こんにちは!保育士のたくまです。お正月に奈良旅行に行ってきました。小学校の修学旅行以来なので、実に35 年ぶり。妻と娘の家族3人「そうだ、奈良に行こう」ってなノリで。
奈良公園を中心に、春日大社で初詣、東大寺で大仏さまを拝観し、鹿さんにおせんべいをあげたりと、寒空の下“ザ・日本”なひとときをのんびり過ごすことができました。周りは外国人ばかりで、アウェイ感満載でしたけどね(笑)
今回の旅で私が特に感銘を受けたのは、ズバリ!大仏さまです。その大きさに圧倒され、まじまじと拝観させて頂きました。15mもあって、マンションだと5階〜6階相当!迫力満点です。
私が生まれる遥か昔からそこにあって。実家の写真立てに居る曽祖父が生きていた時代よりも遥か昔です。ロマンを感じずにはいられません。
それでもって建立のプロセスもストーリーがあって素敵なんですよね。聖武天皇の熱い思いに動かされ、国中の人たちが心をひとつにしたっていう。
なんでも奈良時代は天然痘が大流行し、政治的争いも相次ぐなど、社会は相当な“不安”にさらされていたそうです。
そこで、国家の安寧(あんねい:心が穏やかで落ち着き、不安や心配事がなく、平穏で満たされている状態)を強く願った聖武天皇は「動物も植物も人間も、生きているすべてのものが幸せになるように」と大仏造立(ぞうりゅう)の詔(みことのり)を発します。
そのなかで「一枝の草、一握りの土を持ってくるだけでもかまわない。自分も手伝いたいという者がいたら許すように」と呼びかけたそうです。
これは「小さなものでも、国中の人々の心を一つにして、皆で力を合わせれば、どんな困難な事業も成し遂げられる」という意味で、聖武天皇のひたむきな思いが伝わってきますよね。
ユリシスで、日々、子どもたちの成長を見守りながら、保護者の皆さまとお話ししていると、「将来が不安」「この関わりで合っているのか心配」そんな声をよく耳にします。
不安を感じるのって、決して弱さではないと思うんですよね。それだけお子さんのことを大切に思っている証だと、私は感じています。
そんな訳で今日は少し視点を変えて、奈良の大仏建立のお話から、子育て中の“不安”との向き合い方について考えてみたいと思います。
奈良の大仏は「一気に」作られたわけではありません。聖武天皇の時代に「国を守り、人々の心を安らかにしたい」という願いから建立が始まり、7年の歳月を経て完成しました。
しかし、建立の道のりは決して順調ではありませんでした。材料が足りない、技術的な壁にぶつかる、疫病や災害が起こる、何度も「本当に完成するのだろうか」という不安があったはずです。
1000年以上の前の話なので、重機も無ければ精密な機械もない。疫病や災害で毎日が生きるか死ぬかの瀬戸際。その苦労は私たちの想像を遥かに超える過酷なものだったでしょう。
それでも、当時の人々は「今日は土台を固める」「今日は一部分を鋳造する」そんな小さな工程を積み重ねていきました。
子育ても支援も、大仏建立とよく似ているなと感じます。なぜなら子どもの育ちも、支援も、将来の姿を一気に完成させることはできないので。
「この子は大丈夫だろうか」「ちゃんと自立できるのだろうか」そんな不安が頭をよぎることってありますよね。
でも、大仏建立と同じで、今日は安心して通えた、今日は「できた!」が一つ増えた、今日は笑顔で帰ってきた、その一日一日の積み重ねが、やがて大きな形になっていく。
完成図がはっきり見えなくても大丈夫。不安は「消すもの」ではなく「抱えながら進むもの」。この大前提を認知するだけでも、すっと心が軽くなるような気がします。「あ、不安って抱えてていいんだ」って。私もこの考えにどれだけ救われたことか。
大仏さまを作った人たちも、不安をゼロにしてから作業を始めたわけではなくて、不安を抱えながらも少しずつでも着実に前に進んだのかなと思います。
不安がありながらも、「今できること」を続けた結果、大仏さまが今も私たちを優しく見守ってくれているんですよね。
私たちも不安を感じながらも、毎日子どもと向き合い、悩み、考え、愛情を注いでいる。それだけで、すでに大きな一歩を踏み出しているんですよね。
私たちは「一緒に大仏さまを建立する仲間」。ユリシスは、保護者の皆さまと一緒に、お子さんの「大仏」を少しずつ形にしていく場所。なんて、ちょっと言い過ぎでしょうか(笑)
不安を一人で抱え込まず、「こんなことが心配で⋯」「ちょっと聞いてほしくて⋯」そんな時は、いつでも声をかけてください。一緒に考え、一緒にお子さんの「大仏」を形にしていきましょう。
奈良の大仏さまが、長い年月をかけて完成したように、子どもたちの成長も、ゆっくり、確かに進んでいきます。
今日という一日が、未来の大切な一工程。そう信じて、これからもみなさまの心にそっと寄り添っていけたら嬉しいです😊
写真は、東大寺大仏殿の名物スポット「柱の穴くぐり」に挑戦中の私。くぐることで厄除けになると聞いて(笑)結果は⋯見事にくぐることができました!今年は骨折しませんように⋯
奈良公園を中心に、春日大社で初詣、東大寺で大仏さまを拝観し、鹿さんにおせんべいをあげたりと、寒空の下“ザ・日本”なひとときをのんびり過ごすことができました。周りは外国人ばかりで、アウェイ感満載でしたけどね(笑)
今回の旅で私が特に感銘を受けたのは、ズバリ!大仏さまです。その大きさに圧倒され、まじまじと拝観させて頂きました。15mもあって、マンションだと5階〜6階相当!迫力満点です。
私が生まれる遥か昔からそこにあって。実家の写真立てに居る曽祖父が生きていた時代よりも遥か昔です。ロマンを感じずにはいられません。
それでもって建立のプロセスもストーリーがあって素敵なんですよね。聖武天皇の熱い思いに動かされ、国中の人たちが心をひとつにしたっていう。
なんでも奈良時代は天然痘が大流行し、政治的争いも相次ぐなど、社会は相当な“不安”にさらされていたそうです。
そこで、国家の安寧(あんねい:心が穏やかで落ち着き、不安や心配事がなく、平穏で満たされている状態)を強く願った聖武天皇は「動物も植物も人間も、生きているすべてのものが幸せになるように」と大仏造立(ぞうりゅう)の詔(みことのり)を発します。
そのなかで「一枝の草、一握りの土を持ってくるだけでもかまわない。自分も手伝いたいという者がいたら許すように」と呼びかけたそうです。
これは「小さなものでも、国中の人々の心を一つにして、皆で力を合わせれば、どんな困難な事業も成し遂げられる」という意味で、聖武天皇のひたむきな思いが伝わってきますよね。
ユリシスで、日々、子どもたちの成長を見守りながら、保護者の皆さまとお話ししていると、「将来が不安」「この関わりで合っているのか心配」そんな声をよく耳にします。
不安を感じるのって、決して弱さではないと思うんですよね。それだけお子さんのことを大切に思っている証だと、私は感じています。
そんな訳で今日は少し視点を変えて、奈良の大仏建立のお話から、子育て中の“不安”との向き合い方について考えてみたいと思います。
奈良の大仏は「一気に」作られたわけではありません。聖武天皇の時代に「国を守り、人々の心を安らかにしたい」という願いから建立が始まり、7年の歳月を経て完成しました。
しかし、建立の道のりは決して順調ではありませんでした。材料が足りない、技術的な壁にぶつかる、疫病や災害が起こる、何度も「本当に完成するのだろうか」という不安があったはずです。
1000年以上の前の話なので、重機も無ければ精密な機械もない。疫病や災害で毎日が生きるか死ぬかの瀬戸際。その苦労は私たちの想像を遥かに超える過酷なものだったでしょう。
それでも、当時の人々は「今日は土台を固める」「今日は一部分を鋳造する」そんな小さな工程を積み重ねていきました。
子育ても支援も、大仏建立とよく似ているなと感じます。なぜなら子どもの育ちも、支援も、将来の姿を一気に完成させることはできないので。
「この子は大丈夫だろうか」「ちゃんと自立できるのだろうか」そんな不安が頭をよぎることってありますよね。
でも、大仏建立と同じで、今日は安心して通えた、今日は「できた!」が一つ増えた、今日は笑顔で帰ってきた、その一日一日の積み重ねが、やがて大きな形になっていく。
完成図がはっきり見えなくても大丈夫。不安は「消すもの」ではなく「抱えながら進むもの」。この大前提を認知するだけでも、すっと心が軽くなるような気がします。「あ、不安って抱えてていいんだ」って。私もこの考えにどれだけ救われたことか。
大仏さまを作った人たちも、不安をゼロにしてから作業を始めたわけではなくて、不安を抱えながらも少しずつでも着実に前に進んだのかなと思います。
不安がありながらも、「今できること」を続けた結果、大仏さまが今も私たちを優しく見守ってくれているんですよね。
私たちも不安を感じながらも、毎日子どもと向き合い、悩み、考え、愛情を注いでいる。それだけで、すでに大きな一歩を踏み出しているんですよね。
私たちは「一緒に大仏さまを建立する仲間」。ユリシスは、保護者の皆さまと一緒に、お子さんの「大仏」を少しずつ形にしていく場所。なんて、ちょっと言い過ぎでしょうか(笑)
不安を一人で抱え込まず、「こんなことが心配で⋯」「ちょっと聞いてほしくて⋯」そんな時は、いつでも声をかけてください。一緒に考え、一緒にお子さんの「大仏」を形にしていきましょう。
奈良の大仏さまが、長い年月をかけて完成したように、子どもたちの成長も、ゆっくり、確かに進んでいきます。
今日という一日が、未来の大切な一工程。そう信じて、これからもみなさまの心にそっと寄り添っていけたら嬉しいです😊
写真は、東大寺大仏殿の名物スポット「柱の穴くぐり」に挑戦中の私。くぐることで厄除けになると聞いて(笑)結果は⋯見事にくぐることができました!今年は骨折しませんように⋯