児童発達支援事業所

フォレストキッズ稲毛海岸教室のブログ一覧

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(122件)

笑顔の花

今回は、言語聴覚士であり臨床心理士でもある、坂口しおり先生の著書「摂食障害と言語指導」を参考に、言葉の発声や当教室の支援についてご紹介させて頂きます。 当教室には言語聴覚士が在席しているため、言葉についてご心配のあるお子さまが多く通っておられます。 また、言葉が話せるようになっても、発音がうまくできなかったり、子音がうまく発声できなかったりするお子さまもいらっしゃいます。 保護者さまはからは、「うちの子の言葉ですが、(だっこ→あっこ、り→い、が同じに聞こえる。取って→って、ありがとう→あーと、欲しい→ちぃ、など)となっていますので、改善してほしいです」といった発音に関するご相談もあります。 そんな保護者さまに、坂口先生の著書から発声、発音に関するところを抜粋して唇や舌の使い方をご説明することがあります。 写真にありますように、「あ行」なら「母音といわれる『ア・イ・ウ・エ・オ』は、舌と高さと上下口唇の閉じ、口角の動きで発声します。子ども達が真似できるように、しっかりと口の形を作り、発声します」(本書より転載)とあり、他の行もすべて解説されています。 もちろん、当教室ではこうした書物を参考にしながら、在籍する言語聴覚士が、お子さま一人ひとりの様子を観察しながら、無理なく言葉の訓練をしています。 健常な人たちにとっては、普通に言葉を話せるのが当たり前のように思われていますが、人が言葉を獲得して話ができるようになるには、様々な条件をクリアしなければなりません。 当教室には、言葉の遅れで年中さんになってすぐから通って頂き、年長さんになって言葉が出始めたお子さまも複数おられます。 言葉の遅れが心配だったお子さまが、初めて言葉を話したときの保護者さまの何とも言えない表情の明るさは、私たち支援者にとってもこの上ない喜びとなっています。 こうした、素敵な笑顔の花をたくさん咲かせたくて、当教室では、指導員一人ひとりが様々な書物を読んだり、言語聴覚士の指導を受けたり、専門の研修に参加しながら日々の療育に努めています。(W)

フォレストキッズ稲毛海岸教室/笑顔の花
教室の毎日
24/07/22 12:07 公開

こんな、嬉しいメールを頂きました!

「日頃より大変お世話になっております。 最近、発音が目まぐるしく成長しております。 5月下旬にあか!(赤)と言えるようになり、ピンクも伝えられるようになってきました。 知っている単語の一文字目はほぼ全て発音できるようになりました。 や行は「にゃ、にゅ、にょ」となりますが、とても上手に伝えられるようになったなと嬉しいです。 本日は幼稚園でお弁当を食べたのですが、「お弁当美味しかった?」と質問すると「い(ち)ご、パクパク」と伝えてくれました…。 とても感動いたしましたので、エピソードを共有させていただきます。 幼稚園でどう過ごしているか心配になることもありますが、同じクラスのお友達のお名前も全て覚えたようです。 集団生活になり、少しずつですが世界が広がっているように感じます。 フォレストキッズさんで入園前にたくさんの経験を積むことができたお陰です。 本当にありがとうございます。」 お子さまも言葉の遅れがこの保護者さまの主訴でした。当施設には昨年の1月から通って頂いており、今は年少さんの男の子です。言葉が出始めたことで、パパもママもとても安心していると思います。このメールを頂き、職員一同あまりにも嬉しかったので、「ぜひ公開しましょう」となりました。 支援者として本当に嬉しく思っています。(W)

フォレストキッズ稲毛海岸教室/こんな、嬉しいメールを頂きました!
教室の毎日
24/07/19 12:05 公開

子どものことばが遅いとき

こんにちは、稲毛海岸教室です。 当事業所にはSTが常勤で配置されているため、言葉の遅れなどについてご心配な保護者さまが多く通っておられます。 たしかに、一般的には1歳6か月ごろから発語がみられると言われています。しかし、この発語に関しては個人差があります。 モノと言葉が一致しなければ言葉として発することは出来ません。それは大人でも同じです。たとえば、いきなり、スーパーでスワヒリ語でトマトの食べ方の説明を求められても、なんといってよいかわからないのと同じなのです。 小さな子どもたちは、大人の言葉を聞きながら、頭の中で一生懸命になって物と言葉の一致をさせようとしています。 私たちの事業所では、そんな、お子さまの言葉を心配する保護者様に、「子どものことばが遅いとき」というパンフをお渡ししています。 このパンフの著者はベテランの言語聴覚士さんで、保護者様が言葉の遅いお子さんとどのように関わればよいかが、わかりやすく書かれています。 例えば 「こんな場合は,ことばが遅くても心配いりません」と言うところには ◎まわりからの話しかけがよく分かっている。(言語理解) ・「ゴミポイして」と言うと捨ててくれる。 ・「お出かけするよ」と言うと玄関に行って待っている。 ☆「わかること」は「いえる基礎です。 ◎耳が聞こえている ・玄関でピンポーンと鳴ると「アッ!」と気づく。 ☆すぐに気づくのは耳が聞こえているだけでなく、脳のはたらきがしっかりしている証拠です。 等等、いろんな場面での出来事をわかりやすく書いています。 私たち支援者も、この冊子を活用しながら、STさんの指導を受けて日々の支援に取り組んでいます。(W)

フォレストキッズ稲毛海岸教室/子どものことばが遅いとき
教室の毎日
24/07/19 10:27 公開

すいみんの大切さ

皆さんこんにちは。フォレストキッズ稲毛海岸教室です。 暑い日が続いていますが、お子様の睡眠時間はしっかりとれていますでしょうか? 幼児期のお子様にとって最も大切なのが睡眠です。小児科医の成田奈緒子先生によれば、睡眠が足りていないお子様は、発達障害と間違われる事があるそうです。 先生の著書「発達障害と間違われる子どもたち」を一部抜き書きさせて頂きますと、「私のところに相談にくる事例の中には、医学的には発達障害の診断のつかない例も数多く含まれているのです。私はそのような例を『発達障害もどき』と呼んでいます。発達障害もどきとは何かを大まかにお伝えすると、『発達障害の診断がつかないのに、発達障害と見分けがつかない症候を示している状態」を指します。――このような子どもたちによく見られるのが、生活リズムの乱れと、テレビやスマホ、タブレットなどの電子機器の多用です。――脳の発達においては、生まれてから5年間は『動物として生きて行くためのスキルの獲得』が優先されます。――この原始的な脳が発達していないと言語も感情制御も社会性も獲得できないのです」 成田先生は「子育てとは脳育て」とおっしゃっていますが、たしかに、「脳だけが生まれた後に育って働く臓器」なのです。脳細胞のつながりは生まれてから死ぬまで続きます。これを「脳の可塑性」と言います。そして、「特に脳の可塑性が高い時期が生まれてから5年間の幼児期」なのです。 それでは、この子どもたちにとって大切な原始的な脳を育てるには、どうすればよいのでしょうか?実は、この時期の原始的な脳を育てるのに最も大切なのが、規則正しい生活と「睡眠」なのです。 成田先生が直接支援した子どもたちの中に、生活のリズムの改善と睡眠によって発達障害と思われていた子どもの行動が、明確に変わった事例が数多く紹介されています。 具体的にどのくらい寝れば子供にとって大切な原始的な脳が健やかに発達するのでしょうか? それは、太陽のリズムに合わせて寝かせて、起こすことです。具体的には7.8時就寝~6.7時起床。です。起きたら朝日を浴びること。 しかし、実際にこの時間に睡眠をとらせるのは、現代社会ではなかなか大変なことだと思います。それでも、大切な大切なお子さまのために、生後5年間だけはより良い脳を育てるための子育てに力を入れてほしいなと思います。 お母さん、お父さんの頑張りどころです。 愛する我が子の健やかな成長を楽しみにしているパパ・ママのチャレンジを、微力ながら私たちも応援しています。(W)

フォレストキッズ稲毛海岸教室/すいみんの大切さ
教室の毎日
24/07/18 18:33 公開
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