お小遣いを使いすぎる、やりくりが苦手

お小遣いをもらったらそのとき「ほしい」という衝動ですぐ使ってしまい、必要なときにはお金が足りなくなってしまう……。そうしたお金の管理について、今すぐできる対応法をお伝えします。

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お店には誘惑がたくさんあります。

「買いたい」衝動に打ち勝つきっかけをつくることが大切です。必要な分だけのお金を持ち歩くことで、余分なものを買えない状況をつくるという方法があります。
用途別にお財布を分けましょう
衝動的な気持ちでお小遣いを使ってしまうのを防ぐために、家庭でできる工夫は? の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
たとえば、「おやつ用」「バス用」「マンガ用」など、お財布を分けてみましょう。

また、お財布の中にはそれぞれ、入っている金額をメモした紙も入れておきましょう。

買い物に出かけるときには、用途ごとの財布を1つ選び持ち運ぶようにしてみます。
財布ごとに、買ったものと残りのお金をノートに記録しましょう
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ワンポイント
子ども一人で、お小遣いの使い道を考えることは簡単ではないでしょう。 お小遣いを与えた際には、お財布ごとにいくらずつ割り振りをするのか、そこから大人も一緒に考えていけると良いかもしれません。 また、「お小遣いを使い道ごとに分けている」という実感を持つために、お財布へ小銭を入れる際には、お子さん自身に行ってもらえるとより良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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