行動とは」

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こんにちは。都筑区の放課後デイサービスFORTUNAです。



私たちFORTUNAは、お子さまをただ預かるのではなく、子どもたちの出来ることを増やすために、毎日、日替わりで目的をもったプログラムを作成、実戦し、その様子をブログにアップしています。正直、非常に手間や時間がかかるので、他の事業所さまでここまでやられているところはあまりないと思っております。

保護者の方からも「いつも子どもの療育について丁寧な説明をいただきありがとうございます。大変感謝しています」とのお言葉を多くいただいております。このような言葉をいただけると、「しっかりと頑張ろう」という気持ちになります。ありがとうございます。職員一同これからも頑張っていこうと思っております。



さて今回は子どものソーシャルスキルにおける「問題行動」について考えてみます。

「問題行動」という用語は多くの場合、他者に危険を感じさせる攻撃的な行動や極端な主張行動をする子どもによく使われます。また、そのときの状況で社会的に認められた行動の「規範」に従って行動出来ない、あるいは行動しようとしない子どもを言い表すのにもしばしば用いられています。

しかし、教育や家庭の場では、「問題行動」とは、学習や集団への取り組む過程を阻害するあらゆる行動と考えられるべきなのです。



対人認知に困り事がある子どもの大部分は、何らかの「問題行動」を起こしてしまいます。家庭では保護者から絶えず促し行為がないと、起床できなかったり、家事手伝いや、宿題に取り組めない、最後までやり通せない。などの行動が見られます。

学校においては、クラス全員で課題に取り組んでいるときに、一人違うことをしたり、教師や友だちの迷惑となるような対人的に不適切な行動を取ったりします。



子どもの対人認知の困難が原因で生じる問題行動は軽度から重度まで様々ですが、存在するのは確かです。



従ってFORTUNAでは、「子どもたちが将来において社会的自立が出来るように」こうした行動に留意をし、改善を促す必要があると考えて、公認心理士などの専門家による認知能力を向上させるための療育(認知行動療法)を取り入れて認知能力を向上させるような療育を行っています。



行動介入とはABA(応用行動分析学)で使われる手法です。ABAは発達障害のある子どもの療育などで用いられています。療育におけるABAでは、人間の行動の基本原理に基づき、上手くいく行動を増やすことで、相対的に困っている行動を減らすための働きかけを行います。

そのため行動介入のストラテジー(目標達成のための計画や方法を立案すること)はどの子どもに対しても教育の基本的な一部ですが、対人認知に困り事がある子どもに対してはとりわけ重要なのです。

保護者や教師たちが「問題行動」に対処するときは、次の3つのアプローチが取られることが多いのです。

まずA:Antecedents=先行条件)行動のきっかけを特定します。B:Behavior=行動)該当する行動を明確に定義します。C:Consequences=結果)その行動に対処するため、より適切な別の発現を促す随伴性(2つ以上の事象の間の相関関係のことです)を考案します。

これは、行動の修正を促す「A→B→Cアプローチ」と考えることができます。

*ResultとConsequenceの違いは、前者は原因と結果が直接に結びつくことで、後者は諸々の要因を巻き込んで行き着いたところといったニュアンスです。



行動介入のストラテジーは、学業、対人関係、日常生活などにおける様々な新しいスキルの学習にも利用できます。



例えば、自閉スペクトラム症の子どもの場合、早期からの集中的な行動介入が一般的になりつつあります。こうしたプログラムは、先程述べた応用行動分析(ABA:Applied Behavior Analysis)の方法論に基づいており、一般に不連続試行訓練(DTT)が採用されています。綿密に計画されたプログラムに従って、より複雑な行動の獲得に向けて、課題を小さいステップにわけ、またその1ステップだけを取り出して繰り返し練習することで行動の獲得を目指すという考え方のもとで、子どもたちは各ステップでの進歩に対して報酬が与えられることになります。FORTUNAにおいても簡単なことの反復を根気強く行っており、子どもに小さくてもステップアップが出来るように心掛けております。



このようにABAアプローチは、自閉症の子どもに特定の具体的なスキルを学習させるのに効果的なのです。ですからFORTUNAの療育プログラムの中にも取り入れるようにしています。ただし、もっとも有効に応用できるのは、課題を常に明確なものにできる場合です。

このため、子ども自身の行動に関する抽象的な概念による指導にこのアプローチを用いる場合は、非常に難しくなってしまうのです。だから注意が必要なのです。





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