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ブログ一覧

(146件)

自由な遊びの中で、子どもの「出来た!」を増やしていく。

こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、ステキなブログをご紹介します。 児童発達支援・放課後等デイサービスで働いていらっしゃるなむさんのブログです。 参考:https://note.com/ryugu_freepass/n/n3877383f3c9f 実際に現場で行っている遊びの例を惜しみなくブログに紹介してくれています。 今回はなむさんのブログを見させていただきながら、私たちの療育の中で使えるエッセンスをお伝えします。 ①子どもの世界に入れてもらう。 子ども達はそれぞれ遊びの中で自分の気持ちを表現したり、遊びを再現することで記憶の整理をしたり、遊びで何かを創造することで、達成感を感じたり、遊びを通して様々なものを得ることができます。 そんなお子様の遊びですが、お子様の遊びの世界はお子様それぞれの世界観があります。 お子様の世界の中では、大人からみれば「このおもちゃの遊び方はこんな遊び方もあるんだよ」と感じるかもしれませんが、お子様の世界観やお子様の思いの中では違う遊びがあるのかもしれません。 まずはお子様の世界に入りながら、お子様の言動を真似してみたり、お子様のやっている行動を実況中継することで、お子様の世界の中の登場人物として支援員を入れてくれるかもしれません。 特にお子様の中には、逆模倣と言ってお子様の行動の真似っこを支援員がする行動に対してお子様が嬉しいと感じる可能性があります。その為、お子様によっては、逆模倣やお子様の行動を言語化することで、支援者に興味をもってくれ、世界の中に入れてくれるかもしれません。 ②お子様の世界の中で、お子様の好きなものと組み合わせて遊びを提案する。 なむさんは、ブログで多様な遊びを提案してくれています。 例えば、オフィスチェア遊びです。これは、椅子をくるくる回すことで、揺れる感覚を与え、例えば、普段からくるくる回るお子様にとって好きな感覚でお子様を満たすことができます。 お子様にとって必要な感覚を入れていくことでお子様の気持ちが安定する場合もあります。 またオフィスチェア遊びを通して目を使って、眼球運動を促したり、回転する椅子の上でバランス感覚をつかむことで良い姿勢で座る練習になるかもしれません。(良い姿勢で座ると、回転するいすでも滑り落ちることは少ないです。) ただこの遊びも単に提案するだけではつまらないかもしれません。お子様の興味のある遊びの世界の文脈である遊びを提案するとお子様の気持ちに無理なく遊びを提案できるかもしれません。 ③まとめ いかがでしたか? 今回はステキな遊びのアイデアをお持ちのなむさんのブログを紹介しながら療育について考えていきました。 私たちもお子様の1人1人の世界観を大切に療育を行っていきます。 お子様の状況や保護者様のニーズを総合的に考えながら、お子様一人一人に寄り添います。 育児のことや子育てでお悩みの保護者様がいらっしゃいましたらいつでもご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/自由な遊びの中で、子どもの「出来た!」を増やしていく。
療育マメ知識
22/10/14 11:05 公開

「できた!」の積み重ねを通しての変化|個別療育レポート②

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、個別療育でどんなことをしているのか記事にしていきます。 私たちブロッサムジュニア流山教室では、お子様の状況や保護者様のニーズに合わせて個別療育を原則、毎日20分お子様のペースや気持ちを大切に行っています。 今回は、個別療育の中で、①落ち着いて言葉を伝える、②気持ちの切り替えを行う、③微細動作を行うの3つをテーマに療育しているお子様の様子を簡単にブログにして紹介します。 ①落ち着いた環境の中でやり取りを覚える。 落ち着いた環境の中で、言葉でのやり取りを獲得します。例えば、お子様一人では開けずらい固いけど、お子様が好きそうな粘土が入った袋や、お子様が興味を持ってくれそうなシール。それをあえて、お子様が支援者に頼む環境を作ることで、言葉でのやり取りの成功体験を得られるように環境設定します。具体的には、お子様が開けたくても開けられないような様子になったときに、支援者から「『あけーて』って言って大丈夫だからね」など、その場でいうべき要求語を教えていくことで言葉にお子様がしやすいように支援していきます。かつ、要求語が言えればお子様にとってお子様を即時に褒めた上で、お子様が望んだことを支援者がすることで(粘土の袋を開けてあげ、お子様が粘土で遊べる、シールを開けてもらえるなど)、言葉にすることは便利なことだとお子様に思ってもらえ、お子様が言葉にしてみようと思えるきっかけになるかもしれません。 ②気持ちの切り替えを行う。 やりたい気持ち、自分の思った気持ちと違うことが起こると不安になるお子様もいると思います。お子様の気持ちに寄り添いながら気持ちの落としどころを見つける練習も個別療育で行うことができます。 気持ちを切り替える際、ABA療育の中では、おしまいと言われたときにおしまいにできるための前段階として、カウントダウンで切り替えられることであったり、タイマーを使ってタイマーが鳴ったらおしまいにできるなどの前段階が通過できるように少しずつ成功体験を積んでいきます。その成功体験もお子様一人一人の認知特性に合わせて療育を行っていきます。 現在通っているお子様に視覚優位のお子様がいて、気持ちの切り替え、時間の切り替えを目標に活動しています。時計をみせながら、事前に何時で終わることを伝え、視覚的に提示しながら支援を行っています。 ③好きな遊びを通して微細動作を行う。 好きな遊びを通して微細動作を行っています。好きなキャラクターを使ったシールはり、大好きなスライム粘土を使った微細動作などお子様の興味関心に最大限合わせながら療育を行っています。 現在個別療育をスタートしt1か月程度ですが、20分着席し、集中して課題に取り組むことが出来てきて、言葉での要求も増えてきています。 お子様のできた!を増やしながら支援していけたらと思っています。

ブロッサムジュニア 流山教室/「できた!」の積み重ねを通しての変化|個別療育レポート②
教室の毎日
22/10/12 16:06 公開

発達が気になるお子様を安心して預けられる場所3つご紹介

こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、発達が気になるお子様育てていらっしゃる保護者様に向けて、「お子様を安心して預かってくれる場所」をご紹介します。 保護者様はお仕事や家事や自分のやらなくてはならないことに加え、お子様と関わる中で、少し疲れてしまい「ちょっと一人になりたい…。」、「仕事(家事)をやる時間が欲しい」と思うこともあるかもしれません。 公的な機関を使うことで、保護者様とお子様の応援団が増え、安心して預かってもらえる可能性があります。 今回は「お子様を安心して預かってもらえる場所」についてご紹介します。 ①発達が気になるお子様が利用できる可能性がある施設 ⑴長時間預かってくれる児童発達支援 1つめは、児童発達支援施設と呼ばれる児童福祉施設です。 児童発達支援施設とは「障害のある子どもに対し、児童発達支援センター等において、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練その他の便宜を提供するもの」と定義されています。 参考:児童発達支援ガイドライン 簡単に伝えると、「発達障害を含む障害のある子どもに対して、服の着脱、食事、排泄などの基本的な生活動作が子ども自身が出来るように支援し、集団生活で必要なスキルを練習する場」といえると思います。 児童発達支援事業所・児童発達支援センターの中には長時間療育するいわゆる「預かり型」と呼ばれる施設もあります。 私たちブロッサムジュニア流山教室も長時間の預かりができる施設となります。 児童発達支援施設とは、児童福祉法に位置付けられた通所型の福祉サービスの1つです。 この施設に通うには、療育手帳や障害者手帳がなくても、 専門家の意見書や医師の診断書等を提出し、必要性が認められれば、通うことができます。 市町村から交付される受給者証を取得することで通所の申し込みができ、1割負担でサービスを受けることができます。 受給者証とは、児童発達支援施設や、放課後等デイサービス等の福祉サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書のことを言います。 受給者証には保護者と児童の住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間数)が記載されていて、その子やその家庭の状況に合わせて受給者証の支給量が決定します。 ⑵ファミリーサポートセンター 子育てを「手伝ってほしい」と悩む方と、子育てを「手伝いたい、誰かを助けたい」と思う人を結んでいくサービスです。 依頼会員(育児の援助を受けたい人)と提供会員(育児の援助を行いたい人)がファミリーサポートセンターで会員登録を行い、地域において育児の相互援助活動を有償(ベビーシッター等のサービスに比べればやや安価)にて行います。 参考:ファミリー・サポート・センターのご案内 利用する際の申請については以下の流れで行うことが多いようです。 ①ファミリーサポートを利用するためには、お住いの市区町村のセンターに連絡します。 ②ファミリーサポートセンターの方が、実際にサポートしたい方(提供会員さん)を探し、ファミリーサポートを利用して子どもを預けたい方とマッチング(仲介)します。 ③依頼会員・援助会員が事前に援助内容のすり合わせを行います。 ④実際に提供会員さんが援助を行います。 ⑤依頼会員さん(お子様を預けたい保護者様)が提供会員さんにお金を振り込みます。 ファミリーサポートでは、「保育園や児童福祉施設への送迎」、「保育園や学校の開始・終了時間外の預かり」なども行っています。 ブロッサムジュニア流山教室では、送迎範囲の関係で送迎ができる地域とできない地域があります。送迎が出来ないケースでもファミリーサポート制度をうまく使うことで、保護者様の送迎がなくても送迎できる可能性があります。 ⑶一時保育 保護者様のニーズに合わせて、もし一時保育を行っている保育園と条件が合えば、お子様を預かってくれるサービスです。 1時保育を利用する場合、保育園の形態や自治体などで必要になる書類や、条件が異なる可能性があります。例えば、私たちの施設のある流山市では以下のような形でホームページに記載のある保育園の中で、利用理由が特になしの条件から、親の就労が条件で預かる事ができる等様々です。 詳しくはお住まいで利用する予定の地区の一時保育について記載があるホームページを参考にすると良いと思います。 いかがでしたか? これ以外で、少しの間だけでも子どもを預けたい、自分の時間がほしいと感じた際に以下のようなサービスを利用する方法もあります。 〇発達障害に特化したベビーシッターさんを利用する。 〇発達障害に特化した家庭教師やオンライン療育でお子様を見ていてもらう。 この場合だと、利用料が高くなってしまうこともあるかもしれませんが、お子様のペースや状況にきめ細かに合わせて支援してもらえるケースもあります。 ②発達障害の子ども、どこに預けたらいいの?決める際のポイント 発達障害の子どもを預ける際のポイントで特に近年沢山施設が出来ている児童発達支援事業所に預ける場合のポイントを整理していきます。 児童発達支援事業所はそれぞれ特色のある療育や遊具がある、特色のある支援者や専門職の方が働いている等、それぞれに魅力的な要素があります。 加えて、送迎の有無、ペアトレを定期的に実施してくれるのかもそれぞれの施設の特色です。 預けるかどうか見極めることとして、施設長や働いている方の考え方やどんなことをしてくれるのかあらかじめ施設に問い合わせて吟味すると良いと思います。 (どの施設がよいかはお子様、保護者様の状況により異なる可能性があるからです。) 弊社でも無料相談等を行っています。 何か気になるところがありましたら、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。 ③まとめ いかがでしたか? 今回は発達障害の子どもを預ける施設の一例として4つ紹介しました。 いかがでしたか? お母さま、お父さまが独りきり、家族だけで悩まず、もし「育児が疲れたな」と感じたら、第三者を頼ってください。 お母さま、お父さまが、疲れた時に少しでも休むことで、お子様との育児を楽しみ、お子様が笑顔でいられる環境を提供できます。 加えて、いつもと違う環境に挑戦してみることで、お子様自身も様々な刺激をうけ成長できる可能性があり、お子様と関わった支援者たちの保護者様への報告を通してお子様の良さや頑張っている部分に改めて気づけるチャンスかもしれません。 お母さま、お父さまが独りきりで悩まずお子様も、ご家族も元気でいられるように私たちも微力ながらお手伝いできればと思っています。 何か些細なことでも困ったことがありましたら、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。 ここまでお読み頂きありがとうございます。

ブロッサムジュニア 流山教室/発達が気になるお子様を安心して預けられる場所3つご紹介
その他
22/10/05 08:57 公開

「手先が不器用」なお子様への支援の一例

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、「手先が不器用なお子様」をお持ちでご不安な保護者様のお力になりたいと感じ記事を執筆しています。 発達障害のお子様の中には、手先の使い方が不器用な子もいらっしゃいます。 その背景として、発達性協調運動障害(DCD)が潜んでいる可能性があります。 DCDのある子には、「工作をする」、「字を書く、絵を描く」の体の部位をいくつも使い、上手にコントロールすることが苦手なお子様もいます。 DCDを持つこの中には、ADHDやASD等の合併がみられることがあると近年の研究でも報告されています。 そのため発達が気になるお子様の中にもDCDのお子様が潜在的に存在する可能性もあり、人知れずみんなと同じように上手に活動に参加ができず、活動での失敗体験を通して、またぎこちなさゆえに自己肯定感が低下している可能性があります。 今回は、手先が不器用なお子様にできる支援について具体例を用いながら説明していきます。 1.発達性協調運動障害(DCD)について簡単に説明します。 発達性協調運動障害とは、「脳性まひなど運動に与える精神疾患がなくても、動作がぎこちなく、ダンスや体操が下手で、字がうまく書けない等運動を協調するような技能が低い傾向がある」と報告されています。 参考:伊藤佳奈子・勝ニ博亮・田原敬(2020)年長児における協調運動困難への気づきを促すチェックリストの開発ー運筆技能が未熟な幼児の実態をふまえてー 字を書く、ダンスをするなどの動作では人は様々な感覚機能を統合して、脳で整理したうえで行動しています。 そのため、感覚を統合する機能や脳で情報処理する機能や単純に指先や手先を使った動作の機能によって、お子様が「こうしたい」と思っていてもうまくできず、結果的に不器用となってしまうケースがあります。 幼児期のお子様の生活の中で割合を占める、遊びの中で、不器用さがある故みんなとうまく遊べず、つらい思いをしてしまうお子様や、十分にお友達と交流できず悲しい思いをするケースもあるかもしれません。 実際にDCDをもつお子様が、2次障害につながる可能性も近年の研究でも報告されています…。 そのため、小さいころから、お子様に対して、運動療育や感覚統合療法などを通して、お子様の感覚を育み、感覚をまとめ上げ統合できるように様々な活動に触れられるように支援していく必要が考えられます。 加えて、お子様の発達状況に合わせて便利な文房具などを使用することで、上手に活動に参加できるようにサポートすることも重要です。 2 具体的なサポートグッズの紹介します。 ここまで発達性協調運動障害について説明しました。この後は、実際に発達性協調運動障害の可能性があるお子様に対して、考えられるサポートグッズを紹介します。 詳しくは以下のサイトにも載っていますので、よければご覧ください。 参考:https://gifu-city.schoolcms.net/gifutokushi/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/ ①書字の際の便利ツール 書字の際の便利ツールとして、先ほどあげましたサイトにも記載がありました。 例えば、「Qリング」とよばれ、鉛筆を握りこんでしまう子に対して効果的だと報告され、「筆圧が極端に低い方には、筆圧上昇の効果が、筆圧が極端に高い方には、筆圧の低下を促す働き」もあります。 参考:https://www.p-supply.co.jp/products/index.php?act=detail&pid=520 それ以外にも「もちかた君ユビックス」の様に、鉛筆を持つ際の角度や持つ際の力などがなんとなくわかる便利ツールもあります。 様々なツールを使うことで、不器用さにより、活動に参加しづらいケースや、不器用さによって活動での失敗体験を通しての自己肯定感低下を防げる可能性があります。 このように、お子様の状況や困り感に合わせて、便利なツールを使っていくことで、お子様の困り感を減らし、お子様の「できた!」を増やせる可能性もあります。 お子様のできた!という成功体験と同時進行で、お子様の発達を促すために、運動療育や感覚統合療法を行っていくことも可能です。 もちろん私たちの事業所では、運動療育は別の運動療育を専門で行っている児童発達支援で療育に通い、SSTや集団活動や、個別的なスキルの獲得のために、ブロッサムジュニアに通うお子様もいます。 そのため、お子様の①発達を促し、感覚を育んでいき、感覚統合がスムーズにできる様に支援すること、②個別的なスキルを獲得したり、便利なツールを使うことで、お子様の成功体験を積むような多面的なアプローチを行うことで、お子様の発達をより丁寧に育んでいくことも可能です。 何かありましたらいつでもご相談ください。ブロッサムジュニア本部には作業療法士も在中しているのでお子様の状況や保護者様のお子様に対するニーズに合わせて、お子様にあった支援プログラムを一緒に考えていくことができます。 無料体験相談会も随時実施中です。何かありましたらいつでもご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/「手先が不器用」なお子様への支援の一例
療育マメ知識
22/10/04 20:19 公開

関係性を深めていくことで、自発的な発語やサインを増やす。

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は私が、以前担当したお子様とのエピソードをお話します☺ 彼は、私がはじめて未就学のお子様の療育をした際に出会ったお子様で、はじめて担当した未就学のお子様でした。 彼は自分の世界観を持っていて、様々なところに積み木を当てて、音を出してみたり、こんこん大工さんの様にとんかちでいろんなところを叩いて音を楽しんでいます。その一方で、欲しいものは支援員や大人に要求せずに、自分で椅子を持ってきてとってしまったり、欲しいおもちゃでも、支援員や大人に、その活動の状況に合わせて回収されてしまうとあきらめて寝そべってぼーっとしながら、おもちゃを取り返さず、そこにたたずむ穏やかなお子様でした。 彼が一人でも楽しいけど、2人でも楽しいよと思ってもらえるように、彼がしてくれる遊びをまねっこしながら、一緒に遊びの共有を図りました。 これは「逆模倣」ともよばれ、「「関わる他者(主として親や保育士・教師など の成人)が子どもの身体の動きや表情、音声・発語などのすべての反応を模倣すること」を言われています。 逆模倣を通して、海外の研究などでも以下のような報告もあるんです☺ ・Heimann, Laberg, &Nordoen(2006)は、自閉スペクトラム症(ASD)児の行動を大人が逆模倣すると、その逆模倣した行為者のことをよく見るようになったり、自ら接近・接触を試みたり、話しかけたりするようになり、他者としてかかわる様子がふえることを論文で報告されています。 彼と最初は一緒の遊び、目が合ってきて、笑ってくれることが増えてきて、彼自身が私と違う職員を見分けがついたころ、少し遊びを一緒にしながらも変化を与えてみる、例えば、ドのハンドベルで彼が遊んでいれば、私はミのハンドベルを鳴らして遊んでみます☺一緒に遊ぶといつもと違う反応が起こるよと知っていくうちに彼が徐々に遊びの中で目を合わしてくれたり、要求してくれる場面がありました。例えば、クレーンでものをとってほしいと要求したり、発語で指差しを行ったりしてくれました。 関係性ができたからこそ、伝えてみよう!一緒にやってみようと彼が変わったのだなとも感じました。 それだけではありませんでした。彼はとても耳がよくて繊細なお子様で特定の音だと、パニックになることがありました。そのため、その特定の音から回避できるように、いやーまふを使うのではなく、嫌いな音が出てきたら、拒否のサインが出せる様に支援していきました。嫌な音を少し出して、一緒にバイバイのサインを支援員と彼とでやってみて、それを通して、バイバイのサインができたら、音を止めるような形で、しっかりサインをその場にあった場面で出せると相手に伝わって自分の要求が通る成功体験も積みながら、彼は徐々に嫌な音や嫌なことから、サインを出すことで回避することができる様になり、パニックや癇癪が減っていきました。 私たちブロッサムジュニア流山教室では子どもとの関係性を大切に療育しております。そのため、お子様と関係性を丁寧に紡ぎながら、お子様の気持ちを受容し、次の一歩に踏み出せるように、できたが沢山感じられるように支援していきます。 何かありましたらお話だけでも大丈夫です。 支援員さんがしてきた支援の話を聞いてみたいなど些細な状態でも大丈夫ですのでいつでもご連絡ください!

ブロッサムジュニア 流山教室/関係性を深めていくことで、自発的な発語やサインを増やす。
療育マメ知識
22/10/02 19:26 公開
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