〜理念〜
FabriCoでは「じぶん研究」を理念に掲げています。
”ものづくり” と ”対話”
に焦点を置いた活動を通して、自分自身について考えたり、他者に関心を向けたりと、
人や物事との関わり方を学びます。
現在、子どもたちが社会に出て、生きていくために必要な力はたくさん掲げられています。
生活訓練をしたり、学習態度を育てたり、主体性を育てたり、多くのスキルや資質が求められています。しかし、その根源として”自分への気づき”が大事なのではないかと私たちは考えています。
そこで、「じぶん研究」というコンセプトを掲げ、
子どもたちが自分の好きなものや、興味関心、自分自身についてじっくり考えて向き合うことのできるような関わりをしていくことを目指すことにしました。
”ものづくり”を通しては、
◎手先を鍛える ◎認知能力を育てる ◎共同作業に挑戦する
◎作品やアイデアを説明する ◎社会とのつながりを見つける
ということを目指しています。
実際のものがあることで、より具体的に物事を考えたり、理解することができるのではないかと考えています。
”もの”には言葉以上に、それに関わる人の対話を引き出す力があると考えています。
例えば、実体験としてこんなことがありました。
日本とインドの子どもたちが一緒にロボットを作っています。
日本の子たちはインドの言葉は分かりませんし、英語も少ししかわかりません。インドの子どもたちも日本語は分かりません。
でも、自分のロボットについて実際にものを動かしながら説明をしたり、実際のロボットやプログラミングの画面を一緒に見ながら、お互いのロボットについての改善点をシェアしていました。
言語のコミュニケーションを超えた相互理解をものづくりが引き出しているようです。
そのような、ものづくりの可能性、ものづくりが引き出すコミュニケーションの可能性を私たちは提供していきたいと思っています。
〜対象〜
FabriCoでは主に軽度知的障害、発達障害のお子様を受け入れています。
基本的に小集団(2〜3名程度)で、コマ単位の療育カリキュラムをご利用いただいております。
お子様の興味関心や発達の課題に合わせて支援計画を立案し、それに基づいて支援方法を選んでいきます。また、お子様の状況に合わせて時間帯をずらし、個別での支援も対応可能です。
〜年齢〜
FabriCoは、児童発達支援と放課後等デイサービスの多機能型の施設です。
そのため、年少〜小学生のお子様を主な対象として受け入れを行っています。
児発から放デイへの進級については枠を確保しておりますので、そのまま通い続けることができます。(※2023年9月現在)
また、放デイ利用者の小学校卒業後の利用も相談可能です。
長期的にお子様の成長に寄り添えるような施設を目指しています。
〜送迎〜
現在、月〜金曜日(平日)は車による送迎を行っております。(土曜日に関しては保護者様にお願いしております。)
大宮南・上木崎小学校のお子様については放課後毎日、学校へのお迎えを行っております。
その他の小学校やご自宅、学童へのお迎えも当日の利用人数等によっては対応可能ですのでお気軽にご相談ください。概ね施設から片道15分程度の場所が送迎の対象となります。また、帰りはご自宅まで送迎しております。
FabriCoってどんな場所?どんな子が通ってるの?
教室の毎日
24/01/10 10:36