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【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)/のブログ一覧

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【書く力】Gripキッズ八千代緑が丘校

子どもたちの学習指導において、 間違いを指摘した際の行動パターンを 書きたいと思います。 1,答えのみを追求する 2,間違いを認めない 3,問題から逃げる 1の答えのみを追求する子どもは多く、 なぜ?この答えになるかの説明を省きたがります。 答えのみを解答用紙に書くので、 二、三日後、類似問題を解かせても 解く事ができません。 2,間違いを認めない子どもの多くは、 逆になんで?間違いなの?と聞いてきます。 3,問題から逃げる子どもは、 「分かりません。できません。」と考えずに言います。 10問中10問が間違いであれば、 出来ないかなと思うのですが、10問中8問正解でも その間違った2問を考えずに諦めてしまいます。 1,2,3に通ずるのは、子どもたちの「完璧主義」 異様までに「×」が付くのを嫌がります。 例えば模範解答が、 「私はカレーライスを食べます。」 とします。 子どもの回答が、 「私はライスカレーを食べます。」 だった場合、保護者様は 〇にしますか?×にしますか? 条件として 「書きなさいであり、書き抜きなさいではない」 です。 その場合、私は〇にします。 もう1問 では「私がカレーライスを食べます。」 だったらどうでしょうか? この場合も私は〇にします。 そして 問題にもよりますが、 〇にした後、「が」ではなく「は」が良いかもね。 と一言伝えます。 模範解答は非常に良い文章なので、 記述問題で模範解答通りでないと×にするのは悪いこと ではないと思いますが、 記述問題で書く度に「×」をつけられると、 むしろ 完璧でないなら「書かない」可能性が出てきます。 作文でも感想文でも 何もないところから何かを書き始めることは 素晴らしいことです。 書いたことを誉めて、少しずつキレイな文章を 書けるように指導していくことが 大切なような気がするこの頃です。 国語の記述問題を見ていると、 分からないなら分からないなりに 書くお子さまは、算数や数学でも 途中式をしっかり書いているように感じます。 Gripキッズ八千代緑が丘校では、 学習を中心に療育を行っていますが、 学習以外に、工作、ゲーム等を組み合わせた 集団療育も毎日実施しています!!

【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)//【書く力】Gripキッズ八千代緑が丘校
Gripキッズ職員日記📝
25/04/24 21:22 公開

Part5【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校

学習指導要領の話は今回で終了です。 簡単な学習指導要領の変遷と時事ネタになります。 詰め込み教育(学級崩壊) →ゆとり教育(学校週5日制)  →生きる力(小学英語開始) →思考力・判断力・表現力(プログラミング的思考力)  2021年度の学習指導要領改訂では、 前回書きましたが、通知表の観点項目が変更になりました。 関心・意欲・態度から暗記・応用へと観点の順位が変更。 小学生英語が2年早まり、小3からスタート。 小5,6では英語が教科として開始しました。 アクティブラーニングが授業で取り入れられることになりました。 アクティブラーニングとは、先生が一方的に教えるのではなく、 先生と生徒たちが双方に意見を出し合い、正解を導く授業になります。 「アクティブラーニング」を勘違いする生徒が多数おり、 数学は計算が出来なくても大丈夫。 自分は人前で話せるからアクティブラーニングの授業は 評価が高いという、根拠のない自信をもつ生徒がいました。 この生徒たちは、 自分の意見を述べるだけではなく、 論理的に話すことが求められているという点が 「抜けて」いました。 あわせて「プログラミング的思考力」という言葉も 話題になりました。 Gripキッズ八千代緑が丘校では、 ロボット教室も開講しているのですが、 2020、21年は、「プログラミング」の 問い合わせが非常に多かったです。 「プログラミング的思考力」という文言を目にして これからはプログラミングだ!PCのスキルだ!と 思っている保護者様が多かったです。 文科省が言っているのは、 「プログラミング力」ではなく 「プログラミング的思考力」なのです。 「プログラミング的思考力」は日本語にすると 「論理的考え」 この「プログラミング的思考力」を紐解きます。 たとえば数学で、答えのみを求めるのではなく、 なぜ?この解答になったのか?を言葉で説明する「力」 これが「プログラミング的思考力」です。 昔の算数・数学のイメージは単純な計算問題。 文章を読んで式を作って計算する文章問題。 が多数の方のイメージだと思います。 現在は文章問題が出されたら、式を作る、 このときに、なぜ?この式になったのか?? を筆記で書かせる問題が多くなっています。 小学2年生で掛け算を習います。 文章題が出されたとき、 式が 7×6 でも 6×7でも 答えは一緒になります。 この際に 「答えはあっているけど、式は違うよね?」 と伝えると、 ほとんどの子どもたちは 「答えがあってるからどっちでも良いじゃん」 と言ってきます。 確かにその通りなので、 掛け算を覚えている事に対しては 誉めるのですが、 1袋7個のアメが6袋あるのか? 1袋6個のアメが7袋あるのか? これを論理的に考えると、 7×6と6×7は やはり違います。 このブログは保護者様が見ているかと思いますので、 お子さまのテストが返却されましたら、 答えがあっているからOK 間違っているからダメ ではなく、 例えば正解している問題で 「どうして?この式になったの?知りたいなぁ教えて欲しいなぁ」 とお子さまに聞いてください。 得意になって教えてくれると思います。 聞く場合は、不正解よりも正解の問題が絶対によいです。 そしてお子さまが論理的に説明できたら、 頭の中でロジックが組み立てられていると思います。 またお子さまに多いのが、 「~で~で~だから~で~だよ。」 句読点が多すぎで説明が苦手。 聞いている途中で飽きてしまいます。 この場合、 「ゆっくり教えて欲しいなぁ」と言い 「~で~で」と2回くらい続いたら 「~で~なんだね」と一旦説明を切ってしまいます。 そうすることで「説明は短く」というパターンを 小さい学年で植え付けます。 小5,6くらいになると 自分の中で説明のパターンができるようになります。 今回は少し長々と書いてしまいましたので また次回書きたいと思います。 Gripキッズ八千代緑が丘校では、 学習を中心に療育を行っていますが、 学習以外に、工作、ゲーム等を組み合わせた 集団療育も毎日実施しています!!

【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)//Part5【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校
Gripキッズ職員日記📝
25/04/11 18:53 公開

Part4【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校

学習指導要領についてのブログも 4回目になりました(*^^)v 今回は2012年の改訂になります。 学力の3要素をバランスよく育む方針が 示されました。 1.基礎的な知識及び技能 2.課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力 3.主体的に学習に取り組む態度 この3要素を見てピンときた保護者様もいるかと思います。 こちらは現在の通知表の評価の観点。 いわゆるA・B・Cが記載されている項目です。 2020年よりこの順番で評価されることになりました。 3番目に示された 「主体的に学習に取り組む態度」 こちらは、2020年より前は 「関心・意欲・態度」として 1番最初に来ていました。 この変更は、 子どもたちの「ヤル気」よりも「学力」を 重視するという国からのメッセージのように 思います。 話しを戻します。 2012年の改訂では、 前回の「ゆとり教育」で外された 「二次方程式の解の公式」 は復活しました。 授業時間数は 2940時間→3045時間 増えました。 また 前回の目玉であった 「総合的な学習の時間」は 週1時間程度、削減されました。 そして2012年からの教科書に初めて 「発展的な学習内容」が 取り入れられました。 小学生に目を向けると、 2011年より英語に慣れ親しむために 小5、6で週1時間の授業が開始しました。 Gripキッズ八千代緑が丘校では、 学習を中心に療育を行っていますが、 学習以外に、工作、ゲーム等を組み合わせた 集団療育も毎日実施しています!!

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Gripキッズ職員日記📝
25/04/10 21:19 公開

Part3【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校

先日から新学期が始まった学校が 多いかと思います。 また、小学生は本日が入学式の学校が 多かったのではないででしょうか!! 桜🌸が咲いている時期の入学式は素敵ですね。 秋入学の場合、銀杏のにおいが想い出になりそうです(・_・;) 今回は教育業界で騒がれた 「PISAショック」について書きます。 2002年に中学生の新学習指導要領が 改訂されました。「ゆとり教育」の始まりです。 2003年に行われた「国際的な学力調査」 その読解力分野で世界14位に下降しました。 前回は8位でしたので6番も順位を下げたことになります。 この「国際的な学力調査」のことをPISAと言い、 2003年の調査で順位を多く下げたため、 「PISショック」と呼ばれることになりました。 文科省は、この読解力の急激な低下を踏まえ、 学習指導要領を1年で改訂。 「定められた内容」を過不足なく教えなければならない。 一文を削除。 これにより、学習指導要領は「下限規定」となりました。 下限規定 → 最低教えるべき内容 どういうことかというと、 ◆教科書は全て教えなくてはいけない。 これが、 ◆教科書を使って教えればよい。 (参考書代わりでもOK) に変更されました。 これにより、教科書外の内容である 「発展的学習」も扱われるようになりました。 また、習熟度別指導など生徒の特性や 個別に応じた指導も図られるようになりました。 さてPISAの結果になりますが、 次の2006年の読解力は さらに順位を落とし15位。 2009年は8位と順位を戻しましたが、 2018年では同じく15位に低下しました・・・ 数学的リテラシーでは、 2000年に1位を取ってから1位は無く、 直近の2022年では5位でした。 安定的に上位にいるのが、「科学的リテラシー」 おおよそトップ5に入っていて、2022年度は2位。 ちなみに2022年度の読解力は3位でした。 Gripキッズ八千代緑が丘校では、 学習を中心に療育を行っていますが、 学習以外に、工作、ゲーム等を組み合わせた 集団療育も毎日実施しています!!

【学習療育が充実】 Gripキッズ八千代緑が丘校 (^^)//Part3【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校
Gripキッズ職員日記📝
25/04/09 19:15 公開
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