ごっこ遊びができない

役割になりきった会話が難しかったり、ごっこ遊びの輪の中でも1人の遊びに走ってしまったり。そんな時に出来る工夫をご紹介します。

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細かい設定があるごっこあそびや、体験したことのない場面よりも、お誕生日会やお買い物ごっこ、幼稚園の朝の会など身近で流れのわかりやすい場面の方が取り組みやすいかもしれません。わかりやすい小道具がある、体験したことがある、次の展開がイメージしやすい、という場面を切り出してみましょう。
ごっこ遊びの場面を選ぶ時は、お子さんの馴染みのある場面を2つあげて一緒に決めましょう 「幼稚園の朝の会と、お誕生日会ごっこ、どっちがいい?」と身近な場面やお子さんにとってわかりやすい流れのシーンを選択肢で聞いてみましょう。
「ある場面を想像して遊ぶ」というのが少し苦手なのかな?と思ったときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
遊びを開始する時は、大人や周囲のお友達から会話を始めるようにしましょう。

また、ケーキやプレゼントなどお子さんがアイテムを見て、何をするのか大体イメージできるような小道具を用意するもの良いでしょう。
「ある場面を想像して遊ぶ」というのが少し苦手なのかな?と思ったときは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ワンポイント
スムーズに会話が出来なくても、周囲からの投げかけに反応できる、自分の役割を呼ばれたら対応できる、など一部から出来ることを増やしていきましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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