放課後等デイサービス

かみか企画 (個別、小集団、オーダーメイド療育、行き渋り・不登校支援)のブログ一覧

  • 空きあり
  • 送迎あり
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1720-4924
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(308件)

言葉遣いが……

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 【発達障害の子の❝荒い言葉つかい❞には理由がある】 まね・刺激優勢・瞬時選択ミス・語彙の少なさ…その背景と関わり方 「急に乱暴な言い方をする」「家では言わないのに外でだけ荒くなる」 そんなご相談は、発達障害の子どもたちではとても多い特徴です。 実は、この荒い言葉は 性格の問題 ではなく、脳の特性から起こりやすい理由 がいくつもあります。 ① 耳にした言葉を〖そのままコピー〗しやすい 発達障害の子は、モデル模倣が強く働くタイプ が多く、 ・友達の言い方 ・テレビやYouTubeのセリフ ・大人の口調 をそのまま使ってしまいます。 特にASDの子は「使っていい場面かどうか」を判断するのが苦手なため、 場を選ばずに覚えた言葉が出てしまうことがあります。 ② 刺激優勢(強い刺激にひっぱられる)で荒い表現が出やすい 強い音・強い感情・強い言葉は、脳がパッと反応しやすい刺激。 ADHD傾向の子は、興奮状態のときに特にこの刺激優勢が起こりやすく、 • 怒られた瞬間に強い言葉で反発 • テンションが上がって乱暴な言葉が出る • 我慢の負荷が高まると荒い口調になる などの突発的な言葉の乱れが見られます。 本人は「言ってやろう」と計画して言っているのではなく、 刺激に引っ張られて出てしまうことが多い のが特徴です。 ③ 瞬時にことばを選ぶのが苦手 咄嗟に適切な言葉を選ぶ力を「瞬時選択」といいます。 ASD・ADHDどちらの子も、緊張時や疲労時はこの瞬時選択がうまくいかず、 • 丁寧に言うつもり → 乱暴に聞こえる • 本当は「やめてほしい」 → 「うざい!」に変換されてしまう といった言い間違い・語彙選択ミスが起こりやすいです。 つまり荒く聞こえるけど、本心とは違うこともあります。 ④ 語彙が少なく「荒い言葉しか選べない」 語彙量が少ないと、 強い言葉は覚えやすく弱い言葉は覚えにくい ため、 どうしても【荒く聞こえる言葉】が先に口から出やすくなります。 例) • 「やめてください」より「やめろ」 • 「悲しい」より「ムカつく」 本心は「困っている」「助けてほしい」なのに、 表現が追いつかず荒い形になってしまうケースです。 荒い言葉への関わり方 ① 本心の翻訳を手伝う 「やめてほしいって言いたかったんだね」 「本当は困ってたのかな?」 と気持ちを言語化して返すと、語彙が増え、瞬時選択ミスが減ります。 ② 【使える代わりの言葉】をセットで教える 💡禁止より「使えるフレーズ」を増やす方が効果大。 たとえば…… • 「やめろ!」 → 「ちょっとストップ」 • 「うざい!」 → 「距離置いて」 • 「なんでやねん!」 → 「どういう意味?」 短くて言いやすい表現のほうが定着します。 ③ 興奮時は言葉より【身体の落ち着き】を優先 刺激優勢で荒くなっているときは叱っても逆効果。 まずは • 深呼吸 • 少し距離を置く などで落ち着ける環境を作るほうが早いです。 ④ 家族や周囲も「見本の言葉」を意識する まねしやすい子ほど、周囲の言葉の影響を強く受けます。 完璧でなくても良いので、 大人の言葉が子どもの辞書になる と意識しておくと安心です。 🍀てなわけで🍀 荒い言葉づかいは • まねしやすい特性 • 刺激に引っ張られる脳の反応 • 瞬時に言葉を選ぶ難しさ • 語彙の少なさ といった 発達特性によって説明できる行動 です。 「性格が悪い」「わざと乱暴に言っている」わけではありません。 背景を理解し、👑本心を引き出す言葉遣い👑を周りがサポートすることで、 子どもはぐっと楽に、そして言葉選びも上達していきます。

かみか企画 (個別、小集団、オーダーメイド療育、行き渋り・不登校支援)/言葉遣いが……
教室の毎日
25/12/11 13:05 公開

できるのにやらないはチョットちがう

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 発達障害の子の「できるのにやらない」はなぜおきる できる=いつもいつでもできる  ではない💦 発達障害の子をしてい応援ると、 「前はできたのに今日は全然やらない」 「やればできるのに、どうしてやらないの?」 という場面はよくあります。 だがしかし 【できる】という状態と【いつも同じようにできる】は全く別物 です。 ここを理解するだけで、子どもへの見方がガラッと優しくなり、関わり方が大きく変わります。とか言う僕も『〇〇ちゃん何でできるのにやらへんの?』とか馬鹿な事をいっていました💦(´;ω;`) 1. 【できる】には「条件」がついていることが多い 発達障害の子が「できた」と言える場面には、たいてい 環境の追い風 があります。 • 静かな環境だった • スケジュールがわかりやすかった • サポートが入っていた • 得意な相手や、安心できる人と一緒だった • 気持ちが落ち着いていた つまり、 《条件がそろえばできる》という状態 であることが多いのです。 そんなことで 《条件がそろわない日》は当たり前にできなくなることがあります。 これは怠けではなく、ごく自然な脳の特性です。 2. 課題の「開始」に大きなエネルギーがいる 発達障害の子は、行動のスタートを切るのが苦手なことがあります。 • やる気はあるのに手が動かない • 頭では分かっているのに動作に移れない • 興味のないことはスイッチが入らない これは意志の問題ではなく、実行機能(脳の司令塔部分)の特性。 大人でも「歯医者に電話しないといけないけど、なぜか動けない日」があるように、 子どもはその差がもっと大きく出るだけです。 3. 不安などでストップしていることも 「できていたことを急にやらなくなる」背景には、 不安・失敗のイメージ があることも非常に多いです。 • うまくいくか不安 • どう終わるのか見通しが持てない • 過去に失敗した記憶がよみがえる このような気持ちがあると、 能力はあっても身体が動かない のです。 4. 疲れているだけという日もある 発達障害の子は、普段から周囲より多くの情報を処理しています。 • 光・音への過敏さ • 周りの刺激を全部ひろってしまう • 人との距離感に気を使う • 頭の中で整理が追いつかない そのため、疲れやすさ が大きな特徴のひとつです。 疲れている日は、いつもできていたことがガクッと落ちやすいのは当然。 「昨日できたことが今日できない」は、ただ疲れている 合図のこともあります。 5. じゃあどう関わればいいの? 💡小さなステップで「今日のベスト」に合わせる その日のコンディションに応じて、求める量や難易度を調整する。 💡 見通しを言葉で伝える 「あと5分したら終わりだよ」 「3つしたら終わりね」 💡はじめの一押しをサポートする 最初の1手だけ一緒にすると、急にスイッチが入ることが多い。 💡 「怠けている」と決めつけない できない背景には必ず理由があります。 まずは原因を見つけることが応援の一歩。 💡できた日は大切に記録する 得意な条件が見えてきます。 「静かな朝は集中しやすい」など発見が増えます。 発達障害の子の「できるのにやらない」は、 やる気がないのではなく、条件がそろわなかっただけ。 そして、 《できる》 は 《毎回同じようにできる》のとは全く別 です。 大切なのは、 その子の【今日のベスト👑】を見つけて寄り添うこと。 一度できたことをゴールにせず、 「どうすれば今日もできる?」を一緒に探す応援がいちばん効果的 です。

かみか企画 (個別、小集団、オーダーメイド療育、行き渋り・不登校支援)/できるのにやらないはチョットちがう
教室の毎日
25/12/11 10:19 公開

1人反省会

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 【脳内一人反省会とは】 発達障害のある子の中には、 「自分の行動を頭の中で何度も振り返り、責めてしまう」 いわゆる【脳内一人反省会】をしてしまう子がいます。 これは、ただの反省とは違い、 「こうすればよかった」「怒られたらどうしよう」「また失敗するかも」 と、同じ場面を何度も繰り返し思い出してしまう状態です。 なぜ“【1人反省会】が起きるのか? ① ミスに敏感で、完璧を求めやすい完璧主義 ASD傾向のある子は「正しくあるべき」という気持ちが強く、 小さな失敗でも気持ちが引きずられやすい特徴があります。 ② 言われた言葉をそのまま抱え込みやすい 注意された言葉を「事実」として深く受け取るため 怒られたから自分はダメなんだとか思ってしまいます。メチャクチャまじめすぎるのかな ③ 気持ちの切り替えが苦手 終わったことをずっと頭の中でグルグル考えて終わったことを消しないで次の行動に移りにくい 家庭や支援者ができること ① 「反省じゃなくて安心」を優先する 長い注意などは全くいらないと思います。 「もう大丈夫だよ」「終わったことやから大丈夫」 という安心を伝えてあげると、脳内反省のループが止まりやすくなります。 ② 出来た部分を一緒に伝える 注意した後すぐに、「ここは上手だったよ」「ここまで頑張れてたね」 と、成功面達成面を必ず一つ入れると過度な自己否定が緩みます。 ③振り返りは短く・具体的に 抽象的なのは御法度 もっとちゃんとして←抽象的 次は筆箱は左に置いたらいいよ←具体的 💡1人反省会をよくする子は実はとても真面目 これをしてしまう子は、 本当はすごく頑張り屋で、周りと良い関係を作りたい子です。 だからこそ、自分を責めすぎないように 周りの大人が“安心の到着地点を作ってあげることが大事です。

かみか企画 (個別、小集団、オーダーメイド療育、行き渋り・不登校支援)/1人反省会
教室の毎日
25/12/09 10:24 公開

ニュアンスが苦手

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 【ASD(自閉スペクトラム症)の子が「ニュアンス」が苦手な理由】 暗黙のルールが分からない/話のタイミングがズレる/応用がきかないように見えるワケ ASD(自閉スペクトラム症)の子どもたちと関わっていると 「ちょっと待ってね」←ちょっとてどんだけ(。´・ω・)? 「また今度ね」←今度て何月何曜日何時💦 「そろそろ行くよ」←そろそろてなに❓ …など、あいまいな言い方が伝わりにくい場面がよくあります。 これは決して“わがまま”でも“聞いてない”わけでもありません。 確かにはっきりしていないので難しいですよね´;ω;`) ①💡 ニュアンスが苦手な理由 ASDの子は、情報をできるだけ「正確に」「事実として」受け取ろうとします。 だ・か・ら…… • 「ちょっと待って」 → どれくらい?1分?10分?地球が何回まわった時 • 「また今度」 → いつ?今日?来週?来年(。´・ω・)(。´・ω・)? • 「そろそろ行くよ」 → そろそろって何分後? このように、大人が“ふんわり伝えたつもりの言葉が、子どもにとっては情報として全く足りません💦 ② 暗黙のルールが分かりにくい理由 例えば、 ・話している人がいたら少し待つ ・列に自然に並ぶ ・相手が嫌そうな顔をしたら距離をあける こうした“空気を読む行動”は、多くの人が無意識に学んでいきます。 しかしASDの子は、 目に見えないルールを拾ってパッと判断するのが苦手です。 ルールが“言葉で説明されていないと分からない”ため、 大人の中では常識でも、子どもにとっては初めて聞くこともあります。 ③ 話すタイミングがズレる理由 ASDの子は、 自分の中の「話したいタイミング」=「話すべきタイミング」 だと感じることが多いです。 相手が話していても、 「今言わないと忘れる」 「今が1番伝えやすい」 という感覚で行動します。 逆に、相手が質問しても、 頭の中で整理に時間が必要で、すぐに返せないこともあります。 これもすべて「脳の動きのパターン」の違いであり、性格とは無関係です。 ④ ASDの子は“応用がききにくい”と割り切ることも大事 ・靴は玄関で脱ぐ → OK ・でも旅館の畳の部屋でも靴を脱いでいい → 分からない ・安全のため「走っちゃダメ」 → OK ・体育の時間は走っていい → 分からない このように、場面が変わると、同じルールをそのまま使えないことがあります。 大人からすると 「なんで分からないの?」 と思うかもしれませんが、 ASDの子にとっては “ルールはルール。変わらないもの” という前提があり、そこに“例外”が入ってくると混乱しやすくなるのです。 だからこそ、私たち支援者や保護者は 「応用するのが苦手なのは特性」 と割り切ってあげると、とても関わりやすくなります。 💡 対応のポイント ① ニュアンスをやめて“数字や具体語”で伝える • 「ちょっと待って」→「1分待って」 • 「また今度」→「土曜日にするね」 • 「そろそろ行くよ」→「あと3分で出るよ」 ② 暗黙のルールは“明文化”する • 写真やイラストで説明 • 「この場所ではこうするよ」と、その都度ハッキリ言う • 初めての場所は事前予告 ●③ 話す順番を見える化する • 「次はあなたの番ね」 • 「今は私の話、終わったら話してね」 • ジェスチャーでOK合図を出す ●④ 応用できないのは“できない”のではなくルールを切り替えるのが難しいだけ だから、 • 「ここでは〜」を毎回伝える • 例外を説明する • 繰り返し・視覚支援でしっかり定着させる これで子どもはずっと安心して動けるようになります。 大人が「特性だから」と割り切ると関係がうまくいく ASDの子が混乱するとき、 実は“大人側の伝え方のあいまいさ”が原因になっている事も多いです。 だから、 「なんでできないの?」ではなく「この子の脳の特徴だから」 と捉えると、驚くほど関わりが楽になります。 子どもは“困らせようとしている”のではなく、 分かりやすく伝えてほしいだけなんです。

かみか企画 (個別、小集団、オーダーメイド療育、行き渋り・不登校支援)/ニュアンスが苦手
教室の毎日
25/12/08 13:46 公開

💢イライラ💢

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ イライラするのは悪いことではありません。大人関係なくイライラするときはします。気持ちの整理が追いつかなかったりすると、心がいっぱいいっぱいにないりしんどくなります。 発達障害のある子は、刺激に敏感だったり、切り替えるのが苦手だったり、言葉での表現が追いつかないことで、イライラが強く出ることがあります。 ① 場所を変えるだけで気持ちは変わる イライラしている時は、頭の中が(音、光、人の声、におい)でいっぱいになっています。 こういった刺激が重なって、処理できなくなると爆発しやすくなります。 ➡ 静かな場所・落ち着けるスペースに移動するだけでストレスは半分になることもあります。 誰もいない部屋に移動など ② 関わる人を変える(相手をチェンジする) 同じ人からの声かけが続くと、子どもによってはずっと注意してくると感じたりします 人がかわるだけで大分変ります。 これは「相性」というより、脳の負担が変わるからです。 ③ 紙に文字とか絵を書くことで気持ちが整理される 発達障害のある子は、言語化が苦手な子は多いです。 そのため、気持ちを紙に全部吐き出すだけで混乱が整理され落ち着きを取り戻せることもあります。 💡 こんな書き方がおすすめ • 怒っている理由を言葉で書く • 嫌だったことを絵で描く • ぐるぐる線でも塗りつぶしでもOK 大事なのは、上手に書いたりすることではなく全部出し切ることです 書いた後にこう声をかけるとさらに落ち着きやすいです 『そうやったんや、分からなかったけど教えてくれてありがとう。よくわかった』 ④ イライラは“悪いもの”じゃないと知ってもらう イライラ=ダメではありません。 イライラは『助けて』と【SOS】を出しているのです。 子ども自身が選べる形にすると、自己コントロールの力が育ちます。 発達障害のある子のイライラは、 だからこそ、『我慢がたらない』ではないです • 場所を変える • 関わる人を変える • 紙に書いて吐き出す イライラするたびに「この子はダメだ」と思う必要はありません。 むしろ、イライラへの対処が身につくと、将来の自己管理力が大きく育っていきます。

かみか企画 (個別、小集団、オーダーメイド療育、行き渋り・不登校支援)/💢イライラ💢
教室の毎日
25/12/08 11:28 公開
電話で聞く場合はこちら:050-1720-4924
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

24時間以内に
31人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1720-4924

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。