こんにちは!保育士のたくまです。早いもので、もう年の瀬ですね。気づくと年を越していそうで、なんだかソワソワします。
あれもこれもやり残したことがたくさんあって、今年中になんとか終わらせたいと思っていたことが、思ったよりもできてなかったことに気づきました。
過ぎてしまったことをいくら悔やんでも仕方がなくて。できるだけ前向きにポジティブに捉えるとすれば、それだけ毎日忙しく充実していたってことでしょうか。これはこれでありかな〜なんて思ってみたり。
さてさて、そんな物事の捉え方について、今日はちょっと別の角度からお話してみたいと思います。
日々、子どもたちと関わっていると、一番じゃないとイヤだったり、負けるのは絶対ダメ!と意固地になる子に遭遇します。
つい先日も、綱引きをしていて勝敗の判定に納得がいかず、泣いて怒ってスタッフにイライラをぶちまける子がいました。
負けず嫌いなのはいいことなので、ある程度は容認したいところなのですが、スタッフの行動を制限したり、叩いたりするのは黙認するわけにはいきません。
保護者の方からも「負けると大泣きしてしまうことがある」「順番が後になるだけでパニックになります」といったご相談をよく受けていて、なんとなく想像はついていたので驚きはありませんでした。
ただ、これはわがままでも、性格の問題でもありません。ここには自閉スペクトラム症(ASD)の特性が大きく関係していると思っていて。
ASDのお子さまは、見通しが立たないこと、自分の中の「正解」が崩れることにとても強い不安を感じやすい特徴があります。
一番は安心であって、勝つことが予定通り。というように、結果そのものが心の安定装置になっていることが多い。
だからこそ、負けたり順番が変わったりすると、頭ではわかっていても、気持ちが追いつかず大きなストレスになってしまうんですね。
そこでヒントになるのは「メンタルローテーション」という思考。メンタルローテーションとは「頭の中で物事の見方や立場を切り替える力」のことを言います。
向きを変えて考える、別の立場から想像する、結果が違っても「別のパターン」として受け止めるといった力です。
例えば
・楽しみにしていた遠足が雨で延期になった→残念だ。今日は何もいいことがない。絶望的で悲しい。
↓見方を変えると⋯
雨の中、遠足に行っても濡れて楽しくない。楽しみに待つ時間が増えた!嬉しい!
ASDの子どもは、この切り替えがとても苦手なことが多いと言われているので、少しずつ具体的に体験を通して育てていくことが大切になるんですね。
とは言え、いざ、そうした場面で「見方を変えてみたら?」と提案したとて、気持ちが高ぶっていては、なかなか冷静になれなかったりしますよね。
そこで、ユリシスでよくやっているのは「後だしじゃんけん」です。ルールは簡単で、スタッフとじゃんけんをして、子どもたちは後出しで「負ける」というもの。普通、じゃんけんは「勝つことがすべて」ですが、ここでは「負けること=勝ち」とします。
運動前のあいさつや帰りの会のちょっとした時間にやっていて、これが「メンタルローテーション」の思考を身につける練習になるんです。
子どもたちの「じゃんけんは勝たなくちゃ意味がない」の思考をちょっとズラすことができ、「負けもいいね」の思考を生み出すことができると思っていて。
ここでは、例え子どもたちがじゃんけんに勝ったとしても、ルールとしては「勝ち」とはならない。普段から何気なくこの思考を練習しておくことで、「勝ち」や「1番」に対する考え方が少しずつ変わってくるのかなと思っています。
ユリシスでは、ビジョントレーニングも兼ねてやっているので後出しにしていますが、ご家庭ではシンプルに「じゃんけんで負けた人が勝ち」といったルールでやってみるのもいいですね。
長い人生、勝ち続けるのはなかなか難しかったりします。負けても自分なりのとらえ方で、次に活かすことが大事だと思っていて。その方が人としてより味わい深い人生を送れるような気がします😄
あれもこれもやり残したことがたくさんあって、今年中になんとか終わらせたいと思っていたことが、思ったよりもできてなかったことに気づきました。
過ぎてしまったことをいくら悔やんでも仕方がなくて。できるだけ前向きにポジティブに捉えるとすれば、それだけ毎日忙しく充実していたってことでしょうか。これはこれでありかな〜なんて思ってみたり。
さてさて、そんな物事の捉え方について、今日はちょっと別の角度からお話してみたいと思います。
日々、子どもたちと関わっていると、一番じゃないとイヤだったり、負けるのは絶対ダメ!と意固地になる子に遭遇します。
つい先日も、綱引きをしていて勝敗の判定に納得がいかず、泣いて怒ってスタッフにイライラをぶちまける子がいました。
負けず嫌いなのはいいことなので、ある程度は容認したいところなのですが、スタッフの行動を制限したり、叩いたりするのは黙認するわけにはいきません。
保護者の方からも「負けると大泣きしてしまうことがある」「順番が後になるだけでパニックになります」といったご相談をよく受けていて、なんとなく想像はついていたので驚きはありませんでした。
ただ、これはわがままでも、性格の問題でもありません。ここには自閉スペクトラム症(ASD)の特性が大きく関係していると思っていて。
ASDのお子さまは、見通しが立たないこと、自分の中の「正解」が崩れることにとても強い不安を感じやすい特徴があります。
一番は安心であって、勝つことが予定通り。というように、結果そのものが心の安定装置になっていることが多い。
だからこそ、負けたり順番が変わったりすると、頭ではわかっていても、気持ちが追いつかず大きなストレスになってしまうんですね。
そこでヒントになるのは「メンタルローテーション」という思考。メンタルローテーションとは「頭の中で物事の見方や立場を切り替える力」のことを言います。
向きを変えて考える、別の立場から想像する、結果が違っても「別のパターン」として受け止めるといった力です。
例えば
・楽しみにしていた遠足が雨で延期になった→残念だ。今日は何もいいことがない。絶望的で悲しい。
↓見方を変えると⋯
雨の中、遠足に行っても濡れて楽しくない。楽しみに待つ時間が増えた!嬉しい!
ASDの子どもは、この切り替えがとても苦手なことが多いと言われているので、少しずつ具体的に体験を通して育てていくことが大切になるんですね。
とは言え、いざ、そうした場面で「見方を変えてみたら?」と提案したとて、気持ちが高ぶっていては、なかなか冷静になれなかったりしますよね。
そこで、ユリシスでよくやっているのは「後だしじゃんけん」です。ルールは簡単で、スタッフとじゃんけんをして、子どもたちは後出しで「負ける」というもの。普通、じゃんけんは「勝つことがすべて」ですが、ここでは「負けること=勝ち」とします。
運動前のあいさつや帰りの会のちょっとした時間にやっていて、これが「メンタルローテーション」の思考を身につける練習になるんです。
子どもたちの「じゃんけんは勝たなくちゃ意味がない」の思考をちょっとズラすことができ、「負けもいいね」の思考を生み出すことができると思っていて。
ここでは、例え子どもたちがじゃんけんに勝ったとしても、ルールとしては「勝ち」とはならない。普段から何気なくこの思考を練習しておくことで、「勝ち」や「1番」に対する考え方が少しずつ変わってくるのかなと思っています。
ユリシスでは、ビジョントレーニングも兼ねてやっているので後出しにしていますが、ご家庭ではシンプルに「じゃんけんで負けた人が勝ち」といったルールでやってみるのもいいですね。
長い人生、勝ち続けるのはなかなか難しかったりします。負けても自分なりのとらえ方で、次に活かすことが大事だと思っていて。その方が人としてより味わい深い人生を送れるような気がします😄