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療育センターエコルド はぐみのおうち かすがいのブログ一覧

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球技が苦手、板書が遅い…原因は「目の動き」かも?

こんにちは! 療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい 理学療法士の 内山 隆範(うちやま たかのり) です。 今日、2026年2月6日は何の日かご存じですか? そう、いよいよ冬季オリンピック(ミラノ・コルティナダンペッツォ大会)の開幕日です! 僕はスポーツ観戦が大好きなので、これから寝不足の日々が続きそうです(笑)。 あんなスピードで滑ったり、回転したりする選手たちを目で追うだけでも大変ですよね。 実は、この「動くものを目で追う力」。 オリンピック選手だけでなく、子どもたちの学校生活や遊びにも、ものすごーく重要な関わりがあるんです。 今日は、保護者の方からよく聞かれる「不器用さ」の中でも、特に「目(見る力)」にスポットを当ててお話しします。 ■ 「ボールが取れない」の正体 療育の現場や学校で、こんな様子のお子さんはいませんか? ・キャッチボールで、ボールが顔に当たってしまう(手が出ない) ・教科書の読む行を飛ばしてしまう(読み飛ばし) ・黒板の字をノートに写すのが極端に遅い ・ハサミの線がガタガタになる 「運動音痴なのかな?」 「勉強に集中してないのかな?」 そう思われがちですが、理学療法士の視点で見ると、これは運動神経ややる気の問題ではなく、 「眼球運動(がんきゅううんどう)=目の動かし方」が苦手なだけかもしれません。 ■ 視力検査が「A」でも見えていない? 「学校の視力検査はA判定(1.0以上)だったから、目は良いはずです」 とおっしゃる親御さんは多いです。 でも、「視力(止まっているものを見る力)」と「視覚機能(動くものを見たり、情報を処理する力)」は別物なんです。 私たちが生活するには、主に2つの「目の動き」が必要です。 * 追従性(ついじゅうせい)眼球運動 動いているものを、視線を外さずにゆっくり追いかける動きです。 これが苦手だと、飛んでくるボールの距離感がつかめず、キャッチできません。 * 跳躍性(ちょうやくせい)眼球運動 ある点から別の点へ、視線をパッとジャンプさせる動きです。 これが苦手だと、「黒板」を見てから「ノート」に視線を移した瞬間に、「あれ?どこを書いていたんだっけ?」と迷子になってしまいます。 つまり、「目は見えているけれど、うまく使いこなせていない」状態なのです。 ■ お家で遊ぼう!「見る力」を育てるビジョントレーニング 「目の動き」も筋肉の運動なので、遊びの中でトレーニングすれば上達します! オリンピック選手になったつもりで、親子で楽しくチャレンジしてみてください。 ① 風船バレーで「追う力」をアップ 普通のボールは速すぎて目が追いつかない子でも、ふわふわ動く風船なら大丈夫。 「風船をよ~く見てね!」と声をかけながら、打ち合いっこをしましょう。 これだけで、「動くものを目で追い続ける(追従性)」素晴らしい練習になります。 ② 「親指」を見つめて首振り体操 お子さんの目の前に、親指(または好きなキャラクターの人形)を出します。 「この指をじーっと見ててね」と言いながら、お子さんには顔を動かさずに目だけで指を追ってもらいます。 上下、左右、ぐるっと一周。 首ごと一緒に動いてしまう場合は、優しく頭を押さえてあげてください。 ③ 「数字さがし」ゲーム 紙に「1」から「10」までの数字をランダムにバラバラに書きます。 「よーいドン!」で、1から順に指差ししてもらいます。 あちこちに散らばった数字を素早く見つける動きは、黒板の書き写しに必要な「視線をジャンプさせる力(跳躍性)」を鍛えます。 ■ 「見え方」が変われば、世界が変わる 目がうまく動かせるようになると、 「飛んでくるボールが怖くなくなった!」 「本がスラスラ読めるようになった!」 と、子どもたちの自信に直結します。 もし、「うちの子、もしかして見る力が弱いのかな?」と感じたら、 「もっとよく見なさい!」と叱る前に、風船遊びや数字探しを一緒に楽しんでみてください。 エコルドでは、体全体の運動だけでなく、こうした「ビジョントレーニング」も遊びの中に取り入れています。 お子さんの「見え方」について気になることがあれば、いつでも内山にご相談くださいね。 今夜の開会式、子どもたちの「見る力」を育てるチャンスだと思って、一緒にテレビで選手を目で追ってみるのもいいかもしれませんね!(笑) 療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい 理学療法士:内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/球技が苦手、板書が遅い…原因は「目の動き」かも?
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26/02/06 08:20 公開

すぐ疲れる子の体の秘密

こんにちは! 療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい 理学療法士の 内山 隆範(うちやま たかのり) です。 暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。 寒さで体が縮こまってしまったり、朝布団から出るのが億劫だったり… 大人でも体を動かすのが少ししんどい季節です。 さて、今日は僕が理学療法士として、これまで病院や訪問リハビリの現場で出会ってきた中で、実はとても多かった「あるタイプのお子さん」についてお話しします。 それは、 「体は元気なはずなのに、すぐに『疲れた~』と言って座り込んでしまう子」です。 ■ 「抱っこ」をして気づく、ある違和感 僕には、リハビリの現場で忘れられない感覚があります。 あるお子さんをご自宅でリハビリしていた時のこと。お母さんがこんな風に相談してくれました。 「先生、この子、抱っこするとすごく『重く』感じるんです。体重はそんなに重くないはずなのに…」 実際に僕がその子を抱き上げてみると、すぐに理由が分かりました。 普通、人が抱っこされる時は、落ちないように無意識に体に力を入れ、相手にしがみつこうとします。 でもその子は、まるで水が入った袋のように、体がダラーンとして、僕の腕に全体重を預けてきたのです。 これ、「甘えている」わけでも「筋力がない」わけでもありません。 専門用語で「低緊張(ていきんちょう)」と呼ばれる体の状態である可能性が高いのです。 ■ 筋肉は「ゴムバンド」と同じ? 「低緊張」といっても、病気というわけではありません。 単純に「筋肉の張り(ハリ)」が、もともと柔らかいタイプだと思ってください。 僕はよく、親御さんに「ゴムバンド」に例えて説明します。 ・張りがある状態: ピンと張ったゴム。弾くだけですぐにパチン!と強い力が出ます。動き出しがスムーズです。 ・低緊張(柔らかい)状態: ダルダルに伸びたゴム。力を出そうとしても、まずはゴムをピンと張るまで引っ張らないといけません。 つまり、低緊張のお子さんは、動くたびに「ゴムを引っ張る」という余分なエネルギーを使っている状態なんです。 だから、みんなと同じように遊んでいても、人一倍エネルギーを消耗してしまい、すぐに「疲れた」となってしまうわけです。 ■ 「ふにゃふにゃボディ」のサイン もし、お子さんにこんな様子が見られたら、それは「やる気がない」のではなく、一生懸命体を支えている証拠かもしれません。 ・口がポカーンと開きやすい(顎の筋肉の張りが弱い) ・頬杖をついたり、机にもたれかかったりする ・「疲れた」「抱っこ」が口癖 ・体が柔らかすぎて、変なポーズが取れる ・じっとしているのが苦手で、常にモジモジ動く(動いていないと体を支えられない) これらはすべて、重力に負けないように必死に戦っているサインなのです。 ■ お家で楽しく!「筋肉のスイッチ」を入れる遊び 「筋肉の張り」そのものは体質なので大きく変えることは難しいですが、「スイッチを入れること」は練習でうまくなります。 寒い日にお家の中で遊びながら、体に「シャキッ!」とする感覚を教えてあげましょう。 ① 「だるまさんがころんだ」でピタッと止まる 動くことよりも、「止まる」ことが重要です。 「だるまさんが…転んだ!」で、ピタッと銅像のように固まる動き。 これは、全身の筋肉を一瞬でピンと張らせる、最高のリハビリになります。 ② お相撲さんごっこ(押し相撲) 手と手を合わせて「はっけよーい、のこった!」。 グーッと押し合う動きは、体幹と腕の筋肉に持続的な力が入り、筋肉のスイッチが入りやすくなります。 お父さん、お母さんが壁になって、思いっきり押させてあげてください。 ③ 高いところへの「よじ登り」 ジャングルジムや、お家ならお布団の山でもOKです。 自分の体を腕と足で支えてよじ登る動きは、全身の筋肉を連動させる練習になります。 ■ 「省エネ」で頑張っている子どもたちへ すぐにゴロゴロしてしまう子を見ると、「もっとシャキッとして!」と言いたくなってしまう気持ち、よく分かります。 でも、彼らは「燃費の悪い車で、一生懸命走っている」ようなものなんです。 すぐにガス欠になってしまうのは、それだけ頑張って動いているから。 もし今日、お子さんが「疲れた~」と言って帰ってきたら、 「さぼってる」ではなく、 「今日も重力に逆らって、よく頑張ったね!」 と心の中で褒めてあげてください。(もちろん、声に出して伝えてあげるともっと素敵です!) エコルドでは、そんなお子さん一人ひとりの「筋肉のタイプ」も見極めながら、無理なく、でも確実に体を使えるようなプログラムを組んでいます。 「うちの子もそうかも?」と思ったら、ぜひお気軽に内山までお声がけくださいね。 療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい 理学療法士:内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/すぐ疲れる子の体の秘密
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26/02/05 15:52 公開

やる気じゃない!理学療法士が教える、座れない子の身体的原因

こんにちは! 療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい 理学療法士の 内山 隆範(うちやま たかのり) です。 昨日のブログでは「不器用さと体のセンサー」についてお話ししましたが、今日はもう一つ、保護者の方からよくご相談いただくお悩みについてお話しします。 それは、「姿勢」についてです。 • 食事中、すぐに椅子からずり落ちそうになる • 宿題をしていると、机に突っ伏してしまう • 床に座ると、いつも「W座り(ぺちゃんこ座り)」をしている 「もっとシャキッとしなさい!」 「ちゃんと座って!」 ついつい、そんな言葉を掛けてしまっていませんか? 実は、子どもたちが姿勢を保てないのには、やる気や行儀とは別の、「身体的な理由」が隠れていることが多いのです。 ■ なぜ、姿勢が崩れてしまうのか? 僕たち大人は、無意識に姿勢を保つことができます。 しかし、発達段階にある子どもたちにとって、「重力に逆らって、良い姿勢で座り続ける」というのは、実はかなりの重労働なんです。 理学療法士の視点で見ると、姿勢が崩れやすいお子さんには、主に2つの特徴が見られます。 1. 体幹(たいかん)の力がまだ弱い 「体幹」とは、胴体の筋肉のことです。ここが弱いと、体を支えるコルセットがない状態と同じ。 重い頭を支え続けるだけで精一杯になり、学習や食事に使うはずのエネルギーを「座ること」だけで使い果たしてしまいます。その結果、疲れて机にもたれかかってしまうのです。 2. 「W座り」が癖になっている 床で遊ぶ時、足をお尻の横に出して座る「W座り(とんび座り)」をしていませんか? この座り方は、筋肉を使わずに骨のロックだけで体を支えられるため、体幹が弱い子にとっては「楽な姿勢」です。 しかし、この座り方を続けていると、体幹が育たず、股関節の発達にも悪影響を及ぼすことがあります。 ■ 姿勢が悪いと「集中力」も下がる? 「姿勢」と「集中力」は、実は密接に関係しています。 体がグラグラしている状態(姿勢が悪い状態)は、例えるなら 「揺れているボートの上で勉強している」ようなものです。 足元やお尻が安定していないと、脳は「倒れないようにバランスを取ること」に必死になります。 その結果、 • 先生の話を聞く • 手元を見て作業する といったことに注意を向ける余裕がなくなってしまうのです。 つまり、「姿勢を安定させること」は「集中力を高めるための土台作り」 でもあるのです。 ■ お家ですぐできる!姿勢サポート術 「筋トレをしなきゃダメ?」と思われたかもしれませんが、もっと簡単で、すぐに効果が出る「環境の工夫」と「遊び」があります。 ① 足の裏、床についていますか? 椅子に座った時、お子さんの足がブラブラしていませんか? 足の裏がしっかりと床(または足置き)についていないと、体幹に力が入りません。 足置き台を置くか、雑誌をガムテープで束ねたものを足元に置き、「足の裏全体がつく」ように調整してあげてください。これだけで、座る姿勢が劇的に変わることがあります。 ② 「あぐら」や「足伸ばし」にチャレンジ 床で遊ぶ時は、W座りではなく「あぐら」や「足を前に投げ出す座り方(長座)」を促してあげてください。 これらは、自然と体幹を使う座り方です。最初は数分でもOKです。 ③ 動物歩きで楽しく体幹作り お家の中での移動を、遊びに変えてみましょう。 • クマさん歩き(手と足をついて、膝をつけずに歩く) • ワニさん歩き(お腹を床につけて這う) これらの動きは、全身を使って体を支えるため、最高の体幹トレーニングになります。 ■ 「まっすぐ座ること」がゴールではありません 私たちエコルドが目指しているのは、単に行儀よく座らせることではありません。 「自分の体を楽に支えられる体」を作り、その結果として「遊びや学びに集中できる状態」を作ることです。 もし、お子さんが机に突っ伏していても、 「今は体を支える練習中なんだな」 「ちょっと椅子を調整してみようかな」 そんな風に、少し視点を変えて見ていただけると嬉しいです。 お子さんの姿勢や座り方で気になることがあれば、送迎時や面談の際に、いつでも僕たちに声をかけてくださいね。 お子さんの体に合った、具体的なアドバイスをさせていただきます! 療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい 理学療法士:内山 隆範

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/やる気じゃない!理学療法士が教える、座れない子の身体的原因
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26/02/04 10:45 公開

コップを倒す、ぶつかる…それはわざとじゃない 体の仕組み

こんにちは! 療育センターエコルドはぐみのおうちかすがい 理学療法士の内山隆範です。 僕はこれまで、総合病院でのリハビリや、利用者様のご自宅に伺う「訪問リハビリ」の現場に長く携わってきました。 その中で、何度も目にしてきた光景があります。 それは、「一生懸命やっているのに、なぜかうまくいかない」子どもたちと、その姿に悩む保護者の方々の姿です。 ■ 「なんでそんな動きになるの?」病院と在宅の違いで気づいたこと 病院のリハビリ室では、患者様は運動に集中できます。 しかし、訪問リハビリで伺う「生活の場(お家)」は違います。 「だから気をつけてって言ったでしょ」 「なんでそんなに雑に置くの?」 食事中や着替えの最中、そんな言葉が飛び交う場面に何度も遭遇してきました。 * コップをガシャンと置く * 家具に足をぶつける * ドアをバタン!と閉める 病院では「麻痺」や「筋力低下」として評価される動きも、生活の中では「乱暴」「不注意」と受け取られてしまいがちです。 理学療法士として体の動きを分析してきた僕には、痛いほど分かることがあります。 それは、「彼らは決して、ふざけているわけでも、性格が乱暴なわけでもない」ということです。 原因は、性格ではなく「体の感覚(センサー)」にあることが多いのです。 ■ 【専門家の視点】不器用さの正体は「固有受容覚」のズレ 僕たち理学療法士は、解剖学や生理学の視点から人の動きを見ます。 そこでカギとなるのが、筋肉や関節にある「固有受容覚(こゆうじゅようかく)」という感覚です。 私たちは目をつぶっていても、「自分の手がどこにあるか」「どれくらい肘が曲がっているか」が分かりますよね。 これは、筋肉や関節にあるセンサー(固有受容覚)が、脳へ正確に情報を送っているからです。 このセンサーの働きが未熟だったり、感じ取りにくかったりすると、どうなるでしょうか? * 力加減が分からない → コップを強く握りすぎる、ドアを強く閉めてしまう * 自分の体の幅が分からない → 人や物にぶつかる 本人は脳からの指令通りに動こうとしています。 でも、「ボディイメージ」という体の地図がぼやけているため、結果として動きが雑に見えてしまうのです。 ■ 「乱暴」「不注意」と言われやすいサイン【こんな様子はありませんか】 訪問リハビリや療育の現場で、よくご相談いただくケースがあります。 * ハグやタッチが強すぎる(力のコントロールが苦手) * よく転ぶ、家具にぶつかる(バランス反応や身体図式の未熟さ) * 食事中に姿勢が崩れやすい(体幹を支える感覚が入りにくい) * 箸やハサミなどを極端に嫌がる(道具の操作感がつかみにくい) これらは、親御さんのしつけの問題でも、本人のやる気の問題でもありません。 「体のセンサーが、うまく情報を拾えていない状態」である可能性が高いのです。 ■ 【おうちでできる運動療法】特別な道具はいりません 体の感覚(センサー)は、適切な刺激を入れることで育てることができます。 リハビリの専門的な道具がなくても、お家にあるもので十分に「感覚入力」の練習が可能です。 ① 「運び屋さんごっこ」で関節に圧を入れる 水を入れたペットボトルや、本を入れた袋など、「少し重たいもの」を持たせてみてください。 筋肉や関節に適度な重み(圧)がかかることで、固有受容覚のスイッチが入りやすくなります。 ② 「壁押し・床押し」で体を感じる 壁に手をついてグーッと押したり、床で手押し車をしたりする動きも非常に有効です。 自分の体重を支えることで、肩や腕の関節にしっかり感覚が入力され、「自分の体はここにある」という実感が湧きやすくなります。 ③ 圧迫刺激で安心感を 布団やクッションで体を包み、ぎゅっと圧をかけるスキンシップもおすすめです。 体の輪郭がはっきりし、リラックス効果も期待できます。 ■ 叱る前に「環境」を変える視点を 理学療法には「環境調整」という考え方があります。 本人の能力を変えるのには時間がかかりますが、環境はすぐに変えられます。 飲み物をこぼしてしまうなら、「何やってるの!」と叱る前に、 「今の体の感覚だと、このコップは難しいのかな?」と考えてみてください。 * コップに「ここまで」と目印をつける(視覚で補う) * 滑りにくいマットを敷く これだけで、失敗は減らせます。 「動作の失敗」を減らすことは、子どもの自信を守ることにもつながります。 ■ 不器用さは「体が学んでいる途中」の証 リハビリの世界では、できないことを「ダメなこと」とは捉えません。 「どうすればできるようになるか、体の使い方を探っている段階」と捉えます。 もし今日、お子さんがコップを倒してしまっても、 「今、力加減のセンサーを調整中なんだな」 そう専門家のような視点で見てあげてください。 僕がエコルドで実現したいのは、病院のリハビリ室だけでなく、 日常生活という一番大切な場所で、子どもたちが「自分の体を好きになれる」ようなサポートです。 「わざとじゃない」という理屈を知るだけで、親御さんの心も少し軽くなるはずです。 体の使い方の悩みがあれば、いつでも私たち理学療法士にご相談ください。

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/コップを倒す、ぶつかる…それはわざとじゃない 体の仕組み
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26/02/03 17:19 公開

「おしまい」の癇癪対策!魔法の予告でスムーズに気持ちを切替

1. はじめに 毎日、子育てお疲れ様です。「ご飯だからおもちゃ片付けてね」「お風呂に入るからテレビ消してね」。そんな何気ない一言がきっかけで、お子さまが激しく泣いたり、怒ったりしてしまうことはありませんか? 「どうして言うことを聞いてくれないの?」とイライラしてしまうこともあるかもしれません。でも、それはお子さまが「わがまま」なのではなく、「今」に集中する力がとても強いからかもしれません。 2. 専門家の視点 療育や発達心理学の視点では、これを「注意の転換の難しさ」や「見通しの持ちにくさ」と捉えることがあります。 まだ言葉の理解が未熟なお子さまや、こだわりが強いお子さまにとって、急に「終わり」と言われることは、「突然楽しみを奪われる」ような恐怖や不安を感じる体験になりがちです。 大人でも、大好きなドラマのクライマックスで急にテレビを消されたら怒りたくなりますよね。お子さまも同じ気持ちなのです。 3. 【今日のおうち療育】:「あとちょっと」を見える化しよう! そこで今回は、お家ですぐに実践できる簡単なテクニックを一つご紹介します。 ① 具体的に予告する 「もう少し」という曖昧な言葉ではなく、「あと3回すべり台を滑ったら」や「この長い針が6になったら」と、具体的なゴールを決めます。 ② カウントダウンを行う 終わりが近づいたら、「あと3回」「あと2回」「あと1回…」と指を折って見せながらカウントダウンします。 ③ 終われたら即座に褒める 切り替えができた瞬間、「すごい!おしまいできたね!」「かっこいいね!」と大げさなくらいに褒めてあげましょう。 【ポイント】 スマホのタイマー機能や、砂時計を使うのも効果的です。視覚的に「減っていく」様子が見えると、お子さまは心の準備がしやすくなり、納得して次の行動に移りやすくなります。 4. まとめ もちろん、すぐにうまくいかない日もあると思います。そんな時は、「今日はそういう気分だったんだね」と受け流してしまって大丈夫です。 お母さんが笑顔でいられることが、お子さまにとって一番の安心材料です。 当施設では、こうしたお子さま一人ひとりの「特性」に合わせた関わり方を大切にしています。気になることがあれば、いつでもスタッフにご相談くださいね。

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい/「おしまい」の癇癪対策!魔法の予告でスムーズに気持ちを切替
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26/02/02 21:57 公開
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