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(99件)

落ちた落ちたゲームで聴覚処理能力向上!!

こんにちは🌞 横浜市青葉区にある児童発達支援、フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋 今回は幼稚園や保育園でも人気のある「落ちた落ちたゲーム」についてご紹介します🍎 とてもシンプルでお子様から大人気の落ちた落ちたゲームは、以下のように行います。 1、歌に合わせ、両手で手を叩く👏 2、指導員は「おーちたおちた」と言い、子どもは「なーにがおちた?」と言う👂 3、指導員が落ちたものの名称を言い、それに合わせて子どもたちはジェスチャーをする🕺 上記の流れが一般的ですが、フォレストキッズこどもの国教室では、視覚優位のお子様が多いため、名称を言うときに絵カードで補填して情報提供を行います。 この流れで定着した後に、言葉だけにして行ったり、聴覚情報処理の練習へと繋げていきます。 また、絵カードと異なる名称を言うことで、視覚的な情報に惑わされずに聴覚的な情報を優位にして処理する練習なども行います。 以下に大きく4つの目的をご紹介いたします。 🔷聴覚情報処理能力の向上 上記で説明した通り、徐々に視覚的な情報を減らしたり、あえて視覚的な情報を共存させることで聴覚処理能力の向上を目指します。 🔷集中力と注意力の向上  落ちた物に対する答えをすぐに考え、反応するために集中力が必要です。子どもたちはゲームに集中して他者の発言や視覚的情報を処理し、即座に判断することで、注意を持続させる力を養います。 🔷社会性やコミュニケーション能力の育成  他児や大人と一緒に遊ぶゲームのため、ゲームが始まるまで待つことや、ルールに従って行動することで、集団生活の中でのマナーや規律を身につけることができます。 🔷反応速度と判断力の向上  「何が落ちた?」という問いに素早く答えるためには、考えを巡らせ、すぐに判断して答えを言うスキルが必要です。このようなゲームを通じて、子どもたちの反応速度や判断力が鍛えられます。

フォレストキッズこどもの国教室/落ちた落ちたゲームで聴覚処理能力向上!!
教室の毎日
24/10/04 16:17 公開

パクパクうさぎの支援目的🐰

こんにちは🌞 横浜市青葉区にある児童発達支援フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋 今回はフォレストキッズこどもの国教室で取り入れている「パクパクうさぎ」の目的についてご説明させていただきます🐰 療育や保育現場でよく見るパクパクうさぎ(うさぎと言っても猫や犬、アンパンマンなど用意しております)ですが、どのような目的があるかご存知でしょうか❓ 早速ですが、目的について、大きく分けて以下の3つをご紹介します。 🔷語彙の強化 最初は果物や野菜などの身近なもので行い、指定した物を食べさせてもらうということから始めます。言葉と写真やイラストを一致させることの繰り返しでその名詞を定着させていきます。少しづつレベルアップしていき、料理にしたり野菜や果物などの上位概念での指定にしたりすることでその物の理解をより深めていきます🍎🥕 また、口に入れる瞬間に「食べる」という言葉を添えることで食べるという動詞の強化も目指します😋 🔷抑制能力の向上による実行機能の強化 発達に特性があるお子様、特に衝動性の強いお子様が苦手とされる実行機能の一つである抑制能力の向上を目指します。お子様とこの課題を行っていると必ずと言って良いほど、自分の食べさせたい物を握っていたり、食べさせようとしてきます。そこで、あえて違う物を指定することで自分のあげたいものを我慢して、目的の達成のために必要な考え方にシフトする実行機能を養う練習を行います💪 🔷ワーキングメモリの強化 指定するものを複数にすることで、ワーキングメモリの強化をしていきます。まずは1つ、そして2つ、3つ、4つと覚える数を増やしていくことで、短期記憶から情報を処理して目標を達成させるワーキングメモリを強化します。この際、鍛えられるのは、発達に特性があると苦手なことが多い聴覚ワーキングメモリを鍛える練習になります👂🎧 他にも薄いカードを机から取ることから手先の巧緻性などの目的もありますが、利用されるお子様の特性に応じて目的を設定して療育を行っております🏁

フォレストキッズこどもの国教室/パクパクうさぎの支援目的🐰
教室の毎日
24/09/30 15:14 公開

ストループ効果と発達障害

こんにちは🌞 フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋 みなさん、ストループ効果とはご存知でしょうか。 よく脳トレなどで見る”アレ”ですね。 「赤」と青色で書いてあり、何色かを聞くと赤という文字が情報の処理を混乱させる内容のものです。 このストループ効果ですが、多くの研究や報告ではストループ課題における干渉の抑制能力は発達障害が苦手とする実行機能の抑制能力に等しいとみなされています👨‍🏫 つまり、発達障害の特性があると、上記の課題が情報の処理をより困難にさせるのです。 そのため、フォレストキッズは実行機能を強化するための課題としてストループ課題を取り入れています🟥🟦 ストループ効果を利用したストループ課題は、以下のような実行機能の強化を促せます🧠 1. 反応抑制:直感的な反応(文字の意味に従って読む)を抑制し、別のルールに従う(文字の色を答える)必要があるため、注意力と自己制御が鍛えられます。 2. 認知的柔軟性: 課題のルールが変わるたびに、脳が異なる戦略を迅速に切り替える必要があります。これにより、異なる状況や文脈に応じて適応する能力が養われます。 3. 作業記憶:複数の情報(文字の色と意味)を同時に処理する必要があるため、作業記憶も強化されます。 特にこの課題はADHD 傾向がある場合により低い成績を示すため、実行機能における抑制能力が ADHD と ASD とを鑑別する認知機能の一つではないかと考えられているようです。 参考文献 https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/en/list/recent_additions/--/p/1501/item/14388

フォレストキッズこどもの国教室/ストループ効果と発達障害
教室の毎日
24/09/18 13:27 公開

ASDの聴覚処理④実行機能を強化する支援方法

こんにちは🌞 横浜市青葉区にあるフォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋 今回は特性のあるお子様は弱いと言われている実行機能を強化する支援方法をお話しさせていただきます。実行機能とは??という方は前回の記事のサイトリンクをご参照ください。 1. プランニング * 逆算プランニング: 長期的なタスクを行う場合、最終目標から逆算して必要なステップを洗い出し、順序立てて計画を立てる練習を行います。この方法は、論理的思考を養い、長期的なプロジェクト管理を助けます。 * タスクの分割: タスクを小さなステップに分けることで、目標に対する行動の見通しや順序を理解しやすくします。また、タスクを完了するごとにチェックを入れ、進捗を視覚的に確認することで、達成感を得られるようになります。 * タイマーの活用: 特定のタスクにかける時間を決め、タイマーを使って管理することで、時間感覚を養い、タスク管理能力を向上させます。時間内にタスクを終える習慣を身につけることで、計画性が身に付きます。 2. ワーキングメモリの強化 * 視覚ワーキングメモリ: 神経衰弱のような楽しみながら記憶力を養えるゲームなどがおすすめです。詳しくは以下を参照してください。 * テディベアメモリー:https://www.instagram.com/p/C4hLeF7hia7/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA== * 聴覚ワーキングメモリ: 指定したものが出てきた際に手を叩く課題などがあります。詳しくは以下をご参照ください。 * いろいろぽん:https://www.instagram.com/p/C-T0eWphcU0/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA== * 虫とりゲーム:https://www.instagram.com/p/C-KJUifBhgW/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA== 3. 注意の切り替え訓練 * フレキシブルシフトゲーム: 注意を別の活動に切り替える練習として、異なる種類のタスクを交互に行うゲームを導入します。たとえば、色を言うゲームと形を言うゲームを交互に行うことで、注意を切り替える力を養います。例えば、「あか」と書いた文字を青で塗り、何色?なんて書いてある?と質問を変えることで回答へ必要な処理を切り替える練習があります。 4. 柔軟性の育成 * 「もしも」の練習: 予定や計画が変更された場合の対処法を練習します。「公園に行く予定だけどもし雨が降ったらどうする?」といったシナリオを設定し、一緒に解決策を考える練習を行います。これにより、柔軟な思考と適応力が養われます。ただ、一般的に「もし」と言う仮定や条件の概念が理解できるのは一般的に4歳から5歳くらいなので発達状況に合わせた支援が重要です。 これらのように、実行機能の強化に必要な支援はお子様が苦手としている項目により、目的が異なるため、まずはお子様の特性を理解し、必要な支援を見出す必要があります。 定期的に情報を発信しておりますので、次回も是非ご覧ください☺️

フォレストキッズこどもの国教室/ASDの聴覚処理④実行機能を強化する支援方法
教室の毎日
24/09/07 11:49 公開
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