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児童発達支援・放課後等デイサービス クオール上大岡教室のブログ一覧

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(12件)

SSTについて①

クオール上大岡教室の療育内容について、ご紹介します! 今回は、SST(ソーシャルスキルトレーニング)です。 SSTは、主に精神科病院の入院患者を対象に実施されてきたことが始まりです。 現在は精神科療育だけではなく、多くの分野や領域で、生活のしづらさを抱えている人に対して実施されています。 精神科領域でのSSTは、ご本人の性格や社会性などがある程度形作られてから発症するため、リハビリテーションとして行われることが多いです。 一方で、発達障害のある人へのSSTは、予防的、発達促進的なSSTが子どもの頃から行われるといった違いがあります。 発達障害の方に対するSSTの派生としては、「ライフスキル」という概念も重要となってきます。 ソーシャルスキルは、その名の通り社会的なものなので、人に合わせる必要があります。 トレーニングが実を結ぶこともありますが、苦手な分野や活動を強要する結果になり、かえって苦しめてしまうことも少なくありません。 またSST実施においては、その人自身が目標に納得し、主体的に取りくむ気持ちが重要となります。 ライフスキルは、子どもの生活や人生のためのものなので、必ずしも人に合わせなくとも良いものが多いです。 「あれもこれも」と手当たり次第に学ぶ必要もなく、生活に関係のあるスキルをピックアップするため、目標設定もしやすいです。 知的な遅れがない発達障害の方ほど、思春期以降にライフスキルの不足が課題となることが多いといわれています。 発達障害の方が離職する場合、仕事のスキルは問題なくとも、遅刻や欠勤が多かったり、職場にうまく馴染めないことが原因であることが多いのです。 クオールでは、SSTを実施する中で、ライフスキルも重視してプログラム提供をしています。 児童と一緒に自分も成長していきたい方、専門性を高めることに興味はあるけど、そのような職場と出会えてこなかった方など…。 たくさんのご応募お待ちしております!

児童発達支援・放課後等デイサービス クオール上大岡教室/SSTについて①
スタッフ募集
24/11/12 11:57 公開

ABAについて

クオール上大岡教室では、下記2つの療育方法を取りいれた支援を行っています! ・TEACCH(構造化された指導法)  ・ABA(応用行動分析) 前回はTEACCHプログラムをご紹介させて頂きました。 今回は、ABA(応用行動分析)について、簡単にご紹介します! ABA(応用行動分析)は、「行動」が環境との相互作用によって増えたり減ったりすることに注目した科学と実践のこと…だと思っています。 あまり断定的なことを言うと、もっと詳しい人達の反感を買いそうなので、ぼやかしています。笑 もっと詳しく知りたい方は、ABAで検索すれば沢山出てくるので、そちらを参考にされてください。 ABAの実践は、ある特定の「行動:Behavior」を測定することから始まります。 「先行刺激:Antecedent」⇨「行動:Behavior」⇨「結果:Consequence」の3つの枠組みで考えるため、頭文字をとってABC分析とも三項随伴性とも言われます。 (「動機付け操作:Motivating Operation」も加えて、四項随伴性という考え方もあります) ABAでは、ある特定の「行動」を増やしたい、あるいは減らしたいと考えるとき、「行動」そのものではなく前後の環境にアプローチします。 TEACCH(構造化された指導法)との違いをよく聞かれるのですが、TEACCHとABAは「料理のレシピ」と「料理の仕方」のような関係性です。 …あえて分けて考えること自体が間違っているとも言えます。 例えば、構造化された指導法によって環境が整えられる(先行刺激が改善される)と、おのずと「行動」も変わります。 構造化された指導法は、ABAにおける「先行刺激」を視覚支援によって分かりやすく再調整することと同じなわけです。 ところで、ABAの実践において、筆者(児発管)が一番大変だなーと感じる部分は、記録(行動の測定)です。 言わずもがな、実践現場における支援は、ひとりではできません。ひとりが完璧な支援ができても、どこかでマンパワーが足りなくなり、満足な支援はできなくなってしまいます。 クオールでは、日々のサービス提供記録を児童ごとに用意することで、この課題の解決のために取り組んでいます。 支援計画(目標)は一人ひとり違うのに、記録フォーマットが同じでは、痒いところに手が届きません。 ABAでは、行動の生起頻度をカウントする「量的な記録」が求められますが、お子さんによってはSST(ソーシャルスキルトレーニング)によるコミュニケーションの「質的な記録」をしたい場合もあります。 どちらも大事な記録なのですが、ABAにおいては、記述式の記録では、介入の前後によって「行動」が増えたのか、減ったのか、あるいは変化がないのかが、分かりにくくなってしまいます。 直接支援員(児童指導員又は保育士)のOJTを行ううえで、日々アセスメントをしながら記録する習慣がつくれたことは、クオールの強みだと感じています。 児童と一緒に自分も成長していきたい方、専門性を高めることに興味はあるけど、そのような職場と出会えてこなかった方など…。 たくさんのご応募お待ちしております!

児童発達支援・放課後等デイサービス クオール上大岡教室/ABAについて
スタッフ募集
24/11/11 19:45 公開

TEACCHプログラムについて

クオール上大岡教室では、下記2つの療育方法を取りいれた支援を行っています! ・TEACCH(構造化された指導法)  ・ABA(応用行動分析) このうち、ABAはよく聞くけれども、TEACCHは聞きなじみがないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、TEACCHプログラムについて、簡単にご紹介します。 TEACCH(Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped CHildren:自閉症および関連するコミュニケーション障害児の教育と訓練)は、アメリカのノースカロライナ州で行われている自閉症の方を対象としたプログラムです。 TEACCHは、過去に「自閉症は親の誤った子育てや関わり方が原因の障害である」との主張があった頃に、この主張に反対する立場で研究が開始されました。 TEACCHを他のプログラムと区別している重要な要因の一つとしては「自閉症の人を正しく理解し、敬意を払い、受容し、尊重する」ことを対応の礎としていることだと思います。 TEACCHは自閉症の方を生涯支援する包括的なプログラムであり、「自閉症を克服」することは目指しません。 自閉症の方が、自閉症のまま幸せに暮らせるように、環境を分かりやすく整える方法として「構造化された指導法」を活用します。 最近は「絵カードを使ったスケジュール」や「パーテーションを立てる」支援をよく目にするようになりました。 もちろん、これらも構造化された指導法のひとつではあるのですが…。 よくある失敗としては「絵カードを見せても言うことを聞かないので、ただの壁飾りになっている」「パーテーションを立てても、それを乗り越えていくので、結局、人が対応をする」ことでしょうか。 実際は、「絵カード」や「パーテーション」がそれだけで役に立つのではなく、自閉症の人のものの捉え方、考え方を踏まえたうえで、オーダーメイドで環境調整を施す必要があります。 「この自閉症の人には、構造化が効かない!」と思っているとすれば、それは度数の全く違う眼鏡をかけさせて「この人には、眼鏡が合わない!」と思っていることと同じようなものです。 …もう少し詳しく知りたい方は、一度クオールに遊びにいらしてください。 この記事を読んでいて「なんだか難しそうだぞ…」と思いましたか? その通りです。TEACCHって、難しいんです。でも、この考え方はとっても役に立つものです。 クオール上大岡教室で働く直接支援員(児童指導員又は保育士)は、皆さん専門的な支援については未経験でしたが、OJTを受けしっかりと働いてくれています。 児童と一緒に自分も成長していきたい方、専門性を高めることに興味はあるけど、そのような職場と出会えてこなかった方など…。 たくさんのご応募お待ちしております!

児童発達支援・放課後等デイサービス クオール上大岡教室/TEACCHプログラムについて
スタッフ募集
24/11/11 18:10 公開
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