そういえば このところ 癇癪がひどかったあの子の癇癪、見てないな。
と、気づいた昨日。
こんにちは。管理Tです。
4歳 Dくん。
ご家族が 言葉が出ないことと こだわりの強さ を訴えて てらぽけ香西の
門をたたいてくださったのが2か月前のこと。
部屋に入るなり広間や廊下を 走り回り
静止したら泣き 食い入るようにおもちゃで遊び
リズムウォークをするよと誘導しても
「やりたいことを邪魔されている」
「なんでやらしてくれないんだ」とばかりに
泣いて怒って…
あの時は Dくん自身が とても混乱して つらかったろうなと思います。
それから 指示を通すために 職員みんなで知恵を出し合い
視覚支援カードを作ったり
くすぐり遊びをしたり
感覚系のおもちゃがどうやら好きなようだとつきとめ
そんなおもちゃをたくさん作ったり。
色んなトライアルとエラーを繰り返していくうちに
少しずつ 目を見て話をしてくれるようになり
彼のほうからくすぐり遊びを要求してくれるようになり…
にこにこ笑顔できてくれるようになりました。
気づけば あらっ?この頃 彼 泣いてないね?
情緒が安定してきました。
さて 私たちのことを考えてみましょう。
私たち自身 情緒が不安定な時ってどういうときでしょう?
それは
見通しが立たないとき ではないでしょうか。
(子育ての悩みは いつ終わるのかわからないから 不安定になりがちですよね。私もそうです。 )
D君の場合
・今遊んでいたいのに!止められた‼
⇒ あ、リズムウォーク終わったら 遊んでよかったな。
とか
⇒ 片付けしたら この前 すごく褒めてもらえたなぁ
とか
⇒はじまりの会で座っているだけで先生たちが拍手してくれたなぁ
そういう経験値が上がっていくことで
かつては 強くこだわっていたことも
一旦 手放してくれる ことが起こるようになってきたのだと思います。
視覚支援カードで 予定を伝える
そして 何度か経験をすることで 時間感覚もそだち
行動も滑らかになります。
もし、このブログの読者の方にも お子様の癇癪で
日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃるかもしれません。
(ちなみに これを書いている私自身が 子育ての時に もっとも苦しんだところです。)
寄り添う気持ち
信頼を得ること
伝わるように伝える
そしてご本人の経験値をが上がること
この4つが 癇癪を減らしていくための必要十分条件と
私は考えます。
とはいえ ご家庭で 「寄り添うこと」っていうのは
お忙しい保護者の皆様にとっては
時間的にも 住環境的にも
これほど難しいことはないと 育児をしてきた一母親として 強く感じます。
てらぴぁぽけっと高松香西教室は 二時間
マンツーマンで あなたのお子さまに寄り添います。
おひとりで 子育ての悩みを抱えておられる保護者の皆様
悩まず まずは てらぴぁぽけっと高松香西教室に ご相談くださいね。
Dくんの癇癪が消えた話。
教室の毎日
24/06/28 11:56